こんばんは、クルマのパーツに社外品ではなく何かと無難な「(日産)純正オプション品」を使う事が増えて来たせきねさんです(おっさんになると冒険しなくなる・・・)。
前回の日記ではフロントナンバーに約7度の絶妙な角度が付く社外品(セイワ)のメッキ「ナンバーベース」を取り付けた日記を書いたのですが・・・
↑取り付けた製品はあくまでも「ナンバーベース」(ナンバーの土台部分)であって「ナンバーフレーム」ではないので・・・
↑正面から見るとナンバープレートの白い部分が全くおおわれる事がなく、角度が付いて周りがメッキになる事以外は特に変化がないので、せきねさん的にイマイチ物足りなく感じていました(いや、元々そう言う自然な見た目を追求した商品なんですけどね)。
そんな「ナンバーベース」を取り付けて数ヶ月が経過したある日のこと、せきねさん家を見てくださっているキューブユーザーの方が、クルマを買い換える事になったそうで「ナンバーフレームが余ったのであげますよ♪」とお声をかけていただき、そのお言葉に甘えて・・・
↑日産純正オプション品の「ナンバープレートリム(本アルミ )」をいただきました!(ありがとうございますm(._.)m)
こちらは「本アルミ」製なので持ってみると軽量ではあるものの、プラスチックとは違った金属感を感じられるしっかりとした製品です。
↑キューブに限らずフェアレディZやスカイライン、フーガの純正オプションとしてもカタログに載っている製品で、お値段は新品だと7,000円ぐらいする高価なお品です。
と言う事で、前回の日記で「ナンバーベース」を取り付けたばかりではありますが、せっかくいただいたのでこの「ナンバーフレーム」を取り付けてみようと思います。
取り付ける前にピカールを使ってリフレッシュ
親切な方からいただいたナンバーフレームですが・・・
↑車両の前方の一番汚れやすい低い位置に取り付けていたパーツなので・・・
↑拭いただけでは簡単に取れない頑固な汚れ(タール?)がどうしても付いてしまうので、取り付ける前にお掃除をしてリフレッシュしようと思います。
こちらの製品はプラスチックにメッキ加工をした製品ではなく、強くてお高い金属製(本アルミ)のフレームなので・・・
↑「ピカール(金属みがき)」で磨いて汚れも小傷も一気に落としてしまおうと思います!(こう言う点においてプラ製よりも金属製は便利です)
↑一応ピカールの用途を確認すると「真ちゅう、銅、ステンレス、アルミ、錫(すず)、鉄、等の金属、及びプラスチック類」と書いてあり、もちろんアルミも大丈夫です(お家に1本あると何かと役に立ちます)。
↑いらないボロ布にピカールをたらしてフレームをひたすらみがきます。
(ピカールは灯油臭いのでお外で作業をしましょう)
↑ピカールでみがいたおかげで小傷や汚れは簡単に落ち、パッと見キレイになったのですがここで問題発生です・・・
実は本アルミ風の本アルミだった?
ナンバーフレーム全体をピカールでみがいたのですが・・・
↑いくらみがいても傷が消えない(周りと馴染まない)箇所がありました。
みがけばみがく程その面積が広がる感じで、ちょうど段差がある箇所なので最初はみがき過ぎで逆にツルツルになってしまったのかな?と思ったのですが、この場所を試しに思い切って目の細かい「紙ヤスリ」で削ってみたところ・・・
↑削った箇所から他の表面とは異なる色の「本物のアルミ」が出て来ました(本アルミの下から本アルミがこんにちは?)。
アレ?この製品、実は本アルミをアルミ風に塗装した「本アルミ風本アルミフレーム」だったのでしょうか?(笑)
それとも塗装ではなくアルミの表面に特殊処理でもしてあったのでしょうか?(多分塗装っぽいけど)
フレーム全体を削って磨いて本物のアルミフレームにする
↑もうここまで来たら、怖いものは何も無いので開き直ってこのままゴリゴリ削ってやろうと思います!
↑飛び石で付いた深い凹みも削り取ってやるくらいの勢いで、まずは目の荒い「100番」の紙ヤスリを用意し・・・
(いつも思いますが、紙ヤスリって変なイラストやロゴマークが入った製品が多いですよね。何なんですかねこのサメのイラスト?サメ肌って意味か??)
↑とりあえずフレームの右下部分だけをゴリゴリ削ってみました。目の荒い100番のペーパーなので飛び石の凹みも目立たなくなるほど削れました。
ただ、さすがに目が荒過ぎてザラザラなので、この後400番の紙ヤスリで削って、ピカールで軽く表面をみがいてみたところ・・・
↑こんな感じになりました(右下部分のみ作業をし、その他は元のまま手を付けていません)。
↑元のまま加工をしていないフレーム左側は何も映り込みませんが・・・
↑削ってみがいたフレーム右側は、手が映り込むようになりました。
なかなか良い感じになったので、フレーム全体を同じようにゴリゴリ削ることにしました。
↑フレーム全体を100番の紙ヤスリで削るとこんな感じ。
(塗装?してある層が結構厚くて、全体をここまで削るのにかなり時間がかかり大変でした・・・)
この後さらに400番の紙ヤスリを使ってザラザラ感が無くなるまで削り・・・
↑ピカールでひたすらみがきました・・・。
(削ったりみがいたりで腕は痛いし、ピカールの臭さで頭はイカれるし大変でした・・・)
本物の本アルミフレーム完成!
↑頑張ってみがいた結果がこちらです!フレームにタキシードサムが映り込んでいます♪
↑NISSANロゴのあるプレート部分はマスキングをして、あえて削らずにワンポイントになるようにそのままの状態で残しました。
↑プラスチック製のメッキフレームと比べるとこんな感じ。メッキにも負けない輝きです。
↑もっと目の細かい1000番や1500番の紙ヤスリで削ってからピカールでみがけば、かがみのような「鏡面」にする事も可能なのですが、そこまでみがいてしまうと、逆に「ただのメッキ」にしか見えなくなるので(笑)、紙ヤスリで削る際に元々あったアルミの目と同じ方向にみがき、ほんの少し傷を残して「 アルミ缶 アルミ感」の出るような仕上がりとしました。
(いや、ここまでの苦労を知らない人が見たら「古くなったメッキ」ぐらいにしか見えないと思いますが・・・)
「市販品」と「頑張ってみがいた品」で比較
数日間「ナンバープレートリム(本アルミ)」をひたすら削ったりみがいたりしていたら、だんだん愛着が湧いて来て、気が付いたら・・・
↑うっかり同じ物をもう1つ購入していました(笑)。2個目も中古品です。
と言う事で、せっかくなのでノーマルの「市販品」と色々苦労した「頑張ってみがいた品」を比べてみます。
↑一目瞭然ですが左側が「市販品」で右側が「頑張ってみがいた品」です。
↑必ずしもツヤがあれば良いと言う物でもないので、ツヤ消しの方が好きな方も多くいらっしゃると思いますが、個人的にはギラギラしている方が好みですし、今回は傷や凹みも同時に消す事が出来たので良かったです。
NISSANロゴ部分に違いあり
手元にある2つの製品を見て気が付いたのですが・・・
↑NISSANロゴのプレート部分が一方が「プリント」で、もう一方は「彫り文字」である事に気が付きました。
どうやら2種類存在するみたいです(多分「彫り文字」の方が古い製品なのだと思われます)。
ナンバープレートを取り付けて比較
こちらの「ナンバープレートリム(本アルミ)」の裏側は・・・
↑こんな風になっており、ナンバープレートを到着する際はフレームの下側から
↑左右にある溝に合わせてナンバープレートをスライドさせるように・・・
ちなみに後から買った方のフレームは傷も少なく状態が良かったので、この後リア側へ取り付ける事になりました(とにかく大変だったので削ったりみがいたりはしませんでした・・・笑)。
「車両への取付け」と「まとめ」
ではでは、最後に頑張って削ってみがいたナンバーフレームを車両に取り付けると・・・
う〜ん・・・
ぶっちゃけ離れた場所から見るとフレームに「ツヤ」が有ろうが無かろうが、その違いに誰も気が付かないと思われます(笑)
この画像だけみたらツヤ無しなのか、ツヤ有りなのか自分でも分からん・・・。
一応、近くで見れば・・・
↑ナンバーフレームとしては流石は純正オプションと言ったところで、特に違和感もなく自然な感じにおさまりました。フレーム単体で見れば安っぽさも無くてなかなか良いナンバーフレームだと思います(クルマは安いですが)。
↑フレームはピカールでみがいたままの状態で、表面をクリヤースプレーを使って塗装したり保護したりしていないので、使っているうちに細かい傷が付いたり、酸化したりで白っぽくなると思われ、洗車の時にワックスしたり、時々ピカールでみがいてあげたり「ツヤ」の維持は大変そうですが、まぁ放っておいても元のツヤ消し状態に近くなる(戻る)だけなのであまり心配はしていません。
↑こちらのナンバーフレームをいただいて取り付けたのは実は2年前の2018年のお話となります。長らく紹介ができておらず申し訳ありませんでした。いただいたナンバーフレームは現在も活躍しております。どうもありがとうございましたm(._.)m