だいぶメジャーになって来た「後付けサンルーフ」。
せきねさんの通っている会社からクルマで5分の所にも後付けサンルーフを展示するショールームが出来たらしくて
身近でそんな話しを聞けるようになったなんて、ちょっとびっくりしています。(きっと後付けサンルーフが付いたクルマとすれ違ったりしているんだろうな♪町中でマーチを見つけたら声をかけてくださいね。)
一度見に行ってみたいと思っています。


でも、メジャーになって来たとは言えネットで見る事の出来る画像は「装着完了」したクルマの画像ばかり・・・
誰か、バラしてレビューしてくれる人が居るとそこから色んな可能性が広がる訳で・・・
(例えば、改造してルーフじゃなくて、ボンネットに取り付けて走行中に電動スライドさせてエンジンを冷やすとか・・・必要な時だけ電動でオープンクローズできれば雨にも強いし、案外イケてると思うけど…)
せきねさん自身も買う前に「分解出来るのかな?」とか色々見たい知りたい事だらけだったので

何かの参考になればと思い、Hollandia 300 DeLuxe Mediumのガラスを取り外してみます。
(お約束:あくまでもせきねさんが自分勝手に行った手順であり、正しい手順とは限りません。自己責任でお願い致します。)


↑アッパーフレームとガラスは一体になっており、基本的にガラスの取り外しは出来ません(そう簡単に外せちゃったら危ないし…)。

でも、勇気を出してガラスを取りはずしてみると・・・
(取り外し方なんて、ネットや説明書に載っている訳でもなく、苦労しました)



↑右も左も分からず、取り外すのに精一杯で(元に戻せる保証も無いし)取り外す過程の画像無し(意味ないじゃん…笑)。
こちらは取り外したガラスの車内側ですがグリスがべっとべと・・・



↑Hollandia 300 DeLuxe Mediumのガラスの表面にはボルトなどは無く、画像の「スライドレールのフレーム」(と勝手に命名)が超強力に(何かで)接着されています。



↑この「スライドレールのフレーム」はガラスから取り外す事はまず出来ません。

ガラスの取り外し・取り付けの際に一番のポイントとなるのが・・・



↑画像中央左の「電球の形」をした「穴」です。この後も同じ形をしたものが出てくるので、重要ポイントとして覚えておいてください。



↑こちらはガラスが取り外されたアッパーフレーム



↑「スライドフレーム」(と勝手に命名)はこんなんなっていたのね。



↑もちろん、左右どちらも同じです。




電源を繋いで、ガラスを最大限にスライドさせた状態にすると・・・



↑こんな感じ。
ガラスの取り外し・取り付けはガラスを最大限にスライド(Open)させた状態で行います。



↑スライドフレームの先端はこんな感じ。
先端の脇からは、画像のようなアジャスター(と勝手に命名…)が伸びています。



↑別の角度から。
ガラスを最大限にスライドさせると、このアジャスターが画像の位置まで縮み、ガラスを完全にCloseさせるとこのアジャスターが伸びます。

先程の画像と比べると・・・


↑Closeした状態。アジャスターが伸びているのが分かると思います。
スライドフレームとアジャスターが伸び縮みする事によって、ガラスをスライドさせているようです。

で、注目すべきは・・・

↑アジャスターの先端部分にある、先程登場したものと同じ「電球」の形をした「穴」です。
この「穴」をわかりやすく「ホラーマン形の穴(←アンパンマンに出てくるキャラ)」と勝手に命名します…(「電球形の穴」って言えばいいじゃん…)。
ちなみに、この前ディスニーランドに行ったせきねさんは「ディスニーランドにもホラーマンが居るのかぁ・・・」と思ったのですが
ディズニーランドに居るのは「ホラーマン」ではなく「ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのジャック・スケリントン()」ってキャラらしいです(知らなかった)。
ホラーマンの方が愛嬌があって好きですが、お間違いなく。


さて、ガラスの取り外す過程の画像は無いのですが、取り付ける過程は撮影したのでご紹介(取り外す時は逆の順番でやればOK)。


↑まずは取り外したガラスを左右両方のスライドフレームに取り付けます(ガラスを取り外す時はこの状態で、ゆっくり力を入れて引き抜けば外れます)。

ガラスをスライドフレームやアジャスターに固定している重要なパーツが・・・


↑これです。取り外す時に格闘して若干削れているけど・・・
このパーツの形さえ事前に把握出来ていれば、取り外すのに苦労しなかったのに・・・(次の人(チャレンジャー)の為にしっかり載せておきます)

長方形のプラスチックのパーツを「固定ピン」と勝手に命名します。

「スライドレールのフレーム」と「アジャスター」と「固定ピン」の位置関係的には・・・


↑このような位置関係です。
「スライドレールのフレーム」と「固定ピン」の間に「アジャスター」が挟まれる感じです。
この画像は位置関係を表す為に撮った画像で、手順とは異なります。

ガラスの取り付けは、まずはガラスをスライドフレームに取り付けて・・・


↑「スライドレールのフレーム」に付いている「ホラーマン形の穴」と
「アジャスター」に付いている「ホラーマン形の穴」が画像のように一致する位置までガラスを移動させます。

その後・・・


↑この「6角のボルト」(と勝手に命名)を差し込みます。
この「6角のボルト」の形さえ事前にわかっていれば、ガラスの取り外しに苦労しないと思います。
せきねさんは、取り外す時にまさか「6角のボルト」がこんな形をしているだなんて想像も付かなくて(取り外すまで見えないので仕方ないのですが)
「6角のボルト」をひたすらクルクル回して、「固定ピン」を変形させてしまいました・・・


「6角のボルト」を「ホラーマン形の穴」に入れると・・・


↑こんな感じ。「6角のボルト」の一カ所削られた部分がガラス面の方向に向くように入れます。

「6角のボルト」を入れたら・・・


↑「6角のボルト」を「右90度」又は「左90度」に回転させます。
これで、「スライドレールのフレーム」と「アジャスター」が仮止めされました。

その後、「固定ピン」を差し込んで・・・


↑「固定ピン」を差し込んだ状態。
画像中央の四角い穴の部分が固定ピンをロックする為の穴です。
(「固定ピン」が上手く入らない場合は、「6角のボルト」を入れる前にある程度「固定ピン」を差し込んでおいても良いかも知れません。「6角のボルト」を入れる前に「固定ピン」を奥まで差し込んでしまうと「6角のボルト」が入らなくなります。)

ロックされれば「固定ピン」は外れませんし、「6角のボルト」も回転する事はありません。
(せきねさんは、何も知らなかったのでこの状態で「6角のボルト」をクルクル回転させて、固定ピンにダメージを与えてしまいました…)


よって、ガラスを取り外す時は逆の順なので・・・
1.ガラスを最大限にスライド(Open)させる
2.「固定ピン」を抜く(完全に抜けなくてもある程度引っ張ればOK)。
3.「6角のボルト」を削られた箇所がガラス面を向くように90度回転させる
4.「6角のボルト」を引っ張って抜く
5.ガラスがフリーになるので、ガラス全体をゆっくりと引っ張って取り外す


実際に物を触ってみないと分からないとは思いますが、パーツの形や構造さえ事前に多少把握できているのとそうでないのとは全然違うので
少しでも参考になれば嬉しいです。
(ガラス単体パーツも販売しているので、万が一ガラスが割れてしまってもこれで自分で交換する事が出来ます♪)