こんばんは、クルマを買い換えたら「フロントグリル」を交換したいなと思っていたせきねさんです。
ですが、実際クルマを買い換えてみたら「しばらくはノーマル状態を楽しむのもいいな・・・」と思ってしまい、1年半程ノーマルの「フロントグリル」を使用してきました。
「ノーマル」のフロントグリルも良いのですが、何かしら「カスタム」をしないと気が済まない人なので、そろそろノーマルとは異なる自分好みの「フロントグリル」に交換しようと思います。
そもそも「フロントグリル」ってどこだっけ?って方の為に・・・
↑赤矢印の部分がキューブの「フロントグリル」です。
(四角いパーツで丸ごと交換が可能です)
ご覧の通り「フロントグリル」はクルマの真正面のど真ん中に取り付けられている大きいパーツなので
このパーツ次第でクルマの見た目や印象が大きく変わる、まさに「クルマの顔」とも言えるデザイン的に超重要なパーツなのであります。
(どんなグリルを選ぶかで、オーナーの個性がクルマにあらわれたりする面白いパーツです)
と言うことで、自分が気に入る自分好みの「フロントグリル」を探したいと思います!
「社外品」のフロントグリル
まずは「社外品」から探してみると・・・
CURIOUS MODELS (キュリオスモデルス)
↑CURIOUS MODELS (キュリオスモデルス)の「Z12スポーツグリル」。
↑画像は「純正色塗装済み(38,880円)」の製品。
これぞ「フロントグリル」と言った感じの大穴1つのグリルで、社外品の中では一番の大口径だと思います。
カラーリングの異なる・・・
↑「ガンメタル(38,880円)」の製品もあるし(ヘッドライトユニットのフチの色と一体感が出てgood)
↑「カーボン(41,040円)」調の製品も販売されています。
IMPUL(インパル)
↑IMPUL(インパル)の「フロントグリル」(未塗装・FRP:36,000 円(税別))
↑ボディカラーが「ラグーンブルー」だとこうなるらしい。
中央で分割された「2つ穴」のグリルで、インパルのバンパーに似合うインパルらしいグリルです。
M’z SPEED(エムズスピード(ゼウス))
↑M’z SPEED(エムズスピード(ゼウス))の「フロントグリル」(未塗装:38,000 円(税抜))
細めの「3つ穴」のグリルです。チラリと見えるシルバーのメッシュがいい感じです。
966design
続いて4社目も「3つ穴」で・・・
↑ヤフオクで売っている966designの「Z12キューブグリル」(未塗装・FRP:21,600円(税別))
出品者さんによると・・・
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フィンを左右のヘッドライトギリギリまでのばす事によりワイド感が出るよう工夫。
グリルをヘッドライトやバンパーに合わせて少しだけ前方に出して立体感を出し、グリルに立体感を持たせながらも斜め上方から見てもグリルからヘッドライトへ繋がるラインが自然に見えるようこだわりました。
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とのこと。
↑大手メーカーではないものの、説明文からも製品からもアレコレ伝わって来るかなりこだわりのこもったデザインのグリルで、個人的に結構好きです。
こうして日産以外のメーカーから「社外品」としてパーツが発売されていることは
クルマを楽しむ人にとっては本当にありがたいことです。メーカーや車種によってはノーマル品以外の選択肢が全く無い車種もある訳で、それらの車種と比べたらアフターパーツの選択肢が多い車種を選ぶと後々楽しいです(ユーザーの多い大衆車の良さだと思います)。
「純正品」のフロントグリル
さてさて、「社外品」の次は日産の「純正品」から探します。
キューブのフロントグリルはノーマルグリル以外にも純正品がいくつか種類があって・・・
オーテックの「Rider(ライダー)」
↑オーテックが出しているクルマ「Rider(ライダー)」に付いている
「Rider専用フロントグリル」(ヤフオクで中古で5,000円~12,000円ぐらい(状態による))
ただ、こちらのグリルは見ての通り大胆な3本の極太メッキグリルなので、ライダー仕様のバンパーと組み合わせて使わないとデザイン的にグリルだけういてしまいそうな気がします。
(コーディネートが難しいようで、街中でノーマルバンパー車にこのグリルを付けて走っている車両は見かけません・・・)
オーテックの「AXIS(アクシス)」
つづきまして、同じくオーテックが出しているクルマ・・・
↑「AXIS(アクシス)」に付いている
「AXIS専用フロントグリル」(ヤフオクで中古で10.000円ぐらい(状態による)。新品も出品されていて20,000円ぐらい)
こちらは、ライダー用とは真逆で細いメッキが何本も使われている繊細でお上品なデザインのグリルです。
こちらはノーマル車のバンパーにも似合うデザインなので、ノーマルグリルからアクシスグリルに交換しているおしゃれなキューブを街中で何度か見かけたことがあります(ヤフオクでもそれなりに売れているみたいです)。
純正オプションの「カスタムグリル」
そして最後は・・・
↑日産純正オプションの「カスタムグリル」です。
一番無難な純正オプションと言う事で、こちらを使っているユーザーはかなり多いです。
(全然クルマに興味無さそうなおっさん、おばちゃんが乗っているキューブでも、なぜかグリルだけコレに変わっていたりする場合があったりします。新車購入時にシートカバー買うついでに何となくグリルも買ったとか、営業さんが値引き代わりにオプション数万円分付けてくれたからグリルを変えてみたとかそう言うノリなのだと思います)
でも、さすが純正オプションと言った感じで、全面にメッキが施されていて、その中にしかくいキューブにぴったりな長方形のダクトがアクセントとして交互に模様になっているので、全面メッキのグリルでありながらメッキのどぎつさもありません。メッキ自体の色も単なるシルバーではなくブラック塗装メッキでオシャレだし、ヘッドライトのフチの色とも共通するカラーリングで、ライトとグリルが一体化したようなデザインになります。中央にはノーマルグリルと同じ位置に同じ大きさの日産エンブレムが付いているので、グリルを交換してしまってもごくごく自然で、安心して無難に交換できるさすが純正オプションと言った仕上がりのグリルです。(ノーマルグリルは華やかさに欠けるので、このオプションを見てしまうとつい変えたくなります。)
純正グリルは以上ですが、おまけで一応純正品をもう1つ・・・
ヤフオクの純正塗装品
↑ノーマルグリルをブラック塗装したグリル。(ヤフオクで8,000円程)
つやの無いノーマルグリルを丸ごと(エンブレムも)ブラック塗装した一品です。
いや、これボディカラーがブラックの車両だったら「まっくろくろすけ」になって結構かっこ良くなるような気がするし、黒好きにはたまらにアイテムだと思います。
さてさて、(探せば他にもいくつかありますが)キューブのフロントグリルの主な選択肢としては以上のような感じです。
これらの中から自分好みのフロントグリルを選ぶのですが
せきねさん的にこれまで乗ってきたクルマ同様にどうしても・・・
「ゆくゆくはゴールドエンブレムを取り付けたい」
と言う(時代遅れの)強い希望があるので、
日産エンブレムの取り付けが出来るグリルと言う事で・・・
日産純正オプションの「カスタムグリル」を購入
↑日産純正オプションの「カスタムグリル」を選択しました。
(まっくろくろすけもエンブレム付けられますけどね・・・冒険せずに無難な選択でごめんなさい・・・)
ネットで使用期間の短い美品を16,930円(送料込)で購入。
↑黒いダクト部分はメッシュではないし、しかもメッキグリルとのすき間もほぼ無いので(エンブレム付近のダクトはすき間ほぼゼロ。外側のダクトに数ミリのすき間がある程度)、このグリルでの外気導入は効果はほとんど期待できません。
「フロントグリル」は通常「冷却効率」を左右する意味のあるパーツである場合が多いのですが
キューブの場合、後で画像が出て来ますがグリルの裏がほぼ「壁」になってしまっており、もともとフロントグリルからの外気導入はそれほど期待されていないのかも知れません(位置的にもかなり高い位置にグリルが付いていますし)。ラジエーターを冷やす為の外気はバンパー中央にある大きなダクトがメインのようです。
「ノーマルグリル」の取り外し
ではでは、取り付け作業に入りたいと思いますが、まずはノーマルグリルを取り外しからです。
↑グリルを固定している「車両クリップ」(赤矢印)を2つ取り外します。
↑「車両クリップ」は溝の部分にマイナスドライバーを突っ込んで真上に引き抜くと外れます。(ちなみにエーモンからクリップ外し専用の工具も発売されています。)
↑次は赤矢印の位置にある・・・
↑グリルごと前方に引っこ抜きます。
(グリルの左右2ヶ所あるのでどちらも引っこ抜きます。これを抜いてもまだグリルは外れません。)
↑そうすると、グリルの内側に「車両クリップ」が(画像では1つですが左右にあります)見えるのでこちらもマイナスドライバーを突っ込んで取り外します。
↑(すでにグリルが外れた画像での説明になりますが)赤矢印の2か所の「車両クリップ」のことです。
ここまで外れたら、あとは残りの・・・
↑グリル下側にある4ヶ所の「ツメ」を取り外せばグリルが外れるのですが、このツメ部分が難関で・・・
↑グリルとバンパー上部を前方に引き出しながら、グリルの裏側に手を入れて「ツメ」部分を上に持ち上げて(ツメを上に持ち上げるとロックが外れる)グリルを前方に押し出すのですが・・・
↑すき間が狭くてなかなか手が入らず、ツメまでゆびが届きませんでした(せきねさんの手は細い方なのですが、それでもなかなか手が入りませんでした)。バンパーとグリルを相当手前に引っ張らないと手が入らないので、バンパーがぶっ壊れそうで怖かったです(純正バンパーは柔軟性があるので多少曲げても大丈夫ですが、再塗装しているバンパーだとあまり曲げると塗装が割れたりします)。
↑苦労しながらなんとかフロントグリルを取り外すとこんな感じ。
↑フロントグリル下側の4ヶ所の「ツメ」が刺さっていた「穴」が確認できます。
↑先に少し説明しましたがご覧の通り、キューブのフロントグリルの裏側はほぼ「壁」になっているのが分かると思います。
すき間から多少の外気を導入できるかも知れませんが、社外品の大口径グリルに交換してもそれほど大きく冷却効率が良くなる訳でもなさそうです。
そして、網目の「あらい網(メッシュ)」を使用するとグリル後ろの壁部分が丸見えになってしまう可能性があるので、社外品の大口径グリルに変えるのであればなるべく背後が見えづらい「細めの網(メッシュ)」を使った方が見た目が悪くならないと思います。
カスタムグリルに付属の「取付・取扱説明書」
さて、そんなこんなでグリルを取り外しまたが取り外し手順は・・・
↑グリルに付属の「取付・取扱説明書」に書いてあります(最初からこれだけ載せろって?)。
中古で買うとだいたい「取付・取扱説明書」なんて付属していないので、そんな人の為に以下載せておきます。
「車両リベットクリップ」の取外しと取付け
↑ノーマルグリルに付いている「車両リベットクリップ」を取り外します。
↑この「車両リベットクリップ」は新しい「カスタムグリル」に取り付ける必要があるからです。
↑せきねさんはクリップ裏の四角い部品をラジオペンチで45度回して取り外したのですが・・・
↑正しい取り外し手順としてはこんな感じだそうです(逆だったみたい。ネット上だと多くの人が四角い方を45度回転させていますが、正しくはツメをつまんでツメ側を一定方向に45度回転させるらしい。まぁ壊さずに取り外せればOKです)。
取り外した「車両リベットクリップ」は・・・
そして最後に「カスタムグリル」を車両に取り付ければ・・・
↑完成です♪
(取り付けはほとんど差し込むだけなので簡単です。)
「交換前」と「交換後」で比較
交換前と交換後で比べてみると・・・
う〜ん、どうでしょう?
さすがは純正って感じでとっても自然で違和感「ゼロ」です。
ですが、交換後の画像のみをお友達に送ったら「どこが変わったの?」って感じで、あまりに自然過ぎて(インパクトが無さ過ぎて)グリルを交換したことに気が付いてもらえませんでした・・・
(確かに交換後の画像だけ見せられても、キューブに興味がある人じゃないと分からないっすよね・・・)
と言うことで、純正オプションの「カスタムグリル」は良くも悪くもデザイン的に良く出来た製品なのだと思います。
交換後の画像とまとめ
個人的に「メッキパーツ」大好きなので、この「カスタムグリル」はかなり気に入っています。
お財布に余裕ができたら(悪趣味な)「ゴールドエンブレム」に交換するとアクセントになってきっといい感じになるのではないかと勝手に想像しています(笑)
以上「フロントグリル」の交換でした。
自分の気に入るフロントグリルを探してみてください。