キューブがめでたく10年落ちになりました(ヘッドライトをみがいて若作り)

Z12キューブ
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こんばんは、クルマが大好きなのに気が付けばかれこれ2年以上もクルマ関連の記事を書いていない、日々の生活に追われるサラリーマンのせきねさんです・・・(クルマの記事を期待して見に来てくださる方本当にごめんなさいm(._.)m)。
日記が全然書けていないクルマの方ですが、別に乗り換えた訳でも廃車になった訳でもなく、もちろん相変わらず「キューブ」に乗り続けております。

さて、我が家のキューブは初年度登録されたのが・・・


↑「平成24年10月(2012年10月)」と言う事で、この度めでたく?「10年落ち」となりました!


↑新車で購入した訳ではなく、2015年に中古車として購入したので・・・


↑せきねさんが乗り出してからは7年半が経過した事になります。早いもんだ・・・(しみじみ)

我が家はもともとインドア派だった上に(遠出や旅行をする時間的経済的余裕もなく・・・)、コロナで迷惑をかけるのが心配で実家に帰るのも遠慮がちになり、週末に近所のスーパーへ行くぐらいの「お買い物車」になりつつあり、10年落ちですが走行距離的にはまだ「36,000km」しか走っていません(中古で買った時点で11,000kmだったので、7年半でわずか25,000kmしか走っておらず)。

走行距離が極端に少ない訳でも極端に多い訳でもないので、エンジンやら中身は特に何のトラブルもなく年式の割に元気な方なのですが、青空駐車場と言うことで走らなくても見た目の方はどんどん劣化していき・・・


↑日々「劣化」と戦いながら、ごまかしごまかし乗り続けています。

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若作りのためにヘッドライトをみがく

キューブの洗車は、1〜2ヶ月に1回近所のガソリンスタンドの洗車機に入れてシャンプー洗車で汚れを落とした後に、ワコーズのボディ用コーティング剤「バリアスコート」を吹き掛けてみがくだけのお手軽スタイルなのですが(バリアスコートは汚れ落ちも良く、ツヤも出て短時間でキレイになり洗車が楽なので前のクルマからずっと愛用中)
洗車の際に「ヘッドライト」にも同じコーティング剤(バリアスコート)を吹きかけて一緒にみがくようにしており、そのおかげなのかこれまで青空駐車の割には比較的キレイな状態を保つことが出来ていました。


↑ですが、ここ1年で急にヘッドライト上部の「黄ばみ」と「くもり・くすみ」が目立つようになり、洗車をしてもバリアスコートで磨いても状態が変わらなくなってしまいました。ポリカーボネート樹脂で出来てるヘッドライトは元々新車の時点では表面に「ハードコーティング(硬い透明な膜)」が施されているのですが、経年劣化によりハードコート層が剥がれると剥き出しになった樹脂部分が太陽光の紫外線によりどんどん劣化し、黄ばんだりくすんで曇ってしまう訳です。

ヘッドライトが黄ばむと一気に老け込むと言うかボロく見えるようになり(いや、ヘッドライトの状態に関わらず十分ボロいって話もありますが・・・)、このまま放置するといずれヘッドライト全体がまっ黄っ黄にくもって、ヘッドライトの光量も落ち夜の運転が危なくなりそうなので、この辺でしっかりと黄ばみとくもりを落とす事にしました。
(ヘッドライトが黄ばんで見栄えが悪くなったせいか、気が付けばここ1年クルマを正面から撮影した画像が全くありません・・・)

コンパウンド(研磨剤)で劣化したハードコートを削る


↑お家にソフト99社の「ヘッドライトリフレッシュ」が落ちていたので、これを使ってヘッドライトの黄ばみ取りとハードコーティングを行います。
いや、実はこちらの商品は4年半前に購入してずっとお家で眠っていました。本当はヘッドライトの黄ばみが出る前(つまり元のコーティングが剥がれ出す前)に使用して黄ばみの予防をするつもりでいたのですが、日々の生活に追われているせきねさんは「今日は時間ないからまた今度時間のある時に作業しよう・・・」なんて考えていたらいつの間にか4年半も経過し、すっかりヘッドライトが黄ばんでしまったと言う訳です・・・(お家の中にも「いつか時間のある時に組み立てよう」と思って買ったプラモデルで山積みになっていたりします・・・いわゆる積みプラ)。


↑手順的には、付属のコンパウンド(研磨剤)で表面の黄ばみや劣化したハードコートを削り落とした後に、付属のハードコート剤を塗ってヘッドライトを保護すると言う手順になっています。この製品のより詳しい施工手順は前に乗っていたクルマ(マーチ)で作業をした際に細かく説明をしているのでそちらをご覧ください。


↑製品に付属の液体コンパウンドを使ってヘッドライトを研磨するお子さま(5年生になったお子さまは、洗車やワックスがけも一緒にやってくれるのですごく助かります♪)。
ちなみに画像では電動ドリルにポリッシャーを付けて磨いていますが、元々手で磨くだけでOKな製品なので、20分程手でゴシゴシ磨くだけでも十分黄ばみが取れますし劣化したハードコートのデコボコを削ることが可能でした。手でやった方が力加減もできて細かいところも磨けるので、せきねさんも最初はお子さまと一緒に手で磨いて、最後にお子さまが楽しめるように電動工具も使って仕上げに磨いた感じです。(付属のコンパウンドの代わりに「ピカール」や「耐水紙やすり(1000〜3000番)」を使って磨いてもOKです)

ハードコート剤でコーティングしようと思ったらアクシデント発生!

コンパウンドを使ってヘッドライト表面の黄ばみと表面の古いハードコートを削り落としたら、いよいよ「ハードコート剤」を塗ってヘッドライトをコーティングします。


↑製品に付属の「ハードトップコート」(ハードコート剤)を専用のスポンジに染み込ませて使うのですが、フタを開けて逆さまにしても「液体が出てこない・・・」。
あれ?と思って中身をよく見てみたら白く固形化しており、購入から4年半も使わずに放置していた影響で使う前に「硬化」してしまったようです(ちーん。笑)
説明書には「液剤は空気中の湿気と反応して硬化するので、早めに使い切る」との注意書きがされており、未開封で硬化していた場合には交換対応してもらえるような記載もあったのですが、それは購入直後のお話で今回は4年半も放置したせきねさんの責任です、はい。

親子で「やっちまった・・・」と駐車場で立ち尽くしていたのですが、ヘッドライトはすでにコンパウンドで磨いて古いハードコートを完全に削り落としてしまった状態で、このまま放置すると太陽光の紫外線にやられて今まで以上に黄ばんでしまうので、慌てて近所のオートバックスへ代替品を買いに行く事にしました。

2年耐久「ルックス ヘッドライトクリア&プロテクト」


↑KUREの「LOOX ヘッドライト クリア&プロテクト」と言う製品を買ってみました(オートバックスで1,978円)。こちらは2021年に発売された商品で「カーケアパーツクリーナー部門 第1位」とのシールが貼ってあり、お店の売り場の一番目立つ場所で販売されていました。ネットでもすごく評判が良く、せきねさんも「2年耐久のヘッドライトコーティング剤が出たらしい」と言う情報を知っていたので迷わずこちらを購入してみました。
(ちなみに先に紹介したソフト99の商品の耐久期間は「約6ヶ月」なので、その4倍の「2年耐久」と言うのはかなり頼もしいです。ソフト99の製品はかれこれ10年前からある商品なので当時としては非常に画期的な商品でした。その内ソフト99もKUREに対抗する商品を出してくるのかなと思います)


↑パッケージ裏面の使用方法。キットの内容と使い方的にはソフト99の製品とほぼ同じですが、KUREの製品で気を付けるべきポイントは・・・


↑最初に「ディープクリーナー」と言う液剤でヘッドライトの黄ばみを落とすのですが・・・


↑黄ばみを除去する薬剤の性能は他社に比べて抜群ではあるものの「研磨剤不使用」と書いてあり、研磨剤(コンパウンド)が入っていないのでヘッドライト表面の劣化したハードコートのデコボコを削ることは出来ません。
確かに「研磨剤」が入っていない方がヘッドライトを傷付てしまう心配がないのですが、でもそれは軽度の黄ばみしかない比較的新しいヘッドライトには有効ですが、明らかに激しく黄ばんでいて表面が劣化している古いヘッドライトの場合には、一度「コンパウンド」や「耐水紙やすり(1000~3000番)」等を使ってヘッドライト表面の劣化したハードコートのデコボコを事前に取り除いてあげた方がよりキレイに仕上がると思われます。使用方法にも・・・


↑「※ヘッドライト表面にキズや劣化したコーティングなどの凹凸がある場合は、細目のコンパウンドで凹凸をならしてから施工してください。」との注意書きがあります。
よって付属の「ディープクリーナー」はあくまでも黄ばみ・くすみを取り除く強力な「汚れ落とし」であり、傷やデコボコを削る「研磨剤」ではないことを理解してから使うとよりクルマの状態に適した使い方が出来るのかなと思います。
(キズや黄ばみの少ない比較的状態の良い車両(4〜5年落ち程度)に対しての黄ばみ予防には最適で、黄ばむ少し前かうっすら黄ばみが出てきた直後に施工するのが一番効率的な気がします。)

最長2年耐持続の「超耐久クリアガラスコート」剤でコーティング

せきねさんの場合はすでにコンパウンドでヘッドライトを磨き終わった状態なので、黄ばみ落としの「ディープクリーナー」は使用せずに・・・


↑「超耐久クリアガラスコート」剤でハードコーティングを行います。


↑「超耐久クリアガラスコート」剤はヘッドライト表面に引っかき硬度6H(6Hの鉛筆で削っても傷跡が付かないと言う意味)の硬さの透明な膜を形成し、キズや紫外線、酸性雨による劣化からヘッドライトを最長2年間守ってくれるそうです。


↑施工方法は簡単で付属のクロスにコート剤を染み込ませ、ヘッドライト全体に塗り伸ばすように塗布するだけです。
塗布した箇所が明らかにクリアになるのでどこに塗ったのかすぐに判別ができて(塗った場所だけ水で濡らしたような透明感が出るので思わず「おぉ!」と親子で声を出してしまう程で)とても簡単に施工できました。
コート剤の内容量は「4ml」入っており、説明書には普通車2台分のヘッドライトに使用できると書いてありましたが、キューブの場合はヘッドライトが大きい方なので1回分使って、ほんの少し余る程度でした(お子さまにも作業をして欲しかったので2枚のペーパーに染み込ませ左右で分けて作業をした事もあり、1枚のペーパーで左右両方施工すればもっと余ったかも知れません)。

施工後は12時間触れたり水がかかったりしないよう注意し、24時間経つと完全硬化するそうです。

実験:コート剤の水滴を放置して硬化させてみる

あまった「コート剤」をヘッドライトではなく・・・


↑タブレットの画面上に数滴たらして2日程放置する実験をしてみました(画像は実験直後のまだ液体の状態)。ちなみに左側の2つの水滴は、撮影から少し時間が経過した後にうっかり揺らしてしまい1つの大きな水滴に合体してしまいました。


↑そしてこちらは2日経過後の状態。うっかり動かして合体した水滴だけなぜか白く濁りましたが、それ以外は透明な状態のまま固まり液体から固体になりました(24時間経過した時点ですでに固形化していました)。


↑タブレットの画面上に密着してしまったのでカッターの刃で固形化したコート剤を剥がしてみたところ・・・


↑ピンセットでつまむと1滴1滴がコンタクトレンズのような形状で完全に硬化していました。弾力性は全くなく、試しに割ってみると・・・


↑ガラスのような固いものが割れるような鋭利な割れ方をしました。「ガラスコート剤」という事で、この硬くて強いガラス膜がヘッドライトをしっかり守ってくれると言う仕組みです。

コーティング後のヘッドライト

施工前や施行中の画像が無くて申し訳ないですが、施工後の画像を載せておきます。


ヘッドライトが黄ばんで見栄えが悪くなったここ1年間は、無意識にクルマのフロント部分を撮影する事が無かったのですが、黄ばみがスッキリ取れてクリアなヘッドライトに戻ったので、これからはまた楽しくクルマの撮影が出来そうです♪

まとめ

古いガラス製のヘッドライトが付いた車両を除けば、高級車でも大衆車いつか必ず黄ばんでくもってしまうヘッドライトですが、コーティング剤の進化により以前よりも耐久性が4倍も向上した2年耐久のコーティング剤が、近所で手軽に購入できるようになったのはとても良いことだと思います。

ヘッドライトはクルマの顔の一部でとても目立つパーツなので「黄ばみ」があるか「クリア」であるかで印象が全く異なりますし、あまりに黄ばみ・くすみが激しいと車検にも通らなくなってしまうので、ヘッドライトの黄ばみが気になって来た方は市販のヘッドライトコーティングキットをぜひ試してみてください(どのメーカーも施工方法的にはほとんど同じです)。

ちなみに、ネット上では様々なメーカーのコーティング剤が販売されていますが、個人的に次回試してみたいのは・・・


↑業者さんも使用していて4倍長持ち(恐らく従来の6ヶ月の4倍の2年と言う意味)をうたっている、信頼と実績の3M社製「HEADLIGHT CLEAR COAT(ヘッドライトクリアコート)3917」です。こちらはガラス容器などにコーティング剤が入っている訳ではなく、あらかじめコーティング剤をたっぷり染み込ませた状態のクロスが2袋入ってセットになった商品で(3000番の研磨パットも付属)、「コンパウンド」や「耐水紙やすり」又は「付属の3000番の研磨パッド」等で磨いた後に・・・


↑お弁当に付属している「おてふき」みたいな感じで(笑)、コーティング剤を含んだクロスを袋から出してヘッドライトに塗り込んで使う商品のようです。

最近主流のヘッドライトコーティング製品はどれも「2年耐久」を売りにしてはいますが、実際は屋根付きのガレージで保管でもしない限り正直なところ「2年」も耐えられるとは思っていません。ですが、それでも従来の「半年」を超える1年や1年半の期間コーティングを維持する事が出来るのであればそれで十分ありがたいなと思っています。価格も手頃で施工も簡単なので1年か1年半のサイクルで再施工する事でクリアな状態のヘッドライトをキープできるのであれば十分価値はあると思います。

おまけ:最近のキューブ

中古で買った直後のどノーマルのキューブと最近のキューブの比較画像をおまけで載せておきます。全然紹介できていませんが、マイペースで地道にのんびり付けたり替えたり切ったり貼ったり塗ったり磨いたりと日々クルマをイジっています(懐かしのマーチの頃に使っていたホイールやパーツなど使い回せるものは可能な限り再活用しています)。本当なら1パーツごとにあーだこーだ書きながら紹介したいところですが、生活に追われ過ぎてすぐには紹介できなさそうです(そして細かく撮影はしているものの何をどう作業したのかどんどん忘れていってしまい思い出せない・・・)。もっと余裕が欲しい中年サラリーマンのせきねさんです。


これからも楽しくクルマをイジりながら、限界までなが〜く大事に乗って行こうと思います。