こんばんは、日記では紹介していませんが、2年程前に・・・
↑フォグランプの「バルブ」を「ハロゲンバルブ(ノーマルの電球)」から「キセノンバルブ(HID)」に交換したせきねさんです。
(フォグにはHIDバルブよりもLEDバルブを入れた方が何かと無難ですが、当時は自分が気に入る製品が無かったのでとりあえず前のクルマで使って余っていたHIDバルブを入れておきました)
ですが、バルブの交換作業をしている最中に・・・
↑急に「お天気雨」が降ってきてしまいました・・・(なんてこった)
それでも、何とかフォグランプやバルブが濡れないように作業をして・・・
交換してしばらくの間は特に何も問題無いように思えたのですが
ある日、何となくフォグランプのレンズを見てみたら・・・
↑レンズの内側が全体的にうっすら「くもった」状態になっていました。
(夜にランプを点灯させると画像以上に「くもり」が目立ちます)
作業時にレンズ内に「雨粒」が入った訳では無いのですが、「湿度」がかなり高い環境で交換作業を行なったのでレンズ内がくもってしまったのだと思われます。
「放置すれば自然にくもりが消えるかも?」と思ってそのまま使用し続けてみたものの、結局くもりが解消される事はありませんでした。
そんなに極端にくもった訳ではありませんが、たまたま別の作業でフォグランプを丸ごと取り外した際に「フォグランプのくもりが取れたらいいのにな」と思ったので、チャレンジしてみる事にしました。
レンズ内部をふきふきできるアレを作る
とりあえず「長い棒を突っ込んでふきふきすればいいべ」って事で・・・
↑家にあった適当な「マスク」と「割りばし」を用意し・・・
↑割りばしの先端にマスクを半分ほど挟んで・・・
↑マスクのゴムでしばれば「フォグランプ用マツイ棒」の出来上がりです(笑)。
↑バルブを入れる穴に「フォグランプ用マツイ棒」を入れます。
(もう少し細めに作った方が入れやすかったかも・・・)
↑試しに「縦」に拭いてみるとこんな感じ。
拭いた場所だけくもりが多少落ちてはいますが、思った程キレイにはなりませんでした。
エタノールを使って拭いてみる
「乾拭きだとダメなのかも?」と思って、お家にあった・・・
↑「消毒用エタノール」をフォグランプ用マツイ棒の先端に染み込ませませてから、もう一度拭いてみると・・・
↑拭いた後のフォグランプ用マツイ棒の先端が少し茶色くなっており、「くもり」だけでなく長年の使用による「汚れ」もレンズに付着していたようです。
ただ、せきねさんが使用した「消毒用エタノール」は
エタノール濃度が「80%」程で、残りの20%には「水」が含まれている為・・・
↑拭いた後に少し水滴が残ってしまいました。
「乾拭き」または「乾燥」してあげないと、また同じようにくもってしまう可能性があるので要注意です。
本来は「消毒用アルコール」ではなく、よりエタノール濃度が高い・・・
↑「無水エタノール」(薬局で売ってます)を使用するべきだったようです。
こちらはエタノール濃度が99.5%で商品名通り「無水」なので、拭いた後にしばらく放っておけばほぼ全て「揮発(きはつ)」するのでレンズがくもる心配がありません。
「拭いた後」と「拭く前」で比べてみる
うん、明らかに「くもり」が取れてキレイになっている事が分かります。
でも、一見キレイになったように見えるレンズも角度を変えてさらによ〜く見てみると・・・
↑「拭きムラ」がある事が分かりました。
(バルブを入れて、夜に点灯させるともっとはっきりムラが出ると思います)
せきねさんの「拭き方」が甘かったのか、手持ちの「消毒用エタノール」の水分が残ってしまったのか、適当な「マスク」を使用したので布の「繊維」が残ってしまったのか、とにかく残ったムラが気になります。
最後に「乾拭き」でみがいて仕上げる
↑「液晶画面」や「メガネ」を拭く時に使用する「クリーニングクロス」で仕上げの「乾拭き」をしようと思います。
↑フォグランプ用マツイ棒の反対側に「クリーニングクロス」を輪ゴムで縛り付けました。
(緑色のクロスは東レが開発した超極細繊維が使用されている「トレシー」と言う商品です。せきねさんはPCやカメラなどコレで拭く事が多いです)
ちなみに、みがくのは透明な「レンズ」部分だけにしましょう。ランプの光を反射する「鏡面」部分は下手にみがくと傷付いたり鏡面が剥がれて下地が出てしまう可能性が高いです(鏡面部分のくもりや汚れはあきらめましょう)。
最後にレンズを「みがく前」と「みがいた後」で比べてみると・・・
「くもり」が取れてとってもキレイになりました♪
フォグランプの明かりが今までよりもくっきり明るく、より遠くまで届きそうな感じです。
外せるのであればフォグランプを丸ごと取り外した方が作業は楽ですが
スペースさえあれば(短めのフォグランプ用マツイ棒を作って)、バルブ交換の際に車体やバンパーに付いたままでも、できなくもない作業だと思うのでフォグランプのレンズをくもらせてしまった人はチャレンジしてみてください。