LED時代に高性能高効率な蛍光灯を買う

家電
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おはこんばんちは
17日は「父の日」だったので、父親を連れて奥さまとお子様と一緒に・・・


↑ご飯を食べに行ってきました。(厚木のロイヤルインドレストランにて(カレー屋さん))

よく考えたら
今年からはせきねさんも父の日の「対象者(父親)」になっていたんだなと気がついた32歳おっさんのせきねさんです。

さて、今日はお部屋の照明「シーリングライト」のお話です。

「シーリングライト」って賃貸のお家に引越しをする時に意外と買い忘れて、引越し当日に困ったするアイテムなのですが
物件によっては最初から設置されている場合もあり

せきねさん家も・・・


↑キッチンの照明(蛍光灯)だけは最初から設置されていました。

ですが
「リビング」と「寝室」には・・・


↑入居時に照明が付いていませんでした。

ということで
「シーリングライト」を購入することに。

でも、「シーリングライト」って色々あるからどれにしよう・・・


↑昔ながらの吊るすタイプ蛍光灯
(「ひも」があるから何気に便利なんだけどねコレ。ひもを延長すれば寝ながら足の指でつまんで電気消せるし・・・(笑))


↑お金持ち風のブンブン回るムーディーな照明(誰もが一度はあこがれたはず)


↑天井にピッタリ設置するタイプの蛍光灯(最近はコレが一番メジャーかな?)


↑メーカーお勧め最新のLED照明!

色々あるし、どれも一長一短で悩むところです。
(いや、寝ながら足の指でつまんで電気消したいなら何も迷う必要はありませんが・・・)

それに設置する部屋の数によって購入する個数も変わるので、予算的にも悩むところです。
せきねさんの場合は、2部屋に設置するので2個購入します。

もとも実家のお部屋では・・・


↑昔ながらの吊るすタイプの蛍光灯をずっと使っていたので

やっぱり・・・


↑今時の天井にピタッと設置するタイプの蛍光灯が欲しいなぁと・・・

それに、お家の間取りが・・・


↑リビング(左の部屋)が10畳位の細長~いお部屋で、シーリングライトの取付位置は部屋の中央1箇所だけなのです(まぁ普通そうだけど)。

リビングの中央に設置した1つのシーリングライトで細長い部屋を全体的に照らす必要があるので
昔ながらの吊るすタイプだと、どうしても光源の位置が低くなり、部屋の隅まで光が届くかどうか微妙だなと・・・。

それなら、天井にピッタリ設置するタイプの物の方が
より光源を高く出来てお部屋の隅まで照らすことが出来るだろうと思い、天井にピッタリ設置するタイプを購入することに。

あとは「蛍光灯」にするか「LED」にするかが問題です。

せきねさん的には、シーリングライトは毎日使うものだし、何年も使うものなので
どうせ買うなら多少お値段が高くても(限度はあるけど・・・)、より性能の良いモノを買って毎日快適に過ごしたいなぁと思う訳です。

そうすると、やっぱり最新大人気の何かとすごいらしい「LED照明」か!

と思うのですが

はたして「LEDシーリングライト」って本当にそんなに無敵な商品なのだろうか?(本当に省エネなの?本当に明るいの?)
つい最近も「シーリングライト()」ではなく「電球型LED()」で・・・


↑こんな誇大表示の記事が出ていたりするし・・・
(明るさが白熱球()同等のような表示をしておきながらう実際は単に真下だけ明るくて周辺が暗いってこと)

まぁ、LEDの特徴を知っていれば「暗黙の了解」と言うか「安物ならそりゃそうだ(そんなもんだ)」って話なのですが
一般消費者としては「LEDはパーフェクト!」だと思い込んでいるので、大して性能の良くない安い粗悪品に手を出してしまうのです。
今回の件で、明るさが足りないと言う事だけでなく、「長寿命」と言う点においても安物は本当に記載通りの寿命をまっとう出来るのかどうか疑問が残ります・・・

LEDはどれもだいたい「寿命40,000時間」となっていて、1日6時間点灯しても18年間も使える計算ですが
それなりに熱が出るので放熱処理の設計がしっかりされている商品でないと、計算通りの寿命にならないと思います。

そんなこんなで少し過剰評価され過ぎなLEDではありますが
でも「電球型LED()」であれば、だいぶ開発も進んでいて、大手メーカーのLED電球であればそれなりに信頼も出来るし
「白熱電球()」からの交換であれば消費電力もかなり低くなるので1日1時間以上とかそれなりに使用すれば数年で元が取れて損はなさそうです。

但し、「白熱電球()」ではなく「電球型蛍光灯()」からの交換の場合は
もともと「電球型蛍光灯()」は高性能なので、「電球型LED()」と比べてもそこそこ省エネで長寿命です。
しかも「電球型蛍光灯()」は「電球型LED()」の3分の1や4分の1の値段で購入できます。
「電球型蛍光灯()」から「電球型LED()」に交換した場合、かなり長時間(長期間)使用して、やっと「電球型LED()」の方がお得になると言った感じです。
(1日1時間程度しか使わない場所であれば、10年経っても「電球型蛍光灯()」の方がトータルコスト的にお得でしょう・・・)

「ソフトクリーム()」・・・

要するに、「電球型LED()」は
とてもいい商品ではあるが、光の広がり方が従来の電球とは異なるので注意が必要で
安物を買うと、明るさや寿命がイマイチかも知れないので、大手のまともな商品を買った方が良くて
現状大手のまともな商品はまだまだ高価で、頑張って買ってもそれなりに長時間使わない限りトータルコスト的にお得にならないと言った感じです。

つまり「電球型LED()」は、まだまだ今は「買い時ではない」ようです。
とてもいい商品であることは確かなので
もっと効率が良くなって、価格が下がるのを待ってから買った方がお得だと思います。
(あくまでもコスト的な話なので、お国の電力事情や地球の事を考えれば早めに買い換えた方が世の中の為にはなります)

さて、話は戻って
「電球型LED()」ではなく「シーリングライト()」についてですが
こちらも「LEDシーリングライト」はまだまだとても価格が高いです。
また、「シーリングライト」として部屋全体を照らす為には、電球型よりもさらに光の広がりが重要となってきます。

光源がすべての方向に放出する光の明るさの総和のこと「全光束(単位はルーメン)」と言って、光源の明るさを示す単位として使われていますが
「蛍光灯シーリングライト」並みの全光束を「LEDシーリングライト」で実現しようとすると、
より多くのLEDをより多方向に向けて配置する必要があり、コストだけでなく消費電力までも蛍光灯を上回ってしまいます。

例えば、Panasonicの最新LEDシーリングライトだと・・・


↑8~12畳用の「EVERLEDS HH-LC700A」。価格.comでの最安値:35,068円。全光束:5,360ルーメン。消費電力:96W。

それに対して、最新の蛍光灯シーリングライトだと・・・


↑8~12畳用の「スパイラルパルック HHJZ1320」。価格.comでの最安値:17,400円。全光束:8,550ルーメン。消費電力:75W。

発光効率(全光束/消費電力)で考えると圧倒的に「蛍光灯シーリングライト」の方が上です。
得に、この「スパイラルパルック」シリーズは家庭用のシーリングライトとして現時点で最高効率です。

寿命は40,000時間のLEDにはかなわないものの、蛍光灯としては最高レベルの20,000時間を誇ります。
毎日17時~25時までの8時間点灯すると厳しく見積もっても7年間は使える計算です
(メーカー側のうたい文句(計算)では10年程使えるそうですが)。
それに中の蛍光灯さえ交換すれば、半永久的に使えます。

ちなみにLEDシーリングライトは寿命40,000時間なので1日8時間の使用で14年程度で寿命です。
寿命を迎えたら、LEDは蛍光灯のように交換はできないのでそれで終わり(買い替え)です。
(メーカー側の計算としては寿命20年を想定しているようです。20年なら交換不可の使い捨てでも妥当だとは思います)

さて「蛍光灯シーリングライト」と「LEDシーリングライト」のどちらを買うかと言うと
せきねさん的にはやっぱり「蛍光灯シーリングライト」です。

価格的な面でも「蛍光灯シーリングライト」ですし
せきねさんは細長い部屋で使用するので、より光の広がりを求めて・・・


↑「蛍光灯シーリングライト(スパイラルパルック)」にしました。

6~10畳用の「エコナビ搭載スパイラルパルック(HHJZ1220)」と
8~12畳用の「エコナビ搭載スパイラルパルック(HHJZ1320)」の2つを買いました。
(これを買ったのは1年以上前の話なのですが、内容的には今も変わらないお話です。今でもLEDより高性能蛍光灯の方がお勧めです)。

今回はLEDではなく蛍光灯を選択しましたが
でも、LEDシーリングライトはその場の雰囲気に合わせて光の色を変更できたりする物もあって


↑「さくら色」にしてリラックスできたり(シャープのDL-504V)


↑ムーディーにできたり(Panasonicのエバーレッズ)

蛍光灯シーリングライトには無い付加機能をLEDシーリングライトでは楽しむことが出来るようです。
(日々生活に追われている一般庶民せきねさんは、そのような機能をご利用する回数が少なそうなので蛍光灯でいいかなと・・・)

さて、せきねさんが買った8~12畳用の「HHJZ1320」をメインにご紹介すると・・・


↑これがシーリングライト本体です。


↑シーリングライト本体の裏側。
黒い厚めのスポンジが3つ付いており、天井にフィットするようになっています。
せきねさんは、より明るさを求めて外枠が「クリア」な商品を買いましたが

「クリア」以外に・・・


↑外枠の色が「シルバー(HHJZ1322)」の商品や・・・


↑「ダークブラウン(HHJZ1323)」の商品もあります。

外枠が「クリア」な方が光をさえぎらないので、若干明るいとは思いますが
1年くらい使うと、お亡くなりになった「虫さん」が少しだけ目立つので、その点においては外枠に色が着いている「シルバー」や「ダークブラウン」の方が良いかも知れません。


↑こちらはシェード(「ムシベール」と言う機能があり虫が好む波長をカットしてくれるそうです)
ぺこぺこしていて、とっても軽いです(床に落としても割れないし、頭に落ちて来ても死なないです)。


↑シェード内側。シェード内には1年使用しても虫さんは1匹も入り込みませんでした。

そして、メインとなる・・・


↑スパイラルパルック蛍光灯。

従来のドーナツのような形の蛍光灯とは違い、まきぐそかたつむりのような蛍光灯です。1直線のストレートの蛍光管をぐるぐる巻いた感じです。
蛍光灯は発光管が長ければ長いほど効率が良くなるので、ストレート管をまきまきすることで、従来のドーナツ型のモノと比べて明るさとコンパクト性が向上しているそうです。


↑裏側。スパイラルパルックシリーズで最も大きい「93型」となります。

さて、天井への取り付けですが・・・


↑せきねさん家の天井。

天井にはもともと・・・


↑このような「丸型」の差込口が付いていました(丸型以外に長方形の差込口にも取り付け可能です)。

「丸型」の差込口に、製品に付属している・・・


↑アダプタを取り付けます(裏側)。


↑アダプタの表側。(外側の黒いパーツがシーリングライト本体が落ちてこないように固定してくれる)

天井の差込口にアダプタを取り付けると・・・


↑こんな感じ。

アダプタを付けたら
シーリングライト本体を天井へ押し付けるだけで・・・


↑「カチッ」と音がして簡単に本体を天井へ固定することができました(とっても簡単♪)。

その後・・・


↑本体から出ている電源コードをアダプタに接続します。


↑フタをとじれば本体の設置は完了。

ここまで来たら、あとは・・・


まきぐそスパイラルパルックを取り付けて・・・


↑シェードを付ければおしまいです(シェードは軽く右へ回すだけで取り付けできます)。


↑完成♪

お隣のお部屋にも・・・


↑6~10畳用の「HHJZ1220」を取り付けました。

ちなみに、
6~10畳用の「HHJZ1220」も
8~12畳用の「HHJZ1320」も
シーリングライト本体のサイズは全く同じです。

違うのは・・・


まきぐそスパイラルパルックの大きさだけです。
左が「6~10畳用の75型」で、右が「8~12畳用の93型」の蛍光管です。


↑6~10畳用の「HHJZ1220」の本体。本体の大きさは「HHJZ1320」も「HHJZ1220」同じですが・・・


↑蛍光管の取り付け位置(固定位置)が異なるので、75型と93型の相互利用はできません(する人いないだろうけど・・・)。
ただ、部品の取り付け位置が違うだけで、ねじ穴はあるので、多少改造すれば取り付け可能かとは思いますが
内部のインバータやらが共通かどうかまでは分解してみないと分かりません。


↑こちらはリモコン(色々多機能)。
リモコンはテーブルの上に置いたり、机の上に置いたり、寝る時には枕元に置いたり
特に場所を固定せずに使っていたのですが

実際1年ほど夫婦2人で使っていると・・・

「リモコンどこ行った?どこに置いた?」

って事が多かったので

結局・・・


↑付属のリモコンホルダーを壁に取り付けて・・・


↑壁固定で落ち着きました。
最終的にこれが1番使いやすいです。(リモコン自体は簡単に持ち出し可能)。
お子さまがいたずらする事もなくなりました。

最後に「スパイラルパルック蛍光灯」の使い心地ですが
一番心配していた「明るさ」については、とっても明るくて大満足です。
壁紙やカーテンの色などでも明るさはだいぶ変わってくるのですが
せきねさん家はとにかく明るさを求めて白いカーテンにしたので
この「スパイラルパルック」の余裕ある明るさと白いカーテンのおかげで本当にとっても明るく感じます。

また、明るさは細かく調節(調光)することができるので
食事をする時や文字を書いたりする時は一番明るくして
のんびりTVをみたり、くつろぐ時間はやや明るさを落として
お子様が寝ている時は、明るさを一番落としたりと
自分好みの明るさに調節できてとても便利です。
(昔ながらのひもを引っ張るタイプの蛍光灯()だと2段階ぐらいしか調光できなかったので便利)

せきねさんが買ったスパイラルパルックは
「エコナビ」と言う節電機能を搭載したモデルなのですが


↑エコナビは、昼間や夕方など窓から外光が入ってくる状態で蛍光灯を点灯させた場合に
センサーで部屋の明るさを検知して自動的に輝度を落としてくれる(無駄に光り過ぎないようにしてくれる)機能です。
ですが、昼間とか明るい時間に蛍光灯を点灯することはあまり無いと思いますし、
「いつも昼間は消灯して、夜だけ蛍光灯を使う」と言う人にとってはほとんど利点が無い機能な気がします。

エコナビ機能を省いた・・・


↑「スパイラルパルック」もあります。
6~10畳用の「スパイラルパルックシーリングライト(HHJZ1210)」。価格.comでの最安値:11,000円。全光束:7,050ルーメン。消費電力:62W。

8~12畳用の「スパイラルパルックシーリングライト(HHJZ1310)」。価格.comでの最安値:14,900円。全光束:8,550ルーメン。消費電力:75W。

などのよりお買い得な商品もあるので、こちらもおすすめです。

時代はすっかりLEDですが、求める性能や使い方によっては
まだまだ蛍光灯も捨てたもんじゃないですし、LEDよりも省エネになる場合もあります。
これからシーリングライトを買おうと思っている人は「蛍光灯」も候補に入れてあげてください。
(今は「蛍光灯」を買って、LEDがより進化して安くなった時に「LED」を買うのが一番良さそうです)

せきねさんは「スパイラルパルック」を買って良かったです。

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