業務用PCを爆速化 DELL Inspiron 15 5100 (3567)のHDDをSSDに交換する

PC
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こんばんは、最近お家で「在宅ワーク(テレワーク)」をする機会が多いので平日は会社から支給された・・・


↑Windows10がインストールされたDELL製のノートPCを使用しているせきねさんです。このノートPCとにかく遅いのですが、その割にサイズは馬鹿デカいので休日は邪魔にならないように「PCスタンド」を使って机の端っこの方に縦置きをしています。以前Mac mini用に購入したアルミ製のスタンドですがPCの厚みに合わせて幅を調節する事が可能なので何気に便利でおすすめです。


↑さて、今日はこの会社から支給された動作のめちゃめちゃ遅いDELLのノートPCを分解して「HDD(ハードディスクドライブ)」を「SSD(ソリッドステートドライブ)」に交換して爆速にしてしまおうと言うお話です。


↑そもそもこのPCについてですが、DELLの「Inspiron 15 5100」と言う特にこれと言った特徴も無いただの業務用PCで、値段だけは安いのでサラリーマンであれば職場のどこかで見かけたり使ったことがある方もいるはずのどこにでもゴロゴロしているPCです。


↑Windows上では「Inspiron 3567」と言う名称になっています。


↑せきねさんが使っているこちらのモデルはCPUに第8世代(8th)Intel Core i5が搭載された2018年製の3年落ちモデルで、年式的にそこまで極端に古いと言う訳ではないのですが、それにも関わらずこのPCとにかく「遅い!」のです。
このPCを毎日毎日業務で使っている同じサラリーマンの方ならきっと分かっていただけると思いますが、とにかく劇的に遅い「クソ ウ○コPC」で、ファイルを右クリックしてメニューが出るまでに下手すりゃ5秒以上かかる時があったり、文字を入力しても入力した文字がすぐに表示されない(30年前のワープロ以下の性能)、1文字消そうと思ってDeleteキーを1回押しても反応がないのでもう一度押してみたら2文字消えたとか(笑)そんなしょーもない無駄な現象が1日に何度何度も発生し、それが毎日毎日繰り返されるのです。挙げ句の果てに、月に1回や週に1回のWindowsアップデートがやってくると、いつもの遅さがさらにパワーアップしてほぼフリーズに近い状態で業務をこなさなくてはならないのです。もちろん業務時間帯のアップデートを止めて仕事終わりにアップデートを実行する事も可能ではあるのですが、終業後に実行するとWindowsアップデート作業だけを実行しているのにも関わらず平気で1~2時間かかったりする「クソ ウ○コPC」なのです。職場で業務が終わってあとはPCをしまって帰るだけなのにWindowsアップデートが終わらず、PCの画面を見つめたまま途方に暮れている身支度を済ませたサラリーマンを時々目にする事があるかと思いますが(サラリーマンあるある)、その方々が使っているPCがこちらです。
このような「クソ ウ○コPC」によって日本のサラリーマンが1日何十分無駄にしているか、毎日何回イライラしているか経営者の方にはもっと知っていただきたいなと強く思います。
そんなどうしようもないPCを使い続けたある日のこと「こんなPC爆破すればスッキリするのにな」と言う気持ちが強くなり、このままではヤバいと感じたせきねさんは会社に相談をして遅さの主原因である「HDD」を「SSD」に自腹で交換させてもらう事にしました。

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SSDの購入とHDDのクローン(コピー)作成


↑SSDにも形状や規格の異なる製品がいくつかあるので「どれを買えば良いのか分からないわ」と言う方もいるかと思いますが、DELL製の「安い・デカい・重い・遅い・(カリカリ)うるさい・見た目がダサい」の6拍子がそろった素晴らしいノートPCをお使いの場合、ほぼ確実に「2.5インチサイズのHDD」が搭載されたモデルです(スリムでコンパクトでオシャレなPCは除く)。


↑2.5インチサイズのHDDとはこのような形状のHDDなので(Inspiron 15から実際に取り外したHDD)、SSDを購入するのであれば、このHDDと同じ形状(2.5インチサイズ)で同じ接続方式(SATA(シリアルエーティーエー)方式)のSSDを購入すれば良いので・・・


↑WD(ウエスタンデジタル)社の「WD Blue 1TB(WDS100T2B0A)」あたりを購入しておけば、品質的にも安心ですし無料のクローンコピーソフトまで使えて何かと便利です(容量については現在と同じかそれ以上の容量を選びましょう)

HDDのデータを丸ごとSSDへコピーする

HDDからSSDへ交換する為には、まず現在使用しているHDDのデータを丸ごとSSDにコピーする必要があります。


↑コピー作業は意外と簡単で、まずは市販の「ドライブケース」(1,000〜2,000円程)にSSDを取り付け、USBケーブルでPCに接続します。

クローン(コピー)ソフトをダウンロード


↑次にWDが無料配布している「クローン(コピー)ソフト」をダウンロードします。これは「Acronis(アクロニス)」と言う有名なソフトのOEM版で、WD製のドライブを接続している場合に限りソフトが使用できる仕組みになっています。


↑ちなみに、このAcronisと言うソフトはWD社だけでなくSeagate(シーゲート)社からも同じソフトのOEM版が無料配布されています(名称やロゴを少し変えているだけで中身のソフトは同じ「Acronis」です)。Seagate社からダウンロードしたソフトはSeagate製のドライブを接続している時にだけ使用できるのですが、DELL製ノートPCの場合は元々搭載されているHDD自体がSeagate製品である場合が多いので、その場合にはSeageteが配布しているソフトを使用する事も可能です(せきねさんが使っているノートPCもSeagate製のHDDでした)。

 

メーカー(ブランド) 名称およびダウンロードページ
WD Acronis True Image WD Edition
Seagate DiscWizard

パスワードなどは必要無いので誰でもダウンロード・インストール可能です(WD製かSeagate製のドライブがPCに接続してあれば使用できます)。

Acronisを使ったクローン(コピー)作成方法


↑クローン(コピー)の作成方法はほぼ自動で、最初にコピー元やコピー先などを指定するだけの簡単操作のみでHDDのデータを丸ごとSSDにコピーする事が可能です。Acronisを使ったクローン(コピー)作成方法については、以前書いた以下の記事で詳しく解説をしておりますので、そちらを参考にしてみてください。

トラブルシューティング:クローンが行われずPCが再起動してしまう場合

全てのPCで問題が発生する訳ではありませんが、このPCでAcronisによるクローン(コピー)を作成しようとした際にクローン作成が実行されないまま再起動してしまう現象が発生しました。その場合、あらかじめ「Secure Boot(セキュアブート)」と言う設定をOFFにしたところクローン作成が実行されましたので、同じ症状が発生した場合には下記の手順でSecure BootをOFFにしてみてください。


↑Inspiron 15の場合、PC電源投入直後の「DELL」のロゴが出ている時に「F2」キーを押しっぱなしにします(メーカーや機種により異なります)。


↑そうするとUEFIと呼ばれる設定画面が表示されるので、左側のメニューツリーから[Secure Boot]-[Secure Boot Enable]を選択し、右側の「Secure Boot Enable」のチェックボックスからチェックを外します(画像はチェックを外した状態)。


↑Secure BootをOFFにしても良いかどうかの確認メッセージが表示されるので「YES」をクリックします。


↑画面右下の「Apply」ボタンをクリックして・・・


↑確認画面で「OK」をクリックし設定を保存し、UEFI画面をExitボタンで終了すればSecure Bootの設定がOFFになります。(一応セキュリティの設定なので業務用PCであれば、全ての作業が終了してSSDからの起動ができるようになったら設定をONに戻しておきましょう)

DELL Inspiron 15 5100(3567)分解手順

クローン(コピー)の作成が完了したら、次はいよいよPCを分解してHDDとSSDの交換(換装)作業に入ります。分解は誰にでも出来る作業と言う訳ではありませんが、かと言って極端に難しいと言う訳でもないので、手順とポイントさえ抑えればこの手の作業に自信のある方であればきっと可能な作業だと思いますのでぜひチャレンジしてみてください。

分解作業に必要なもの


↑「ドライバーセット」と「ヘラ」を用意します。
ドライバーセットについてはDELL製ノートPCには特殊なネジは使用されていないので100均で売っているドライバーセットで十分です。
ヘラについてはノートPCの裏ブタを開ける際に「すき間」に差し込みたいだけなので、薄くて傷が付きにくい物であれば何でもOKです(テレホンカードなどでも代用できるかも知れません)。せきねさんはクルマいじり用に使っているエーモンの「パネルはがし」を用意しました。

バッテリーの取り外し


↑分解作業中にPCの電源が入ると危険なので、まずはバッテリーを取り外す作業から始めます。PCをひっくり返し、底面の右上にある・・・


↑バッテリーリリースラッチを左方向へスライドします。


↑バッテリーのロックが解除され、バッテリーが浮き上がるのでバッテリーを取り外します。
バッテリーを取り外したら念の為PCの電源ボタンを押してPC内部に残った電気を完全放電しておくとより安全です。

光学(DVD)ドライブの取り外し


↑光学ドライブを固定している、底面中央上部にあるネジ1本(M2x5←直径2mmで長さ5mmってこと)を取り外します。


↑その後、本来はバッテリーが取り付けられていた場所にある赤矢印の「小窓」にマイナスドライバーなどを突っ込んで、光学ドライブを押し出すらしいのですが・・・


↑そんな事をせずに普通に光学ドライブを手で持って左方向へ引き抜けば簡単に外れます。
光学ドライブが外れたら、このまま底面のカバー(ベースカバー)を取り外したいところですが、ベースカバーを取り外すにはまず先にキーボードを取り外して、キーボードの下にあるケーブルを取り外す必要があります。

キーボードの取り外し


↑キーボードは上部にある5箇所のツメによって本体に固定されているので・・・


↑まず最初に一番中央にあるツメ(F10キーの上あたり)から取り外すと作業しやすいです。


↑ツメのある部分にマイナスドライバーを差し込むとツメにが上方向に引っ込むので・・・


↑そのままマイナスドライバーをゆっくりディスプレー方向に倒すと・・・


↑固定していたツメが外れ、キーボードがわずかですが浮き上がります。


↑他の4箇所を外すまでは、この程度しか浮き上がりません。


↑残りの4箇所についても同じ手順で中央から外側に向かって順にツメを外します。


↑5箇所全てのツメが外れるとキーボード上部がフリーになります。但し、まだキーボード下部にある出っ張りが本体に差し込まれた状態なので・・・


↑キーボード全体をディスプレイ方向へスライドさせると、キーボード下部にある出っ張りが本体から抜けてキーボードがフリーな状態になります。
(注意:キーボード裏側にはフラットケーブルが接続されているので、勢い良く持ち上げるとケーブルが切れます!)


↑キーボードのフラットケーブルを取り外す為に、フリーになったキーボードを手前に倒すように裏返します。


↑キーボードのフラットケーブルを固定しているコネクタ部分にある黒い・・・


↑ラッチを開きます(ドアの様に開くだけ)。


↑フラットケーブルを上に持ち上げながら左方向へ引き抜けば、コネクタからフラットケーブルを取り外す事ができました。


↑これでキーボードを完全に取り外す事ができました。

光学ドライブ用のフィルムケーブルの取り外し


↑キーボードが外れたら、光学ドライブ用のフィルムケーブルも取り外します。キーボード用のフラットケーブルが付いていた箇所の手前に「ODD(Optical Disk Drive)」のシールが貼られたフィルムケーブルです(これを外さないと底面のベースカバーが外れません)。


↑黒いラッチ部分を開き・・・


↑フラットケーブルを上に持ち上げながら右方向へ引き抜けば、コネクタからフラットケーブルを取り外す事ができました。

底面「ベースカバー」の取り外し


↑キーボードがあった場所に底面の「ベースカバー」を固定しているネジが5本(全て長さ5mm)あるので、全て取り外します。


↑筐体の金属部分にネジの大きさ「M2L5(直径2mm、長さ5mm)」とネジ穴の番号「1」〜「5」と刻印されているのでわかりやすいです(5本とも同じネジです)。


↑PCをひっくり返してベースカーバーを固定している赤矢印の箇所にある長さ8mmのネジ8本(M2.5×8)と、青矢印の箇所にある長さ5mmのネジ2本(M2x5)を取り外します。


↑光学ドライブがあった場所にあるとても薄いネジ3本(M2x2)も取り外します。


↑ちなみに取り外したネジはマグネットシートの上にネジ穴の位置通りに並べておくと後で組み立てる時に分かりやすいです。


↑ポストに時々入っている水漏れ修理屋さんのマグネットを使っています。


↑マグネットの程良い磁力で縦に傾けてもネジが転がる事がないのでとても便利です。


↑これで底面の「ベースカバー」を固定しているネジは全て外れたので、いよいよベースカバーを取り外しますが、まずは光学ドライブ横のUSBポート付近からアクセスするのがおすすめです。


↑光学ドライブがあった場所のベースカバーを上方向に持ち上げるとUSBポート付近に「すき間」ができるので、その「すき間」に・・・


↑ヘラを軽く差し込みます(あまり奥まで差し込み過ぎるとUSBポート部分が割れてしまうので、差し込み過ぎに注意)。


↑ベースカバーを上方向に持ち上げつつ、ヘラを差し込んだまま右方向にゆっくりとスライドさせるとベースカバーを固定していたツメが1箇所ずつ外れ、ベースカバーが浮き上がります。


↑ツメを外す前の状態。


↑ツメを外した後の状態。


↑同じ要領でベースカバーを上方向に持ち上げながらツメが1つ外れたら隣のツメへと手順を繰り返して・・・


↑ベースカバーのツメを1箇所ずつ外して行きます。ある程度外れたら思い切り上に引っ張ってバコッ!と外す大技もありますが、勢い良く取るとツメが割れてしまう可能性があるのでキレイにあけたい場合は地味に1箇所ずつ外しましょう(まぁ、ツメが折れても最終的にはネジ止めするのでほぼ影響ありませんが)。


↑ぐるっと1周ツメを外したらあとはベースカバーをゆっくり持ち上げれば・・・


↑ベースカバーが外れました♪


↑これでついに内部へアクセスする事ができるようになりました。

ハードディスクドライブの取り外し


↑まずはハードディスクを固定しているマウンタのネジ4本(M2x3)を取り外します。


↑次にHDDに接続されているフラットケーブルをマザーボードから取り外します。


↑ラッチを開いて・・・


↑フラットケーブルを上に持ち上げながら左方向へ引き抜けば、コネクタからフラットケーブルを取り外す事ができました。


↑これでPCからHDDの付いたマウンタを取り外す事が出来ました。


↑HDDはマウンタの側面に2本のネジ(M3x3)で固定されているので左右で合計4本のネジを取り外します。(このネジがやたら硬いので、少し太めのドライバーを使わないと力が入らずなかなか回りません)


↑マウンターからHDDを取り外す事が出来ました。


↑最後に黒いSATAのコネクタ部分を持って、右方向に引っ張ると・・・


↑SATAのコネクタが外れ、これでHDDの取り外し完了です♪


↑ちなみに取り付けられていたHDDはSeagateの2.5インチ7mm厚1TBのHDD「ST1000LM035」でした(意外とマトモなHDD)。この年代(2018年あたり)のDELLノートPCはSeagate製のHDDが多いみたいです。


↑毎分5,400回転でキャッシュ128MB、最大連続転送速度「140MB/s」の速度が出るスペック的にはそこそこ良いHDDではありますが、やはりWindowsが重過ぎてもはやHDDではまともに運用できないOSになってしまったのだと思います(月に1回や週に1回やってくるアップデートもデカくて重いし・・・)。

SSDへの換装


↑HDDを取り外したら後は事前にHDDのクローンコピーを行ったSSDに付け替えて、分解した時とは逆の手順で組み立てていくだけです。

組み立て時の注意事項


↑ベースカバーを取り付けたら、ベースカバーをある程度押して「パチン」と音が鳴るまでツメをしっかりハメ込んでからネジ止めをしましょう(とは言え強く押し過ぎると液晶が割れるので加減は必要)。


↑ネジの長さが異なる箇所があるので、手順に記載した「M2x5」や「M2x8」など「直径と長さ」の記述を参考にネジ止めをしてください。
↑ベースカバーの中央左上付近にあるネジは「光学ドライブ」固定用のネジです。光学ドライブ側にネジ穴があるので、光学ドライブを先に取り付けないとネジ止めできません。「いくらネジを回しても締まらないな?」と感じたら、先に光学ドライブをセットしてからネジを締めてください。


↑光学ドライブのフラットケーブルは取り外したベースカバー側に付いています。


↑組み立て時には、フラットケーブルが奥の方に潜ってしまうので・・・


↑フラットケーブルを引き出し、接続するのを忘れないようにしてください。また、フラットケーブルはコネクタの奥までしっかり差し込んでからハッチを閉じるようにしましょう。フラットケーブルの差し込みが甘かったり、コネクタのハッチの固定が甘いと光学ドライブやSSD、キーボードが認識されなくなるので、その場合はケーブルがしっかり奥まで差し込まれているか、しっかり固定されているかを今一度確認してみてください。

おまけ:メモリモジュールについて


↑今回はSSDの取り付けのために分解を行いましたが、分解したついでにメモリ(RAM)の増設・交換をするとさらに高速で快適なPCに仕上がると思います。せきねさんが使っているInspiron 15 5100(3567)の場合にはメモリスロットが2つあり、その内の1スロットには・・・


↑DDR4-2400(PC4-19200)260Pinと言う規格の8GBのメモリが1枚取り付けられていました。もう1スロットは空いているので、同じ規格の8GBのメモリをもう1枚増設すれば合計16GBとなり、アプリを複数起動させた際の動作を高速化する事ができます(マザーボード上に「ONLY DDR4」と書いてある通りDDR4メモリのみ利用可能で、古いDDR3メモリは利用できないのでご注意ください)。

但し、すでに「8GB」以上メモリが搭載されている場合にはメモリ増設よりも先にSSDを購入した方がより速さを実感出来るはずなので、費用対効果的にもSSDの先行導入がおすすめです。(もちろん余裕があるのならSSDとメモリの両方購入が最強ではありますが・・・)

HDDとSSDのベンチマーク比較

ドライブの性能を計測出来るベンチマークソフト(CrystalDiskMark 8.0.4)を実行して、元のHDDと新たに取り付けたSSDの性能を比較してみました。


↑元から付いていた1TBのHDD(Seagate ST1000LM035)のベンチマーク結果。


↑新たに購入した1TBのSSD(WD WDS100T2B0A)のベンチマーク結果。
ザックリ説明ですが、表の上2行が連続的なデータの読み書き速度(動画データなど連続的な大きなデータを読み書きした時の速度)で、HDDよりもSSDの方が約4倍高速な読み書きが出来ている事が分かります。表の下2行はランダムなデータを読み書きした際の速度(普段使いの目安とも言える速度)で、こちらはSSDの方が圧倒的に速い(と言うかHDDが圧倒的に遅い)結果になっています。実際の使用感で言うとHDDではWindowsの起動に約2分30秒かかっていたのが、SSDでは約30秒で起動するようになり、起動後は何をするにも一種でアプリが立ち上がり、一瞬でファイルが開くと言った感じでストレスゼロです♪ついでにカリカリ音もなくなり静かで、衝撃にも強く、バッテリーの持ちも良くなります。

まとめ

HDDからSSDへの交換作業は決して「簡単」ではありませんが、交換に成功した後のPCの使い心地はHDD搭載のPCとは全く別物です。これまで「クソ ウ○コPC」としか思えなかった業務用PCが、急に頼もしい「相棒」的な存在に変わり、心の底から「交換して良かった〜」思えるはずです。せきねさんと同じようにPCの遅さにお困りの方はぜひチャレンジしてみてください。
また、HDD搭載の遅いPCは中古品として激安で販売されているケースが多いので、格安でPCを仕入れて自分でSSDに交換をして高速で快適なPCへと改造するのもお得で面白そうです。

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