こんばんは、運転免許を取得してから15年
クルマを色々いじっては来たものの、実は自分のクルマのタコメーター(エンジンの回転数を表示するメーター)を一度も見た事が無い
なんちゃってクルマ好きのせきねさんです。
だって、せきねさんが今まで乗って来た2台のマーチは
どちらもしょぼい(安い)グレードなので・・・
↑スピードメーターは付いていても(画像は以前乗っていたK11マーチ)・・・
↑タコメーターなんてゴージャスな計器は付いていないのです(画像は現在乗っているK12マーチ)・・・(涙)
一応、カー用品店に行けばタコメーターだけ売っていて、後付けする事も可能なのですが
不思議とこの15年間手を出さなかったせきねさんなのであります。
どうせAT(オートマチック)車なので、回転数なんて分からなくても勝手にギアが変わってくれるし、
タコメーターが無くても運転していて今まで特に不便を感じる事もありませんでした。
そんなせきねさんですが、クルマを運転するのは好きだし
たまに「いま何回転で回っているんだろう?」って思う時もあり、今まであまり興味なかったけど「タコメーターでも取り付けてみようかなぁ?」と何とな~く思って、ネットでマーチに取り付けられそうなタコメーターを検索してみることにしました。
そうしたら、デザインのかっちょいい製品が沢山あるし
エンジン始動時に針がピコピコ動いたり(オープニングセレモニー)、LEDイルミネーションがピカピカ光ったりで
こりゃぁ回転数が分かるだけでなくビジュアル的にも何だか楽しそうだぞって思って
ますますタコメーターを取り付けてみたくなりました。
(光り物好きなので・・・)
そんなこんなで、自分のクルマのエンジンの回転数を何となく知る為に
そして見た目もにぎやかにしてより運転を楽しくする為に、今さらではありますがタコメーターを購入して取り付けてみる事にしたのであります。
まずはどのメーカーのどの製品を買うか決める必要があるので、調べてみました。
一応、nismoからK12マーチ用の・・・
↑「コンビネーションメーター」が発売されていて(AT車も使える)、
↑タコメーターも付いているし
純正のメーターと入れ換えるだけなので、後付けのゴテゴテ感も出ずにスッキリ取り付ける事が出来ます。
でも、あまりにスッキリし過ぎていてパッと見で「メーター付けてます感」が無いし
K12マーチ専用なので、クルマを乗り換えたらもう別のクルマには使えなくなるし
せきねさんにはちょっと物足りないので、社外の後付けのメーターにしたいと思います。
社外品で有名メーカーと言えば・・・
↑「Defi(デフィ)」と「AUTOGAUGE(オートゲージ)」と「PIVOT(ピボット)」あたりが有名な感じです。ネット上ではこっちの方が精度が高いだとか、あっちの方が針の動きが良いだとか、値段やデザインや機能により色々と意見が分かれており、どれを買えば良いのか迷ってしまいます・・・
メーターについて知識ゼロのせきねさんは色々迷ってしまって、何となく奥さまに相談してみたところ
奥さま曰く(いわく)「メーターはクルマを乗り換えてもずっと使えるから良い物を選べ」的な事おっしゃっていたので
(奥さまは「HKS」のメーターを使っていたらしい)
なるべく妥協(だきょう)せずに自分好みの色やデザインの製品を探すことにしました。
その結果、最終的に・・・
↑Defi(日本精機)の「Defi-Link Meter ADVANCE C2(アドバンスシーツー)タコメーター」を購入しました(楽天で17,380円)。
↑この「ADVANCE C2」シリーズは1年間の限定販売モデルだったので現在は販売していませんが、ADVANCEシステムの「ADVANCE CR」や「ADVANCE BF」と互換性があり、デザインやイルミが異なるだけで機能的にはほとんど同じです。
また回転数表示は・・・
↑9,000回転までのモデルと、11,000回転までの2つのモデルがあります。
マーチはそんな高い回転数まで回らないのでせきねさんは9,000回転のモデルを購入しました。8,000回転までのモデルがあるともっと嬉しかったのですが・・・
↑メーター正面のベゼル(レギュラーポジションベゼル)は取り外す事も可能です。
↑お好みで違うタイプ(別売り)のベゼルを取り付ける事も可能です。
↑こちらは車速・エンジン回転数信号ハーネス(2m)。
今回はエンジン回転数信号(青線)のみ接続すればOKです。
(ADVANCE ZDと言う液晶画面の付いたモニターを接続する場合に車速信号(緑線)を接続する必要があるらしいです)
↑こちらはメーターに付属の50cmのメーターハーネス。
50cmと短いですが、メーターを追加した時に使う為のハーネスなので今回は使用しません。
↑メーター背面には、メーターハーネス用コネクターが2つあります。
2つのコネクターを使用すると・・・
↑メーターが増えた場合でもデイジーチェーン接続が出来るので、配線がシンプルになります。
但し、このメーターはメーター単体では動作せず、
別売りの・・・
↑「Defi-Link ADVANCE コントロールユニット」を購入する必要があります。
(楽天で税・送料込11,470円)
つまり、今回買ったメーターを動かす為には・・・
↑「メーター」と「コントロールユニット」の2つ用意する必要があると言うことです。
一応、Defiではコントローラーを必要せずメーター単体で動作する・・・
↑「Racer Gauge(レーサーゲージ)」シリーズも販売しているのですが、メーターを2つ以上取り付けるご予定がある場合には「Defi-Link ADVANCEシステム」を購入した方が何かと便利です。
メーターってタコメーターだけでなく、付けようと思えば水温やら油音やら油圧やら色々あるので、複数のメーターを取り付ける人には「Defi-Link ADVANCEシステム」がおすすめです。
さて、
↑「Defi-Link ADVANCE コントロールユニット」の中身はこんな感じ。
↑コントロールユニットには最大7台までメーターやらを接続できるので・・・
↑各種センサーハーネスを接続する為のコネクターが沢山用意されています。
↑こちらはリモコンスチッチ。
このリモコン1つで接続した各メーターを集中して操作出来ます。
説明書には・・・
赤線:+B(バッテリー:常時電源、常に12Vの線へ)
オレンジ線:IGN(イグニッション:IGN ONで12Vの線へ)
黒線:GND(アース:バッテリーマイナスへ)
白線:+ILM(照明:スモールランプONで12Vの線へ)
と書いてありました。
と言う事で、早速取り付け作業に入ります!
まずは、いちばん面倒な「エンジン回転数信号」線への接続を行います。
ちなみにK12マーチのAT車は後付けのタコメーターを「取付可能」ですが、MT車は基本的に「取付不可」のようです(Defiの適用車種検索で「適用不可」になってる)。
K12マーチのMT車にどうしても社外のタコメーターを取付ける場合は、ネットで調べた限り色々大変そうです・・・。
(MT車なら元々メーターにタコメーター付いてますけどね)
<訂正:2014/10/18>
K12マーチの場合MT車でもタコ無しのグレードが結構あるようです(12cのMTとか)・・・
(貴重な情報をくださった優しいお方、どうもありがとうございましたm(._.)m )
せきねさんのマーチはエンジン型式「CR12(DE)」の AT車です。
↑まず、メーターに付属のエンジン回転数信号ハーネス(青線)にギボシ端子(オス)をかしめておきました。
↑そして、エレクトロタップ(配線コネクター)とギボシ端子(メス)を使ってこんな物を作成。
このエレクトロタップをクルマのエンジン回転信号線に接続しようと思います。
(別にギボシ端子を使わずに直接接続しても良いのですが、せきねさんのクルマは配線がごちゃごちゃなので、後から別の配線を増やした時に一旦取り外して配線し直したりする事が多いので、取り外せると便利かなぁと思って。いや、取り外せると意図せず外れてしまう場合もあるので、この辺は好みの問題ですね。)
まずは・・・
↑丸ごと頑張って取り外します。
そうすると「ATコントロールユニット」(赤矢印)が見えるので、ここにある・・・
↑灰色の24PINコネクターからエンジン回転信号を取り出そうと思います。
↑接続しやすいように各線を保護してい黒い保護チューブをはさみでぶった切りました。
↑中段の右から4番目の青線がエンジン回転数信号線です。
(その上にも青線があって、同じ信号なのかどうかは不明。)
↑線をぶった切ってしまいそうで怖いのですが、超慎重にこんな感じで少し被覆(ひふく)をむいてから(画像はむき過ぎ・・・)
↑エレクトロタップを接続しました。
いや、エレクトロタップを使うなら被覆をむく必要は無いのですが、エレクトロタップをイマイチ信用していないので・・・
これで、エンジン回転信号を取り出す事が出来ました。
取り出した線にエンジン回転数信号ハーネスをギボシ端子で接続して、コントロールユニットに接続すればOKです。
ちなみに、マーチのAT車の場合、先に紹介したnismoの交換メーターが発売されている位なので
↑コネクターからもエンジン回転数を取れるような記事をネットで昔見かけた気がするのですが(青線かね?)
あらためて検索すると見つける事が出来なかったので
今回は無難にATコントロールユニットから信号を取り出しました。
信号の取り出しについて詳しくはDefiの「適用車種検索」のページで確認出来ます。
さて、次はコントロールユニットを車内に設置したいと思います。
コントロールユニットには、先程のエンジン回転信号ハーネスを接続したら
あとは電源を接続するのですが、イグニッション(IGN)電源は・・・
↑エーモンの「ミニ平型ヒューズ電源(ITEM No.E511)」を使用して・・・
(ヨドバシで送料込367円)
↑運転席右下にあるヒューズボックスの左から2番目にある「メーター」ってところからイグニッション電源を取り出しました。
コントロールユニット本体は・・・
本体が動かないように・・・
↑マイナスドライバー(精密ドライバー)をツメの部分にぶっ込んで、ツメを少し浮かせた状態で、線を引っ張って・・・
↑全部外しておきました。
(マジックで色を塗ったのは、どれがどこに刺さっていたのか忘れない為です)
そして、肝心のメーター本体ですが
どこに設置するか色々悩んだ結果・・・
↑ダッシュボードの右端あたりに設置する事にしました。
(直径80mmのデカいメーターを視界を妨げない位置に設置するとなると、ここしか無いかなと・・・)
取付け金具を仮置きして、マジックで印をつけて・・・
↑手前が取付金具を固定するボルト用の穴で、奥がメーターハーネス用の穴です。
あらかじめメーターハーネスのコネクタを取り外しておいたので、細めの穴でも通す事が出来ました♪
↑コネクタを元通り取付ければOKです。
メーターの取付け金具は、ボルト1本で固定しました(本当は2本で固定しますが、手前は余裕が無かったので・・・)。
メーターハーネスをメーターとコントロールユニットに接続して・・・
メーター本体を取付ければ・・・
キーを回すと・・・
↑昼間でもイルミが点灯しているのが十分分かる明るさでした。
(イルミネーションの明るさは昼・夜で別々に5段階で調節可能)
と言うことで、無事に取り付けが完了した訳ですが
何しろ免許を取ってかれこれ15年間一度もエンジンの回転数なんて見た事が無かったので
アクセル操作にあわせてピコピコ動くタコメーターが楽しくて、はじめは無駄にアクセルを踏んでしまいました(笑)
って言っても、マーチは回転数が全然上がらなくて、街乗りでは大して針は動かないですけどね・・・
(発進時に思い切り踏んで6,000回転まで行ったのが我が家のボロマーチのMAXです・・・)
でも、2,500回転ぐらいでギアが変わるんだぁ~とか、今さらですが色々知る事が出来たし
夜のイルミネーションや電源を入れた直後のオープニングセレモニーや、電源OFF時のエンディングセレモニーなど見ていてとても楽しいです♪
もっと早くタコメーターを取付けていれば良かったなぁと思いました。
しょぼいクルマを買わない限り、タコメーターなんて付いていてあたり前のパーツですが
タコメーターの付いていないクルマに乗っている方はそのしょぼさを活かして
ぜひ自分の気に入るかっちょいいいタコメーターを取付けてみて欲しいなぁと思いました。
とっても気に入ったので
メーターをさらにもう1つ増やしたいなと思ったせきねさんなのでした。
作業日:2014年1月19日
(この文章は、せきねさんがときどき書く「日記」の2014年9月28日の記事を流用しています)