パワーウィンドウレギュレーターの交換

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ついに走行距離13万kmオーバーにまで達したせきねさんのマーチ。
「ポンコツ」と呼ばれる領域に達した気がします。

そんなある日の平日、お仕事中に奥さまからメールが来て・・・

「お買い物に行ったらマーチの助手席の窓が最後まで閉まらなくなっちゃったよ!(このポンコツマーチが!)」

とのこと・・・。

夜、お家に帰って助手席のドアガラスを見てみると
ガラス自体は何とか上がるものの、あと2,3cmのところでガラスが止まってしまい、完全に閉めることが出来ない状態でした。

夜遅かったので、ドアの内張りをはがす訳にもいかず
とりあえずバッテリーの端子を一度外して付け直してから、ガラスを引っ張ったりしたら何とか閉まったので
その日はそれでやり過ごしました。

しかし、2,3日後の夜に
せきねさんがスーパーにお買い物に行って、駐車をする時に運転席の窓を全開にしたところ
今度は運転席側の窓が全開のまま全く上がって来なくなってしまいました・・・

でも、奥さまに「おつかい」を頼まれていたので、窓全開のままマーチを放置して
スーパーで何が何でも「おつかい」を済ませて、窓全開でお家に帰りました。

しかし、お家でパワーウィンドウのスイッチを何度もONにしてみてもガラスは全く上がりません。
しかも、手でガラスを引っ張り上げる事はできたのですが、手を離すとガラスが落下してしまう・・・

と言うことで・・・

ついに・・・


↑ガムテープ登場!!!カッコ良過ぎ・・・

ついに、せきねさんのマーチもガムテープのお世話になる日が来ましたか・・・これで立派なポンコツの仲間入りです・・・
(ガムテープで押さえてないと、ガラスが落ちて窓が全開になってしまうし、雨は降ってくるし・・・)

もともと、せきねさんはクルマを運転している時に運転席や助手席の電動ドアガラスを上げ下げする事がとっても多いです。
まぁ、クルマに乗っていれば誰でも窓ガラスぐらい上げ下げするとは思いますが
せきねさんの場合、普通に走行している時も、窓やらサンルーフをよく開けて走っているし
駐車場から出る時や、路地から出る時もなるべく外の音に注意したいのでその都度窓を開けます。
駐車をする時も、雨が降っていたとしてもほぼ必ず窓を全開にして確認しながら駐車します。

通勤で毎日毎日使っていたこともあってか
ここ数年は何だかドアガラスの調子が悪いというか、上げ下げする時のスピードに元気がない感じでした。

特に冬場はエンジンをかけた直後などはパワーウィンドウの動作がとても遅かったり
閉めている最中に、安全装置が働いて逆に開いてしまったりと
弱々しい感じだったのですが、少し温まれば何とか動くし、夏場は特に困る程動作が遅い訳でも無かったので何も修理せずに放置していました。
(寒いとガラスのまわりのゴム枠が硬くなるので、抵抗が増えるのは仕方のない事なのですが、それにしても極端に動きが遅かった)

ただ最近は、運転席側のドアガラスを動かす時に、ガラスを引っかく様な異音がする事もあり
そろそろ壊れるだろうなぁ~とはうすうす感じていました。

助手席側が壊れた時点で
モーターが悪いのか?それともレールやワイヤーに問題があるのか?
故障の原因ははっきりと分からなかったのですが
何にしろ、それなりの年月使っているし、助手席も運転席も駆動部を丸ごと交換しちゃった方が手っ取り早いので

モーターやレールやワイヤーなど一式で構成される
いわゆる「パワーウィンドウレギュレーター」を交換することに決めました。

「パワーウィンドウレギュレーター」とは
ドアの内張りの中にある・・・


↑こんな装置のことです(K12マーチ用)。
(モーターを回転させてワイヤーを巻き取ることで、レール上に取り付けられたガラスを上下させている)

ただ、それなりに大きな部品で
ディーラーで新品をお買い上げするとかなりお高いです。
(部品だけで左右で3,4万?取り付け工賃も入れると7万?ぐらいだったかな?もっと高いかも?点検の時に見積もりを出してもらった事があったのですが、正確な金額は忘れてしまいました。ですが、とにかく「高くて無理!」って事であきらめたのだけは覚えています・・・)

奥さま的にその金額なら
「中古パーツで手動(ハンドパワー)の窓にしちゃえば?」
と言っていたくらいなので・・・

と言うことで、経済状況的に新品は無理なので
例によっていつも通り
ヤフオクで中古の「パワーウィンドウレギュレーター」を探します。

探してみたところ
さすが大衆車マーチと言うことで、沢山出品されてはいたのですが
どうやら、K12マーチでも3ドアと5ドアで「パワーウィンドウレギュレーター」が異なるようです。

実物を見てみると・・・


↑5ドア助手席用。


↑3ドア助手席用。

3ドアの方がワイヤーが若干長いのが分かると思います。
また、ワイヤーの中央に四角いスポンジが付いているのですが、5ドア用は1つだけど、3ドア用は2つスポンジが付いています。

それと、モーターに張られているシールを見てみると・・・


↑5ドア助手席用。


↑3ドア助手席用。
3ドアの方にはシールに「3D」と書かれています。

ちなみに、5ドアの後部座席用は・・・


↑全然形状が違います(助手席側後部座席用)。

と言うことで、3ドアと5ドアではモノ自体が違うので買う時は要注意です。
もちろん、右(運転席側)と左(助手席側)でも違うので購入する時は左右も確認しましょう。

しかし、年式による違いがあるかどうかまでは今回分かりませんでした。
(たぶん年式によらず共通で使えるとは思いますが(特に3ドアは)・・・自信ないのでディーラーで確認してください)

で、せきねさんは3ドア用を買うのですが
やっぱり3ドア用は品数自体がとても少なくて(5ドアなら沢山出品されている)、
ほとんど選ぶ余地はありませんでした(しかも、急ぎで欲しいので待っていられないし・・・)。

だいたいどれもお約束で・・・
「取り外す前までは動作していました。ですが中古品の為ノークレームノーリターンでお願いします」
って商品ばかりです。

たまに、新品や状態が良いモノが出品されている場合もありますが
だいたいお値段がお高いので、そこそこの見た目で年式や走行距離の短い(=そんなに使ってない)クルマから取り外したパーツをねらいたいところですが
3ドア用は数が少ないので、選べませんでした・・・

で、買ったモノが・・・


↑到着。
(助手席側が壊れてすぐに注文したので、運転席側が壊れる前日に到着)


↑「K12マーチ 3ドア用 パワーウィンドウレギュレーター」です。
画像には写っていませんが助手席用と運転席用の両方を注文しておいて良かった♪

お値段は1つ2,000円なので2つで4,000円の送料1,000円で合計5,000円でした(ノークレームの割にはお高め?)。
まぁ、だいたいどの車種でも中古品は片側2,000円で送料1,000円が相場のようです。
(どうせ買うなら、左右両方同じ出品者から同時に買って送料を節約した方がお得)

では、せっかくなので各部を撮った画像をひたすら掲載するので参考にして下さい。
(せきねさんも壊れた直後にネットで交換した人がいないか探したけど、パッと探した限りマーチはあまり出てこなかったので・・・)
マーチ用のパーツですが、他車でもそれほど大きく変わらないと思います。

まずは運転席側から・・・


↑(車外側)


↑(車外側)ここにボルトでガラスを固定します。


↑(車外側上端)


↑(車外側下端)


↑モーターに貼られたシールには「3D」の文字が。
3ドア用であっても「3D」と書いていない場合もあるようです。
この後取り外すことになるせきねさんのマーチに付いていたモーターには「3D」の文字はありませんでした。


↑(車外側)運転席側のモーターからはハーネスがのびています。


↑(車外側)ワイヤーを巻き取るリール?の部分。


↑(車外側)別の角度から。


↑ハーネスのコネクタ。


↑ワイヤーに四角いスポンジが付いています。


↑スポンジは接着されており、手で動かそうとしても動きません。
(ワイヤーがガラスに干渉しないように(カツカツ音がしないように)スポンジが付いているのだと思います。)


↑(車内側)


↑(車内側)


↑(車内側)


↑(車内側下端)


↑(車内側上端)


↑(車内側)


↑(車内側)運転席側のモーターには黒いスイッチ(赤矢印)が付いています(助手席側には付いていません)。
このスイッチはウィンドウモーターリセットスイッチで、全閉と全開を学習させるために使うようです(あとで少し説明します)。


↑(車内側下端)


↑(車内側上端)レールとワイヤーとモーターを分解するのはかなり面倒だと思います。セットでの交換が無難です。

続いて助手席側です。


↑(車外側)


↑(車外側)ここにボルトでガラスを固定します。


↑(車外側)別の角度から。


↑(車外側)


↑モータに貼られたシールに「3D」の文字がありますが、3ドア用であっても「3D」と書いていない場合もあるようです。


↑(車外側)


↑(車外側上端)


↑(車外側)


↑(車外側)


↑(車外側)


↑(車外側)


↑(車外側下端)


↑(車外側下端)


↑(車内側)


↑(車内側下端)


↑(車内側下端)


↑(車内側下端)


↑(車内側下端)


↑(車内側)助手席のモーターからは配線は出ておらず、コネクタのみあります。


↑(車内側)助手席側のモーターには運転席側にあるようなリセットスイッチはありません。


↑(車内側)


↑(車内側)レールは丸みを帯びています。

と言うことで、ご覧の通り結構汚れています。
中古品だからと言うのもありますが、もともとグリスをべっとりと塗った状態で使用するパーツなので、汚れやすいです。
普段はドアの内張りの中にあるパーツで、通常は掃除もしませんし、ホコリがたまったり雨水がたれてきたりで、多少汚れているのは仕方ないです。

とは言え、これから取り付けるのであればよりキレイな状態にしておいた方が長持ちするので
頑張ってお掃除します。

アブラ汚れなので、「5-56」や「6-66」を全体的にぶっかければ、固着したグリスが溶け出してお掃除しやすくなります。
せきねさんは結婚してから「5-56」よりも「6-66」をよく使うようになりました。

結婚するまで「6-66」の存在は知らなかったのですが
奥さまが嫁入り道具として自分で買った「6-66」をなぜか持ってきていて
奥さまいわく「6-66はマリーン用だから5-56より少し水に強いらしいよ~(クルマにも使えるよ~)」とのこと。

で、「6-66」を噴き掛けて、アブラ汚れをとりあえず「新聞紙」で拭いていたところ・・・
奥さまが「新聞紙よりキッチンペーパーを使った方がよく取れるし早いよ~(クルマいじる時に使っている人結構多いよ~)」とのこと。

確かに新聞紙だと吸収力がイマイチなので、アドバイス通りキッチンペーパーを使用してお掃除しました。


↑お家の玄関で必死にお掃除をしているせきねさん。

そんなせきねさんの背後に・・・


↑怪しい人影が!


↑よだれをたらしたお子さまが「何やってるの?」と見ていました(笑)

で、お子さまに見守られる中お掃除した結果・・・


↑結構キレイになりました♪


少しでも寿命が延びて、よりスムーズに動作してくれるといいなぁ~

さて、「6-66」でお掃除したので、全体的に油がしっかり付いた状態ではありますが
これをこのままクルマに取り付ければ良いという訳ではありません。

なるべく長期間「潤滑(滑らかに動かす)」「防錆(サビないように)」する為に
ワイヤーやレールなど、常に動く部分(動作させた時にこすれる部分)を中心にグリスを塗っておきます。

今回は・・・


↑お家に転がっていたKUREの「万能グリース」を使用しました。
(普段このグリスを電動サンルーフのレールや、タイヤ交換時にボルト(ハブボルト)にちょこっと付けたりして使用しています)

「5-56」や「6-66」にも「防錆」効果はありますが、揮発してしまったり雨水に流されやすい為
長期間防錆してくれる訳ではないようです。
定期的に噴き掛けるのであれば、もちろん「5-56」や「6-66」でも十分防錆効果はあるのですが
今回のように滅多に手を入れないような場所にあるパーツや、雨水にさらされるパーツには「5-56」や「6-66」よりもより粘度の高い「グリス」を使った方が良いです。

「5-56」や「6-66」は、今回のお掃除のように
固着した油汚れを落とす「洗浄剤」として使用し、その後「潤滑」「防錆」としてしっかりグリスを塗る感じです。

グリスについても、用途により色々あるようですが
(使用温度範囲(耐熱温度)やら、成分やら色々・・・)
あまり詳しくないので分かりません。
ただ、パワーウィンドウレギュレーターについては、エンジンパーツのような高音・高回転の苛酷な環境で使用する訳ではないので
今回使用したKUREの「万能グリース」で十分かなと思います。
ちなみにKUREの「万能グリース」の詳細は以下の通り

――――――――――――-
耐熱性・耐水性にすぐれた、低臭タイプの汎用ペースト状グリース
<用途>
軸受け、ヒンジ、チェーン、コンベア、ギヤ、ベアリング、カムシャフト、工具類、機械類、バッテリーターミナルなどのグリースアップ。
<製品説明>
●扱いやすいペースト状で、汎用性にすぐれています。
●すぐれた耐熱性、耐水性、極圧性、機械的安定性、酸化安定性を備えています。
●長期間にわたって、潤滑・防錆効果を持続します。
●においの少ない低臭タイプです。
<使用温度範囲>
-20℃~130℃
――――――――――――-

ホームセンターやカー用品店で500円前後で売っています。

そんなこんなで、やっと準備が終わったので・・・


↑いよいよ交換です(ガムテープさんお世話になりました)。


↑まずは運転席側から。


↑とりあえずドアの内張りをはがします。
せきねさんの場合、デッドニング(適当)してしまったので、サービスホールは全てアルミシートでふさがれておりとっても面倒です・・・
デッドニングの一番大きなアルミシートを頑張ってはがしてみると・・・


↑ワ、ワイヤーが切れてるし!!!


↑しかも、ちりちり・・・
そりゃ、ガラスが上がらない訳だ・・・(って言うか何が起きたんだろう?・・・)

さて、故障箇所をガッツリ確認したので、しっかり修理です。
まずは、ガラスを取り外すのですが
ガラスは2本のボルトで固定されており、そのボルトを取り外す為には
パワーウィンドウのスイッチを押して、ガラスをあらかじめ下の方にスライドさせておく必要があります。

まぁ、電動が動けばの話なので・・・


↑せきねさんみたいにぶっ壊れた人は、頑張って手動でスライドさせましょう(笑)

で、


↑この位置で


↑プラスドライバーを突っ込めば・・・


↑ガラスを固定している2本のボルトを取り外すことが出来ます。
(ボルトは固着しており、無理に回すとガラス側のパーツを破損するので、先に「5-56」や「6-66」を吹きかけておくと、固着した油を溶かしてくれるので簡単にボルトが外れます。)

ボルトを取り外すとガラスがフリーになるので、ガラスを取り外すのですが

ガラスは・・・


↑この角度で(後輪側を上にして)・・・


↑車外側へ・・・


↑持ち上げると引き抜くことができます。
(撮影:奥さま。奥さま本人は直接いじる事は少ないのですが、いじるのを見ているのは昔から好きらしい。モノによってはせきねさんより詳しい・・・)


↑取り外したガラス。
(普段見えない所はやっぱりかなり汚れていますね・・・せっかくなのでお掃除しましょう)

ガラスの下の方には・・・


↑ガラスを固定する為のパーツが付いており、このパーツ自体にナット?(ボルトを受ける部分)が付いているので、ボルトさえ外せばナットがドア内部に落ちることはありません。

さて、ガラスを取り外したら
今度はレギュレーターを取り外します。

まずは、モータに接続されている配線のコネクタを抜いておきます。
その後・・・


↑画像の赤矢印4本でレールが、黄色矢印(一部画像では隠れていますが)3本でモーターがボルトで固定されているので、プラスドライバーでボルトを外します。
ボルトを取り外すとフリーになるので、車内側からドア内部へ押せば、ゴロンとドアの中に丸ごと落ちます。


↑レールが外れた状態のドア内部。

あとは、一番大きな穴(サービスホール)からレギュレーターを丸ごと外に出せば・・・


↑摘出完了!


↑ワイヤーが完全に切れてます・・・


↑左が取り外した物で、右が買ってきた物です。

なぜワイヤーが切れてしまったのか、色々観察してみたところ

モーター付近のワイヤーを巻き取っている・・・


↑このリール?付近に引っかかっている丸い物体が怪しいです。
(ちなみに、せきねさんのマーチのモーターには「3D」の文字はありませんでした。)

買って来たレギュレーターと比べてみると・・・


↑丸い物体はありません。


↑どうやらワイヤーの端に付いている丸い止め具が、本来は画像のようにもっと内部の見えない位置にあるはずなのに、リールの外に出てきてしまったようです。
たぶん、飛び出た丸い物体にワイヤーが干渉してワイヤーが擦れて、最終的に切れてしまったのかも知れません。

さて、交換用のレギュレーターは逆の手順で
サービスホールよりドア内部に入れて、モーターは3本、レールは4本のボルトで固定すればOKです。

その後、ガラスを車外側から・・・


↑取り外したときと同じ角度で入れて2本のボルトでガラスとレールを固定すればOK。
その後、モーターの配線コネクタを接続します。

助手席側も同じように交換します。
まずは運転席同様にガラスを取り外します。
運転席側はモーターから配線が出ていたのですが、助手席側のモーターはコネクタだけなので


↑あらかじめモーターに接続されているコネクタを・・・


↑抜いておきます。(コネクタを抜く前に、うっかり先にモーターを固定しているボルトを外してしまったので、コネクタを抜くのに苦労しました・・・)


↑画像の赤矢印4本でレールが、黄色矢印3本でモーターがボルトで固定されているので、プラスドライバーでボルトを外します。


↑取り外した助手席側のレギュレーター。


↑助手席側のモーターのシールにもせきねさんのマーチの場合「3D」の文字はありませんでした。


↑助手席側もワイヤーの一部がちぢれている状態でした。

って言うか、取り外した物は全然「油っけ」が無いですね・・・パワーウィンドウの動きがにぶかったのはこの辺が理由なのかも知れないです。
せきねさんのマーチは平成14年式なので、約10年も大衆車をヘビーに使えばまぁ仕方ないのかなと思います。
(屋根付きのガレージとかに止めていれば、そりゃ違うんだろうけど・・・)

これらを考慮して、しっかりグリスアップしておきましょう。


↑左が買った物で、右が取り外した物です。

と言うことで、運転席側と同じように助手席側も作業をして
レギュレーターの交換完了!

運転席側と助手席側の両方の作業が終了したら
最後に「ウィンドウモーターのリセット」作業を行います。

リセット作業については各メーカー・年式により、やり方が異なるようですが
せきねさんはこちらのサイトを参考にしました。

K12マーチの場合、運転席側に「リセットスイッチ」があったので以下の手順を行いました。

――――――――――――-
手順1.ガラスを一番上までUPする(窓を全部閉めた状態にする)
手順2.リセットスイッチを押し、リセットスイッチを押したままガラスを一番下までDOWNする(窓を全部開いた状態にする)
手順3.リセットスイッチを離す
手順4.ガラスを一番上までUPする(窓を全部閉めた状態にする)
(但し、手順4でガラスをUPする時は、オート操作でUPしないようにする。←だいたいパワーウィンドウのスイッチって強く操作するとゆびを離しても自動的に最後までUPしてしまうので、その機能を使わずに軽くスイッチを操作して上までUPさせる)
――――――――――――-

実際にリセット作業をやってみたのですが、うまくリセットできたかどうかイマイチよく分からず。
そもそも、運転席と助手席は同時に操作するのか?それとも別々に操作するのか?よく分からず・・・
(今度、点検の時にディーラーで聞いてみます)
とりあえず、運転席側のスイッチを使用して、両方同時にリセット作業をしたところ問題なさそうなので、良しとしましょう。

以上で「パワーウィンドウレギュレーター」の交換は終了です。
パワーウィンドウがぶっ壊れて、ガムテープマーチになるなど一時は焦りましたが
無事に交換・修理できて良かったです。

交換後は運転席も助手席も「パワーウィンドウってこんなにスイスイ動くんだぁ~」って感じで
久しぶりに元気に上下するガラスを見て奥さまと今さら感動してしまいました。
(やっぱり手動じゃなくて電動で良かった・・・笑)

と言うことで、大衆車に限らずとも長く乗れば結構ありがちな故障だと思いますし
作業自体は交換するだけなので、想像していたよりは難易度は低かったです。
多少クルマいじりが好きな人なら、きっと交換できると思います(但し、グリスでべっとべとになるので要注意・・・)。
ウィンドウの調子が悪くなってしまった人やお安く修理してみたい方の参考になれば嬉しいです。

こうして、ガラスの動きだけ新車並になったせきねさんのマーチなのでした。
長いこと乗っていますが、アレコレ整備・修理して最近絶好調のマーチです。
まだまだ乗ります♪(最近奥さまがよく乗ってくれています♪)

購入価格:3ドア用中古パワーウィンドウレギュレーター左右両方で送料込5,000円(Yahoo!オークション)。
取付日:2012年10月07日
(この文章は、せきねさんがときどき書く「日記」の2012年10月25日の記事を流用しています。)

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