フロントグリルのメッシュを塗りなおす

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今回はフロントのど真ん中にあるフロントグリルの「メッシュ(網)」部分をボロ隠しリフレッシュしたいと思います。


↑社外のバンパーにありがちなのですが、フロントグリルの部分が「メッシュ(網)」になっており
この「メッシュ(網)」は古くなると色あせて白くなってしまうのです。
白くなるだけならまだしも、ただの「金網(かなあみ)」なので、放置しておくとサビが発生してしまいます・・・。

せきねさんのマーチも納車直後は・・・


↑メッシュ部分が黒々していたのに・・・

今となっては・・・


↑すっかり白く色あせてしまいました(いや、何もしないと1,2年で簡単に白くなります・・・)。

もともとメッシュ部分は「つや消しブラック」なので汚れやすく、磨きづらい面倒なパーツでもあります。

そもそも細くて存在感が薄い「ただの網」なので気にしない人は気にしないだろうし、せきねさんも今まであまり意識していませんでした。
ですが、最近フロント周辺をリフレッシュしていたら

「フロントのど真ん中にある比較的大きなパーツだし、ここがキレイだとパッと見の見栄えも結構違うかもなぁ」

と今さら「メッシュ(網)」部分が気になり出してしまいました。

さて、マーチの場合・・・


↑フロントグリルはバンパーと一体化されているのですが(納車前のせきねさんのマーチです。)

純正のバンパーの場合・・・


↑フロントグリル部分だけを取り外すことが可能です。(これのおかげでメンテナンスもしやすい)

ですが、せきねさんの付けているIMPUL(インパル)のバンパーの場合・・・


↑バンパーとフロントグリルが完全に一体化している為、グリル部分のみを取り外す事はできません。
つまり、「メッシュ(網)」もそう簡単に取り外すことは出来ないのです。

「メッシュ(網)」さえ、取り外す事ができれば缶スプレーでサクッと再塗装しておしまいなのですが

IMPULバンパーは上部から内部へアクセスすることは全く出来ない作りです(メンテナンス性が悪い。ウィンカーバルブ交換も一苦労)。
もしも「メッシュ(網)」を取り外そうと思ったら、バンパーを取り外すしかないと思います。


↑クルマの下にもぐった時にバンパーの下から手を突っ込んだこともあったのですが、かなり面倒です。

う~ん、「メッシュ(網)」をスプレーで再塗装したいけど、気軽には出来そうもないし
何かいい方法は無いかなぁ~

と考えたところ・・・

そうだ!


↑地道にタッチペンで「メッシュ(網)」を塗ってやればいいじゃん!
とやっと気が付いた訳です(スプレー塗装ばかり考えてしまっていて全然気が付かなかった・・・)。

そもそも「メッシュ(網)」なんて、ボディと違ってスプレーで均一にキレイに塗装する必要も無いのでタッチペンで十分です。

まぁ、塗るのに相当手間と時間はかかりますが、忍耐さえあれば何とかなるでしょう。

ちょうどお家に「タッチペン(日産車用スーパーブラック)」が丸々余っていたのでこれを利用したいと思います。
もともとカラー的には「つや消しブラック」のメッシュなのですが、タッチペンで「つやありブラック」に塗り替えてしまおうと思います。

と言うことで、早速作業開始です。

なるべくきれいな状態で塗った方が長持ちするので、適当なタオルでメッシュ部分をお掃除しておきます。
そして、塗っている途中でうっかりボディにたらしてしまったり、ハケ塗りなので細かい粒が飛び散ってしまったり、手がプルプル震えてボディにはみ出してしまったりすると大変なので、万が一に備えてグリル周辺にマスキングをするなどボディの保護を行います。(グリルの上側などハケを上に向けて塗ることが多いので、慎重に作業をしてもうっかりたらしてしまう可能性が高いです。)

まずは・・・


↑運転席側のメッシュをぬりぬりします。


↑比較の為に半分だけ塗ってみた画像です。
赤い線を境に左側が塗装後、右側が塗装前です。


↑赤い線なしの画像。
塗装前の白く色あせたメッシュがタッチペンによりつやのあるブラックになっていることが分かると思います。


↑別の角度から。

その後もクルマの前に座り込んで・・・


↑タッチペンでひたすら ちびちび ハケ塗りを続けて

ようやく・・・


↑運転席側完了!(15分ぐらい)


↑別の角度から。


↑ボンネットを閉じた状態。
すっかりキレイになりました♪

まだ塗っていない助手席側と比べてみると・・・


↑運転席側:塗装済。助手席側:未塗装。


↑運転席側:塗装済。助手席側:未塗装。


↑運転席側:塗装済。助手席側:未塗装。

夕方の画像なので光が反射して若干分かりづらいのですが、でもそこそこ違いがある事は分かってもらえるかな思います。

この調子で助手席側の・・・


↑メッシュも頑張ってぬりぬりして・・・
(助手席側はメッシュがすこし波打ってます・・・)


↑助手席側も完成!

ただ、「つや消し」から「つやあり」にした事で光が反射するようになり、角度によっては反射して白く見えるかも知れません。


↑別の角度から。


↑ボンネットを閉じた状態。

ボディではなくメッシュへの塗装なので
ハケ塗りだからと言って、特に塗りムラと言うかデコボコしたりしているような感じはありません。

では、塗装前と塗装後で比べてみると・・・


↑運転席側塗装前。


↑運転席側塗装後。


↑助手席側塗装前。


↑助手席側塗装後。


↑塗装前。


↑塗装後。


↑塗装前。


↑塗装後。


↑塗装前。


↑塗装後。


↑塗装前。


↑塗装後。

やはり白く色あせた状態よりも、しっかり黒々している方がメリハリが出てスッキリしているように見えます。
(ナンバープレートの奥にある薄汚れたシルバーのメッシュ部分もその内ぬりぬりしたいなと思います。)

今回塗った箇所はつや消しブラックと違ってつるつるしてい汚れが付きにくいし、付いても落としやすいので洗車も楽に出来そうです。

タッチペンを使えばメッシュを取り外さずにそのまま塗るだけなのでお手軽にできるし、
安いし、何よりサビ止めにもなるので、メッシュ付きの社外バンパーを付けている人にはおすすめです。

作業日:2013年7月7日
(この文章は、せきねさんがときどき書く「日記」の2013年7月17日の記事を流用しています)

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