黄ばんだヘッドライトをみがく

スポンサーリンク

走行距離が14万Km近くになった平成14年式のせきねさんのマーチ。
せきねさんのマーチのヘッドライトは、実は左右両方共にヘッドライトユニットを丸ごと2回交換していて(3セット目)


↑最後に交換したのは2011年2月です。

その時は・・・


↑HID用(キセノン用)のヘッドライトユニット(画像右)が欲しくて、交換したのですが
安さを求めて運転席用と助手席用でそれぞれ別々に中古品を購入しました。

助手席用のヘッドライトユニットは、かなり程度の良い物だったので
購入から2年が経ちますが、現在も傷や黄ばみもなくてとってもキレイです♪

ですが、運転席用に買ったヘッドライトユニットは、
中古品として買った段階で、あまり状態が良いモノではなく、よく見ると細かいひびが入っていたり黄ばんでいたりしました。

画像でキレイに見えるのは、取り付ける前に・・・


↑ソフト99の「LIGHT ONE(ライトワン)ヘッドライトリフレッシュ」でみがいて黄ばみを落とし、コーティング処理(6ヶ月有効)を行ったからです。
みがいたおかげでしばらくの間(半年とか1年)はそこそこキレイでした。

ですが、その後メンテナンスをしていなかったし、そもそも忙しくて洗車すらあまりしなかったので
2年以上経過した現在は・・・


↑すっかりまた黄ばんでしまいました・・・
(もっとこまめに洗車やワックスがけをしていればここまで黄色くはならなかったと思います)

どのくらい黄ばんでいるのかと言うと、夜ヘッドライトを点灯させると
明らかに運転席側と助手席側でライトの色が違って見えるくらい黄ばんでいます。

実際に助手席側と比べてみると・・・


↑こんな感じ。
運転席側が黄ばんでいるのが分かると思います。
(実際に見ると画像よりももっと黄色く見えます・・・)

昔の車はヘッドライトがガラス製だったので、黄ばんだりしなかったのですが
最近のクルマのヘッドライトはどの車種も樹脂製なので(割れた時の安全面からガラス製はNGになったのでしょう)
古くなって劣化すると黄ばんでしまうのです。

クルマにとって「ヘッドライト」って結構存在感のある大きなパーツなので
洗車してボディがいくらきれいになっても、ヘッドライトが黄ばんでいると何だか古臭く見えてしまうのですよね・・・
(いや、古臭いというか実際に古いのですが・・・)

たまに街中でヘッドライトが「激しく黄ばんでいる」クルマを見かけることがありますが(結構いる)
あまりに黄ばみ過ぎると、ヘッドライトの「光量」も落ちてしまい、夜の視界が悪くなるし
場合によっては車検にすら通らない事もあります。

と言うことで、安全確保の意味も込めてこれ以上の黄ばみを防ぐ為にヘッドライトをみがきたいと思います。
(少しでもボロ隠し(若作り)ができるように・・・)

さて、カー用品店に行くとヘッドライトをみがく為の商品が沢山売っていますが
せきねさんは「研磨」処理と「コーティング」処理が別々に出来て、お値段もお高過ぎない・・・


↑ソフト99の「LIGHT ONE(ライトワン)ヘッドライトリフレッシュ」をまた購入しました。
(オートバックス.comで安売りをしていて送料無料の598円でした。通常は1,200円前後)。

中身は・・・


↑今も昔も変わらずこんな感じ。
みがき用の「クロス(2枚)」と「ベースクリーナー」、コーティング用の「スポンジ(2個)」と「ハードトップコート」です。

さて、早速これを使ってヘッドライトをみがいてみようと思います。
ですが助手席側のヘッドライトは黄ばんでおらずキレイなので、今回は運転席側のヘッドライトのみをみがきます。
(下手にみがくと元々のコーティングがハゲて、逆に黄ばみやすくなってしまうので)

まずは、ヘッドライト表面の汚れを落とすために・・・


↑バケツに水と台所用中性洗剤を入れ、スポンジを使ってヘッドライト表面の汚れをガッツリ落とします。
(どうやら、細かい傷(溝)に汚れが入り込んでいたらしく、これだけでも結構黄ばみが薄くなりました・・・)

スポンジでヘッドライト表面の汚れを落としたら・・・


↑「ベースクリーナー」を使って、クロスでヘッドライトをゴシゴシみがきます。
「ベースクリーナー」は「液体コンパウンド(研磨剤)」みたいなものなので(液体クレンザーみたいなもの)、これをクロスに付けてみがくとヘッドライトの表面が削られ黄ばみが落ちます。

少しこすっただけでも・・・


↑黄ばみが取れて(削れて)いることが分かります。
(今回は撮り忘れたので、前回作業した時の画像です)

あまり削り過ぎるのも良くないのですが、せきねさんの場合は結構黄ばんでいたし、傷も多いのでかなり念入りにゴシゴシ磨きました。
(みがくことで黄ばみや細かい傷は落ちますが、深い傷まではさすがにキレイにはなりません。黄ばみさえ落ちればOKだと思います。)


↑ヘッドライトの表面だけでなく、ボンネットを開けた側面部分の黄ばみもみがいて落とすとよりキレイに見ます。
(但し、ボディは磨いてしまわないように注意しましょう。ボディまでみがいてしまうとボディの塗装がはげてしまいます。)

で、頑張ってみがいた結果・・・


↑どうよ?
黄ばみが落ちて、助手席側とほとんど同じクリアなヘッドライトになりました♪

みがく前と比べてみると・・・


↑磨く前


↑磨いた後。


↑磨く前


↑磨いた後。


↑磨く前。


↑磨いた後。

キレイになったでしょ?
よく見ると深め線傷はどうしても残ってしまっていますが(買った時からだけど)、それは洗車やワックス掛けをせずに放置して樹脂がひび割れしてしまったからなので仕方ないです。
ですが「黄ばみ」の方は十分取れていると思います。

さて、ヘッドライトの表面を削って黄ばみを落としたのですが
これをこのまま放置すると、あっという間にまた黄ばんでしまいます。

黄ばみにくくする為に、最後に・・・


↑「ハードトップコート」をぬりぬりして、ヘッドライトの表面をコーティングしてあげます。

この「ハードトップコート」は、透明な液体なのですが

成分は「ケイ素化合物」で、いわゆるガラス系のコーティング剤のようです。
このコーティング剤を付属のスポンジを使って、ヘッドライトの表面に薄く塗ってあげると、コーティング剤が数時間から数日で硬化して・・・


↑ガラスのような強い層となりヘッドライトを保護してくれる訳です。

環境にもよりますが一応この商品では6ヶ月程の耐久性をうたっています。
(せきねさんの経験として、これを使って1年くらいはそこそこキレイでした。)

このガラス系のコーティングは、ここ数年の自動車業界では結構流行っているというか浸透していて
スタンドやら専門店やらでクルマのボディコーティングをお願いすると、だいたいこの「ガラス系コーティング」が主流になっているようです。
(せきねさんのマーチが年に1回業者でやってもらっているコーティングもガラス系コーティングです。)

洗車後のボディのお手入れも
昔は「固形ワックス」が主流でしたが、最近は・・・


↑シュアラスターの「ゼロウォーター」やら


↑プロスタッフの「CCウォーター」やら


↑ソフト99の「スムースエッグ リキッド」やら

水のような液体のコーティング剤が各社から発売されており、かなり売れているようです。
ボディに限らずヘッドライトやホイールなどどこにでも使えるし、シュッと噴いてスポンジやクロスで磨くだけなので固形ワックスよりも手軽に使えて人気があるみたいです。

これらもすべて「ガラス系コーティング」剤であり
(正確には「ガラス」とか「ガラス系」とか「ガラス繊維」とか色々あって全然違うのですが、おおざっぱにまとめてガラス系とさせてください)

例えば、お手軽適当洗車派のせきねさんが買ってみた・・・


↑ソフト99の「スムースエッグ リキッド」の成分を見てみても・・・


↑やっぱり「ケイ素系樹脂」が入っており、ガラス系(ガラス繊維系)のコーティング剤のようです。

どれも基本的な原理は同じで、洗車後にコーティング剤をぬりぬりして
ガラスのような膜と言うか層を作ることでボディやヘッドライトを保護するという訳です。
(定期的にこまめにコーティングしてあげると、より層を維持することができてしっかり保護出来るらしい)

と言うことで、「ヘッドライトリフレッシュ」の耐久性は6ヶ月程ですが
しっかり洗車やらコーティング剤やらで手をかけてあげれば、もっと長くクリアなヘッドライトをキープできるのかなと思います。

せきねさんは面倒くさくて洗車をサボる人なので、クリアなヘッドライトをどれだけ維持できるか分かりませんが
なるべく維持できるように頑張ろうと思います。(黄ばんだらまた磨きますが・・・)
せめて、黄ばんでいない助手席側のヘッドライトをこのままキープできると良いなぁと思います。

では、最後にみがいたヘッドライトをご覧あれ・・・

運転席側と助手席側で比べてみると・・・


↑運転席側(みがいた方)


↑助手席側(最初からキレイな方)


↑運転席側(みがいた方)


↑助手席側(最初からキレイな方)


↑やっぱりヘッドライトがキレイだと若返ったように見えて嬉しいです♪

ヘッドライトが黄ばんでしまった方にはおすすめです♪

作業日:2013年5月12日
(この文章は、せきねさんがときどき書く「日記」の2013年5月25日の記事を流用しています)

2014/06/15:追記
このヘッドライトリフレッシュ作業から1年経過後のお話はこちら

タイトルとURLをコピーしました