フレームの「スプレー塗装」が終ったら次はツヤを出して表面を鏡面にする為に「磨き」に入ります。

クリヤーをスプレーして1週間乾燥させた後の塗装面は・・・


↑こんな感じ。
これでも十分ツヤやかだし、そのままでも使用できちゃいそうな感じですが、せっかくここまで来たからもうちょっと頑張りましょう。

まずは、心を鬼にして
せっかく苦労して塗装した塗装面を・・・


↑1500番(2000番でもOK)の紙ヤスリで「水研ぎ」します!
あぁ、せっかくのツヤが・・・無くなった・・・

スプレーしたクリヤーの表面を軽〜く削る程度でOKです(クリヤーの層を突破してブラックの層まで行ってはダメです!)。表面が画像のように白っぽくなるぐらいでOK。


ここまできたら、削り粉をお掃除して・・・


↑コンパウンドの出番です。

カー用品店で粗さの異なる「3種類」が「セット」になったコンパウンドが売っていると思うのでそれでOK。
コンパウンド用のスポンジも買ってね。

コンパウンドは3種類入っているけど、「細目」と「極細」のみ使い「粗目」は今回びびって使用しませんでした・・・


まずは、コンパウンド用のスポンジに「細目」のコンパウンドを付けて・・・


↑ひたすら磨いて行きます。
あまり欲張らず、ある程度「鏡面」っぽくなってきたら

こんどはコンパウンド用のスポンジを新しい物にかえて、スポンジに「極細」のコンパウンドを付けて・・・


↑ひたすら磨いて行きます。
ただ、磨き過ぎてクリヤーの層を突破して削ってしまうと元も子もないので「俺は素人なんだからここまでやれれば十分だ♪」って位のぎりぎりのところで止めておくのが無難です。

どんなにピッカピカにしたところで、どうせクルマを走らせれば日々傷付いて行くのです。


↑せきねさんの「終了」としたポイント。

この後、さらに細かい「液体コンパウンド」で磨いても良いですが、せきねさんはここまでで「良し」としました。


コンパウンドの油分を拭き取れば・・・


↑さっきと違って、スヌがしっかり写り込んでいる!まさに鏡面!



↑タキシードサムだって、ご覧の通り♪

あぁ、頑張った自分・・・ここまでの道のりが長かった・・・(約1ヶ月)


もちろん、細かいパーツも・・・


↑「細目」のコンパウンドでちょこっと磨いた状態。


↑「細目」のコンパウンドでそこそこ磨いた状態。


↑「極細」のコンパウンドで磨いた状態。


で、一番感動したのが
フレームにガラスを取り付けた時で・・・



↑おおっ〜! なんだこのガラスとフレームの一体感は!!!
こんな後付けサンルーフはじめて見たぁ!!!

業者さんには、ぜひマネをして頂いて素人の自家塗装を超える付加価値を付けて頂いて、後付けサンルーフをより良いものして頂きたいものです。
お高い高級車やらに取り付ける後付けサンルーフにもぜひ、サラリーマン通勤用へっぽこ大衆車マーチに付いている後付けサンルーフを超えて頂きたい(笑)

って、ちょっと生意気なことを言いましたが
いいのいいの、そうやってどんどん「後付けサンルーフ」をより良い物、楽しい物にして行く事に意味があるのだから。
別にフレームが鏡面じゃなくたって、「後付けサンルーフ」を楽しむ気持ちは一緒だし、少しでも多くの人に「後付けサンルーフ」に興味を持ってもらって業者の人も忙しくなってくれれば嬉しいし。


あと、無い物ねだりで「製造元さん」やら「販売元さん」やらに「コレを出せや」とか「この色作らんかい」と偉そうに言っている態度のデカいお客さんもネットで見る限り居るようですが
(誰とは言わないけど・・・)
何で「お客」って立場を利用してそうやってお店の人へ大きな態度を取るのでしょうかね?同じ人間なのに。
まずは自分でやってみるか、一回サービス業(モスバーガーとかお勧め)でバイトでもしてみるべきだと思います(笑)


さて、脱線しましたが一時期と比べて「純正サンルーフ」もかなり復活して来たし、「純正より後付けの方が良い」と言われるくらいの物をどんどん生み出して行って「後付けサンルーフ」ファンとしては「純正サンルーフ」に負けて欲しくないのです。




↑再利用品の「Sky Top 101(Hollandia 100 DeLuxe)」だって・・・



↑ピッカピカ♪


↑本人の予想以上に「高級感」が出ました・・・。再利用品とは思えない・・・。



↑スライドした状態。やっぱり後付けの良さはこの「アウタースライド」です♪


↑頑張ってマスキングしたので、見た目にも機能的にも問題無し。

塗装前と比べると・・・

↑塗装前。


↑塗装後。


↑塗装後。


塗装なので、失敗すると面倒な事になるし、ハイリスク・ハイリターンではあることは確かです。
とりあえず、無事「成功」と言う事でめでたしめでたし。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。