先日「Mac mini」と「MacBook Pro」に対応する「メモリ(RAM)」についての以下リンク先の記事を書きましたが・・・

↑そもそも「Mac miniのメモリの交換ってどうやるの?」
って方もいると思うので、今回はMac miniのメモリ交換方法をご紹介します。
メモリ容量が多ければ多い程アプリを同時に沢山開いてもPCの動作が重たくなりにくくサクサク動作するようになるので、
メモリ交換ができるMacをお持ちの方はチャレンジしてみてください。
(欲を言えばメモリだけでなくHDD(ハードディスクドライブ)も交換すると本当にサクサク動作になるのですが、まずはメモリから)
Mac mini(Late2012/Mid2011/Mid2010)のメモリ交換
まずは、システム終了して電源を切り、電源ケーブルなどすべてのケーブルを取り外します。
↑Mac miniをひっくり返して裏面を確認すると底面カバーにある丸い印(赤矢印)が筐体(きょうたい)の黒丸(青矢印)の位置にあり、ロックされた状態になっているので・・・
↑底面カバーを反時計回りに回して(少し力が必要)、底面カバーにある丸い印が筐体の白丸(青矢印)の位置に来るまで回してあげるとロックが解除されます。
底面カバーが取り外せる状態になるので緑丸付近を押して、底面カバーの反対側を浮き上がらせて底面カバー取り外します。
↑これだけでMac miniは簡単にメモリスロットへアクセスする事ができます。
↑メモリはメモリの両サイドにある保持クリップ(赤矢印)で固定されているだけなので・・・
↑両サイドの保持クリップを同時に外側(赤矢印の方向)へゆっくり軽く広げてあげると・・・
(静電気には注意しましょう)
↑メモリの両サイドを持って斜め上の方向へ(赤矢印)メモリを引き抜きます。
これで上段メモリを取り外す事ができました。
上段メモリの下にある・・・
↑下段メモリも同じように両サイドの保持クリップを同時に外側(赤矢印の方向)へゆっくり軽く広げてあげると・・・
↑メモリ自体がバネの力でビヨンと上に跳ね上がります。
(上段メモリの保持クリップが邪魔をする場合があるので、上段メモリの保持クリップも少し広げて、下段メモリをしっかり跳ね上げておくと取り外しやすいです。)
↑メモリの両サイドを持って引き抜くと下段メモリも取り外す事ができました♪
新規メモリの取り付け
・メモリには表裏の向きがあり・・・
↑端子部分に「切り欠き」があるので、メモリスロットに装着する際はスロット側の切り欠きに合う向きで装着する必要があります。
↑メモリの両サイドを持って斜め上方向からメモリを下段メモリスロットにゆっくり差し込みます。
↑メモリを赤矢印の方向に軽く押してメモリがしっかり差し込まれていることを確認します。
(あまり強く押し過ぎずに、接触不良にならない程度に押し込みます)
↑斜めになっているメモリの端をメモリが水平になるまで下方向(赤矢印)に押し込むと、自然とメモリが保持クリップで固定されます。
上段メモリも同じ手順でメモリスロットに装着します。
↑最後に底面カバーにある丸い印(赤矢印)が筐体の白丸(青矢印)の位置来るようにかぶせ、底面カバーを時計回りに回して・・・
↑底面カバーにある丸い印が筐体の黒丸の位置までくればロック完了で、メモリ交換終了です!
う~ん、どうでしょう?
Mac miniはドライバーなど工具を一切使うことなく簡単にメモリの交換ができるので難易度は低くて、パソコンおたくに限らず誰にでも交換が可能だと思います。
とは言えPC内部をイジる訳ですからそれなりの覚悟が必要ですし、
「私は不器用だから、必ず何かやらかす・・・」と事前に察知できる能力をお持ちの方は、無理はしないでパソコンショップに依頼するのも悪くないと思います(Mac miniなら小さくて軽いので簡単に持ち運べますしね♪)。
Mac mini(2012/2011/2010)のメモリ交換はAppleも認めている
ちなみに、ユーザーによるメモリ交換をAppleは認めていて・・・
↑Macの画面左上にあるAppleメニューから「このMacについて」を選択し・・・
↑表示されるウィンドウの「メモリ」(赤矢印)を開き、右下(青矢印)にある「メモリのアップグレードの手順」という箇所をクリックすると・・・
↑Appleのメモリ交換手順のページが表示されます。
しっかり図入りで手順が説明されているので、本家のそちらも参考にしてみてください。
メモリ交換が自由にできてカスタマイズ性が高く根強い人気のある旧型のMac miniをお使いの方はぜひ、メモリを交換・増設をしてこれからも長く快適に使い続けて欲しいなと思います。