ベッドの下をガサゴソ整理していたら・・・


↑10年位前に「マーチ(←前のマーチ)にフィルムを貼るべ!」って夜中のドンキで勢いで買った「カーフィルム」が全くの未使用状態で出てきたので(笑)

「今度こそ何かに使うべ!」ってことで・・・


↑リアのサンルーフに貼り付けてみることにしました。

いや、ご覧の通りもともとのガラス自体がしっかりとしたUVカットガラスですし、かなり色の濃いグリーンガラスなのでで
せきねさんが乗る分にはフィルムなんて全く貼る必要はないし、貼ると車内が暗くなってしまうので貼るのは嫌なのですが

結婚をして子供が生まれる事になり、
チャイルドシートをリアに取り付けて、お子さまがお座りになる予定なので
ほんの少しでも、リアシートの温度が下がればいいなぁと言うことで貼ってみる事にしました。
(初めての子供なので、ちょっと過保護なのかも知れませんが。まぁマーチは安物大衆車と言うことでエアコンの吹き出し口がリアに無いので)


↑フィルム自体は「可視光線透過率40%」のフィルムで、そこまで濃いフィルムではありません。薄いブルー系です。

サンルーフのガラスは、色が濃いとは言え・・・


↑直射日光の下では車内側から見ると普通に外が拝めます。夜は星や月も見えるし。
見えないくらい濃かったらつまらないし、程良い濃さのスモークガラスです。


↑まずは取り外しやすい取っ手の部分のパーツは・・・


↑取り外します。(画像上部の2つのパーツは取り外す為にドライバー回すと裏側のパーツも一緒に回ってしまう為、一度取り外すと取り付けの時も苦労するので取り外さない方が無難です。)


↑適当にいらないコピー用紙をセロテープで張り合わせて・・・


↑カットしたい大きさに、ペンで下書きをします。


↑下書きした用紙をくり抜いて、型紙を作ります。


↑フィルムの上に型紙を置いて・・・


↑マッキーでフィルム上に型取りをします。


↑フィルムをくり抜けば、あとは貼るだけです。

貼り方が正しい手順なのか分かりませんが、以下の方法で貼りました。


↑「霧吹き」に「水」と食器を洗う「洗剤」を数滴入れてガラスに吹き付け、その後ガラスを布で拭いてきれいにお掃除します。

その後またガラスに十分に霧を吹いて(洗剤入りのまま)


↑フィルムには保護フィルムが貼ってあるので、保護フィルムを上にしてガラスに貼り付けます。
その状態で保護フィルムをはがしていきますが、保護フィルムをはがしつつ、はがした箇所に常に霧を噴いてフィルムが常に濡れた状態にします。
(そうしないとフィルム同士がくっついてしまって取れなくなる。)

保護フィルムがはがれたら、フィルムをひっくり返して、ガラスに貼ります。(十分に霧を吹いていればフィルムが自由に動くので位置決めも楽です)
ヘラやらタオルやらで、気泡を出せばOKです。ヘラであまりこすると傷付くし、タオルでこすって大きな気泡を出せばOK。
(とにかくガラスもフィルムもこれでもかってくらいに霧を噴く事が大事らしい。)


↑貼り付け完了。どんなに気泡や水を出しても、貼り付け直後はすっきり透明には見えず、なんだかデコボコしているように見えます。


ですが、内部の水が乾くまでは数日かかるので、細かい気泡やデコボコは気にしない方がいいです(細かい気泡は乾くとだいたい無くなります)。

ちなみに作業中は・・・


↑ガラスレス(笑)ですが、誰もまさかガラスが無いとは思わないし、雨さえ降らなければ問題なし。

車にガラスを取り付けて、数日放置したらほとんど気泡も無く、透明度も上がって
フィルムが貼ってあることすら言わなければ気が付かない状態になりました。

今まで、グリーンだった空が青空に変わりました。

リアだけ貼ったので、フィルムを貼る前は・・・


↑前後共に同じガラスの色だったのですが

フィルムを貼った後は・・・


↑前後でやや色合いが違ってしまいました。
(フロントはロールシェードが付いているタイプの後付けサンルーフなので、フィルムは今のところ貼らないつもりです。)

車内の温度が極端に変わることはありませんが、ほんのちょっとはクールになっているはずです。

我が子にほんの少し気持ちが伝わるといいのですが。

ガラスが割れた時の飛散防止にもなるかも???
冬は日差しが入った方が暖かいし、これくらいのあまり濃過ぎず丁度良さそうです。


(この文章は、せきねさんがときどき書く「日記」の2011年8月21日の記事を流用しています)