iMac君ありがとう

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パソコンを常に多用する人なので
日記をさぼっている間もMacな生活を送っていたよ。

で、5年間もお世話になったiMac君と
ついに「お別れ」する時がやってきたよ。

ここ数年はせきねさん家のHP用のWebサーバとして働いてもらっていたんだけど
2004年の3月に「Webサーバとして表示が何だか遅い」って疑いをかけられて
PowerMacG3君にサーバとしてのお役目を譲って(その時の日記)、それ以降はずっと眠っていたよ。

まあ、PowerMacG3に交代してもWebの表示は速くならなくて、結局iMac君は無実だったんだけど・・・(すまんiMac君)。

で、iMac君はとっても想い出の詰まったパソコンだからずっと手元に取って置きたかったんだけど、
ノートPCならともかく、やっぱりデスクトップは「でかい(ブラウン管だし)」・・・
自分の部屋はわずか5.5畳しかないのに、この先ほとんど使わないと思われるiMac君を保管するのはとても無理だよ・・・。
(お家に余裕があれば絶対にずっととっておくのに・・・無念。)

で、超残念だけど
泣く泣く、
例によってお得意のヤフオクで売ることに・・・


↑ああ、超大事に使っていたのになぁ。
個人売買で買った中古なんだけど、もちろん付属品はすべてとっておいたよ。

ああ、iMac君が・・・


↑5年間使ったとは思えない、完全新品に近い包装で旅立っていくよ・・・

ああ、Macの素晴らしさを教えてくれたiMac君ありがとう・・・


↑ビニールまで完璧で旅立っていくよ・・・

今じゃUSB関連商品が世の中にあふれているけど
USBを急速に世に広めたのは全てはこのiMac君からだよ。


↑初めて箱を開けた時のあの気持ちは忘れないよ・・・

「PC=ベージュ色」ってださい概念を取っ払った初代iMac君はとっても偉大だよ。


↑箱も完璧・・・

うーん、この完璧さ・・・
ずっと手元に置いておきたいと言いつつ
明らかに買った時から「いつかは売り払う」ことを想定していたとしか思えん・・・(笑)

ということで、5年落ちだと普通のPCならほとんど100円とかゴミ扱いだけど
iMac君の場合は増設したメモリ(256MBx2枚)と合わせて30000円程と、かなりいいお値段で
落札されて、新しいユーザの元へ旅立って行きました。
(状態もいいし初代のボンダイブルーのRev.BでCPUやら色々と交換・改造できる比較的Mac好きには人気のあるマシンだからね。)

iMac君よ新しいユーザの元で元気に暮らしておくれ。さようなら。ありがとう・・・

ところで、Webサーバとして表示が遅い件だけどさ
よく「せきねさん家」にアクセスしてくれる人なら一時期
なんだかHPの表示が遅いなぁって思ったことある方もいるはず。

そう、1年間くらい何だか反応が遅かったり最悪つながらなかったりしていたんだよ。
原因がずっと分からなくて、パソコンのメモリを増設したりHDを速いやつに交換したり
色々やったし、変に設定をいじったのかと思って何十回もMacのOSを入れ直したり
本当にわからないなりに頑張ってさ(そもそもサーバ関連の知識全くないし…)
あげくの果てには、iMac君を売っぱらってパソコン自体交換したり色々やったのに結局原因は分からずにいたんだよ。

で、格闘を続けたある日やっと原因が分かったよ!

これはMac OS X Server自体使っている人がほとんどいないから
色々調べたんだけど、全く分からなかったよ。
でも、何気なくいじっていたら解決したよ!

きっと同じようにせっかくMacなサーバを立てたのに「何でだろ~」って悩んでいる人もいると思うので
ここの日記で書いておきます。

ポイントはたった1カ所の設定でした・・・(1年も悩んだのに…)


↑サーバ管理のWebの設定でオプションの「パフォーマンスキャッシュ」に
チェックが入っているかいないか、ただそれ1つだけです・・・(涙)。
(画像は10.4のAdmin Toolsを使っていますがそれ以前も基本的に同じ。)

全くここの設定は疑っていなかったよ・・・。
「パフォーマンスキャッシュ」にチェックが入っている動作が遅くなるよ(環境や設定にもよるけど)。
「パフォーマンスキャッシュ」のチェックをはずしたら、Webの表示などもたつくことなく、表示されるよ。

ちなみにMac OS X Server 10.3ではデフォルトで
「パフォーマンスキャッシュ」にチェックが入ってしまっているよ。

確かにサーバのOSに
Mac OS X Server 10.2を使っていた頃は大丈夫だったんだけど
Mac OS X server 10.3にバージョンアップしてからWebの表示が遅くなったよ。

調べたところ、
10.2ではデフォルトでチェックが入っていなくて
10.3からデフォルトでチェックが入っているらしい・・・(そんなこと分かるか!)

せきねさんが調べた時は見つけられなかったんだけど、
2004年の4月にAppleのサポートの文書の
Mac OS X Server 10.2, 10.3: Web パフォーマンスキャッシュについて学習する
ってところにその辺の情報が書かれたらしい(って10.3が出て半年後って遅いよ…)。

まあ、リンク先の文書を読んでも、自分は全くの素人なので何を言ってるのかさっぱり分からないので
詳しい説明はできませんが同じように困っている人のヒントになればと思います。

でも、素人の考えだと「パフォーマンスキャッシュ」って項目があったら
なんだか速くなりそうな名前だし、何も考えずにチェックを入れてしまうよなぁ~・・・ぶつぶつ・・・
まあ、解決したからいいか。

さて、初代iMac君は去って行ったんだけど・・・


↑買っちゃったよ!「iMacG5」!(って日記をさぼっていたから、もう古い話しになっちゃったけど)

iMacにG5が載ったってことで「スゲー」って感じで
発売日(9月だか10月頃)の早朝に新宿まで行ってきたよ…
最初は品薄でヨドバシで買いたかったんだけど、売ってなくて珍しくビックカメラで購入。
17インチのモデルだけど、液晶とは言え新宿から持って帰ってくるのは相当大変でした・・・(重い&箱デカイ)。

で、メモリも頑張って


↑512MBx2=1024MB(1GB)を購入!(DDR400(PC3200))

メモリの増設はとっても簡単!


↑液晶面を下にしてネジを数本ゆるめるだけで、簡単に背面のカバーがとれるよ。
(ネジはゆるめてもネジ自体は外れない便利な仕組みになってる。ネジをよくなくす自分にはありがたい…)
初代iMacと比べると進化したなぁ~(何十回開けたことか…)。


↑おお!ついにiMacにもG5が搭載される時代になったかぁ。
それにしてもうまいこと詰まっているよなぁ。

iMacG5には2つのメモリスロットがあって(デフォルト1枚はささっている)
それぞれ違う容量のメモリをさすことも可能だよ。

デフォルトで256MBのメモリがささっているから残りのスロットに1GBのメモリ1本をさして
合計1280MBにするのもいいんだけどさ、
最初の256MBを抜いて、512MBを2枚さして合計1024MBにすることにしたよ。

何でそうするかって言うと、iMacG5は同容量同構成のメモリ2枚をさすと
128bitバスモードで動作するからだよ。(デュアルチャンネルとか言ったりする?)

1枚だけさしたり、容量や構成の違うメモリを2枚さした場合には64bitバスモードになってしまうよ。

まあ、劇的に体感スピードが違う訳ではないけどさ。
1番は1GBのメモリを2本さすのがいいんだけど、去年はまだ高かったからね。

今は少しは安くなったので気合いで1GBを2枚さして2GBにすると相当快適に使えると思います。

今回買ったiMacG5の液晶画面は17inchなんだけど、
ワイドの17inch(16:9)だから普通の17inch(4:3)とは違うよ。

同じ17inchでも・・・


↑このぐらい違う(右の黒いのが普通の17inch(4:3)液晶ディスプレイでiBookは12inch)。

でも、iMacG5って普通の液晶ディスプレイとそんなに大きさが変わらないのにパソコン自体を内蔵しちゃってるんだからすごいよな。
売り場で「パソコン本体はどこですか?」って聞いている人マジでいたもん。

VAIOとかその他の液晶一体型のモデルみたいに背面がぶ厚い訳でもないしさ。


↑背面はこんな感じ。

よく見るとパソコン本体を積んでいないただの液晶ディスプレイよりも


↑薄かったりするんだよね。

それにスピーカーもそこそこ大きめのが内蔵されているので結構いい音するよ。

で、新しいMacを買って古いMacからのデータの移行も超簡単だよ。
最初に電源を入れて起動するとデータ移行用のアナウンスがあって、古いマシンとFireWire(iEEE1394)で接続するだけで自動的にメールやらブックマークやらデータやら色んな設定やらを新しいMacに移してくれるよ。

データを吸い取られる方のMac(この場合はiBook)はFireWireターゲートディスクモードで起動しておく必要があるよ。


↑iBookをFireWireターゲットディスクモードでつないでるところ。

Windowsとか使っている人には全くない概念だろうけど、
Macは超便利でキーボードの「T」を押したまま電源を入れると「FireWireターゲートディスクモード」ってのになるよ。
デスクトップでもノートでもほとんどのMacで使用できるよ。
Macを複数台もってないと使わないかもしれないけど、これがかなり便利だよ。

「FireWireターゲートディスクモード」ってのは要するにパソコン自体を外付けハードディスクとして使用できるということだよ。
別に新しくMacを買った時だけじゃなくて普段もデスクトップを使っている時に「ノートPCに入っているデータを使用したいなぁ」って時にはノートPCのMacをターゲットディスクモードにしてFireWireケーブルで接続するだけでノートPCのHDを丸ごと認識して外付けHDとして使うことができるよ。
速度もUSB2.0よりよっぽど速いし。
それ以外にも起動ディスクとしても使えるので、起動ディスクはノートPCの方を使用して、CPUはデスクトップの方っていうふうにも使えるよ。(って実際使ってみないと説明しにくいけど…)

HDの初期化やパーティションを切ったりとかも自由にできるので本当に便利。
WindowsのノートとかだとトラブってWindowsが起動しなくなったらデータの移行も何もあったもんじゃないからね。CDから起動して今時背景が青い画面で修復かけてもまともに修復できることの方が少ないし。
トラブった内蔵のHDを初期化したくないから外付けのHDとかつないでそれにOSを入れようと思っても外付けのHDを認識させるためにドライバだフロッピーだUSBだってほぼ不可能だよね(もともとOSが起動しなくなったノートPCにUSBやIEEE1394の外付けHDをつないで外付けのHDにOSを入れたりとかそんなことはDOS/Vのマシンではできないのかな?確かに外付けのPCから起動しているWindowsのノートPCって見かけないけど…)。
最終的にはパソコン分解してHD取り出して、デスクトップに2.5inchと3.5inchの変換かましてマウントしてって超大変。

Macなら別にMacOSが起動しなくてもターゲットディクスモードは起動するからデスクトップとつなぐだけだよ(そもそもOS自体が起動しないってことはまず無いし)。もしくはCDから起動して修復するか、外付けHDつないでそこにOS入れて外付けのHDから起動するかだね。

そんな便利なターゲットディスクモードの機能は今に始まったことじゃなくて・・・


↑10年以上前からあるんですけどね(PowerBook550cのSCSIターゲットディスクモード)。
いつからあるのか自分には分からないくらい前からそんな便利な機能があるらしい。
せきねさんもよく、色々デスクトップのMac(Performa588)をいじって起動しなくなった時にPowerBook550cをつないでノートのHDから起動させてデスクトップのHDを検証・修復して何とか起動させたりしたもんだよ(昔のMacOSは今のWindowsみたいに時々起動しなくなったりしたもんだ。まあ、ターゲットディスクモードにしなくてもOSのCDから起動して今のWindowsよりよっぽど簡単に修復することもできたんだけど)。

お仕事でWindowsマシンを沢山使っていて1年中勝手にトラブって無駄な時間を費やすので
つい文句ばかり出てくるのですが・・・ぶつぶつ・・・

はなしは戻って
iMacG5のキーボードって


↑これなんだけどさ、真っ白だから汚れが目立ちそうなんだよね…。

まあ、そんなことあんまり気にしてたら使えないけどさ。
でも、売る時に汚れていると・・・(買ったばっかりなのにまた売ること考えてるし…)

それに普通のキーボードじゃインパクトが無い・・・(インパクトある必要があるのか?)

ってことで色々考えて・・・


↑いまさらGriffinの「iMate」を購入。

「iMate」ってのはMac好きの必須アイテムだよ。
USBが出はじめたころに発売された商品でいまだに売っているよ。
(最近あんまり見かけないけど)

何に使うかっていうと


↑「ADB」と「USB」を変換するよ。
(ADB:昔のMacでキーボードやマウスをつなぐのに使われていたポート)

昔のMacのキーボードやマウスを使い続けたい人向けだね。
あと「ドングル」がADB接続だったりする場合に役立つよ。

ソフトを使う時に入力したりする「シリアルナンバー」はソフトウェアキーとか言ったりするけど
「ドングル」はハードウェアキーだよ(最近あんまりドングル自体なくなってるけど)。

たとえば、昔のQuarkXPress(とっても高いDTPのソフト)とかは


↑こんな「ドングル」だよ(ADB接続)。

ドングルをつなげておかないとソフトがインストールできなかったり使えなかったりするよ。
(確かにこれならCD-ROMの不正コピーをしても使えないし。頑張れば使えるらしいけど…)

で、何気に「iMate」を買っていなかったので今さら買って使ってみることに

iMacG5にADBキーボードをつなげると・・・


↑こんな感じ・・・

えっ?

しょぼいって?

だって昔の普通のキーボードしか無いんだもん・・・

でも、このキーボードをつなぐ為にわざわざ「iMate」を買った訳じゃないよ。

ふっ ふっ ふっ
ついに、「アレ」を手に入れたよ。

ずっとずっと欲しかった
あこがれの「アレ」を買ったよ

何年前から欲しいと思っていたことか・・・
時代はUSBになっちゃったから今の内に使っておかないと

念願の


↑Apple Adjustable Keyboard(アジャスタブルキーボード)!!!

しかもこの時代に未使用新品(さすがに英字キーではないけど)箱入りだよ。

うぉー すげー・・・(分かる人だけ分かってね)

Appleのキーボードの中でもそのデザインからかなり人気が高いよ。

箱もとってもきれいで役に立たないけど「保証書」付きで付属品全てありだよ。

もの自体は97年に秋葉館で買ったらしい。
確かに97年ぐらいまでは何とかMacな店で売っているのは見かけたんだけど、
3、4万円もするから学生の自分にはとても買えなかったよ(涙)。

で、箱を開けると・・・


↑ダンボールがりんごマークで切り抜いてあるよ。

で、

ついに「iMate」を使ってiMacG5につなぐと・・・


↑こんな感じ。

おお、最新のMacに古き良きアジャスタブルキーボードの新品がつながっているよ(涙)
見る人が見れば感動だよ・・・

(iMacG5でデュアルモニタ表示させていますが、手を加えないと通常はできませんのであしからず。
17inchでデュアルモニタはさすがに広々していて使いやすいよ。DVDも16:9の映像の時は本体で、4:3の映像は右側の方でって感じで使い分けできるよ。)

大きなパームレストの付いたキーボードの走りだよ。

人間工学に基づいたザインで
キーボードが中央から分割するデザインの走りだよ。

一時期、中央で分割するキーボードが結構はやったけど最近はあまり見かけないね。

知ってる限りでは
どことは言わないけど、真似っこ大好きのパクリ会社が


↑こんなキーボードを今でも売っているけど・・・

アジャスタブルキーボードはたぶん92年~93年の頭ぐらいに発売されて
(もともとMacってキーボードが別売りだったらしい。)

Appleが新しいMacを発売した時とか
ここぞって時にはかなりの確実でアジャスタブルキーボードがつながれた写真がカタログ等にあったりしたもんだよ。

ほかのメーカーはほとんど固定だけど
Appleのは自由に中央の開く角度を調節することができて


↑最大に開いた時。


↑閉じた時。

そもそも、キーボードって全てのキーが水平に並んでいるけど、
キーボードよりも人間の肩幅の方が広い訳で、
キーボードに手と指を合わせると確かに不自然と言えば不自然なんだよね。
ただ、ほぼ全てのキーボードがそうなってるから何も感じないんだろうけどさ。

でも、アジャスタブルキーボードはとっても楽に自然に入力することができるよ。
(でも、指1本だけで入力する人には使いづらいと思われる・・・そんな人は買わないけど)

なんと言っても


↑このデザインがたまらんよ。

ずっと欲しかったんだこれ。

USB版のアジャスタブルキーボードでも発売されれば絶対に買うのになぁ。
最近のAppleのキーボードは特に特徴がある訳でもないし残念。

こりゃ孫の代まで「家宝」にしよーっと。

ってことで、今日はMacな話しでした。
やっぱり、Macは楽しいなぁ。
(まあ、このiMacG5は4月にニューモデルが出る前に売っぱらって、すでに手元に無いんですが・・・)

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