以前以下の日記を書いた際に・・・
↑クルマのタイヤの空気を入れる際に使用する電動エアーコンプレッサー「ML-260」の本体の・・・
↑「こちらは「浮き輪」や「自転車」に空気を入れるときに使用する便利なアタッチメント。」と言う内容を記載してしまったのですが、この記載内容は間違っており
「浮き輪」や「自転車」
ではなく、正しくは・・・
「浮き輪」や「ボール」
に使用する為のノズル(アタッチメント)でした。
よって「ML-260」単体を購入しても自転車のタイヤに空気を入れる事は出来ません。
せきねさんの書いた日記を読んでくださった方が「自転車用」にと購入したところ
「自転車に使えない!」と報告してくださいました。
誤った内容を記載してご迷惑をおかけてしてしまい大変申し訳ございませんでした。
訂正してお詫び申し上げますm(._.)m
自分で言うのもなんですが、きっと他にもいい加減な情報が山程あると思います。
先に誤っておきます、すみません。
(なるべく正確に書こうと思ってはいるのですが、ごめんなさい・・・)
自動車用のエアーコンプレッサーが自転車にも使用出来るのか?
↑「情報や画像をてきとうに載せています。」と大々的に記載してるものの
あまりにてきとう過ぎるので、反省の意味も込めて今回は
自動車用のエアーコンプレッサーが自転車にも使用出来るのかどうか実験してみる事にしました。
自転車用バルブには3つの種類のバルブがある
まずごくごく一般的な自転車のタイヤのエアバルブを調べてみると・・・
↑こんな感じのエアバルブです。
バルブキャップを取ると・・・
↑こんな感じ。このバルブは「英式バルブ」と呼ぶそうです。
(ママチャリとか大衆的な自転車はほとんどが英式バルブを使用しています。)
自転車には「英式バルブ」以外に「仏式バルブ」、「米式バルブ」と3つの種類のバルブがあるそうです。
各バルブについての詳細は・・・
↑各バルブについての詳細はネットで調べると詳しくて書いている方も多くて参考になります。
ちなみに・・・
↑クルマ(自動車)用のタイヤのエアバルブは「米式バルブ」です。
さて、最も一般的な自転車のエアバルブである・・・
↑「英式バルブ」に空気を入れる場合、通常は画像のようなクリップ(トンボ口)で固定して空気を入れると思います。
↑使用したのは、せきねさんが以前から所有している手動の空気入れで
Panaracer(Panasonic)の「ミニフロアポンプ(BFP-AMAS1)」と言う製品です。
↑英式バルブで使用するヘッドの部分が外せるようになっていて
(この日記を書くまで知らなかったけど・・・)
ヘッドを外すと・・・
↑なんと「米式バルブ」用の空気入れになるのです。
(みなさんのお宅にある空気入れも、もしかしたらこんな作りになっているかも?)
「変換アダプター」を使うと各種バルブに対応できる
そして、さらに・・・
↑こんなアダプターが付いており、実はこれは「仏式バルブ」を「米式バルブ」に変換するアダプターなのです。
(この日記を書くまでアダプターの存在にすら気が付かなかったけど・・・)
で、この「仏式→米式アダプター」を試しにせきねさんの自転車の・・・
↑「英式バルブ」に付けてみたら、意外とぴったりハマりました。
但し、これはあくまでも「英式→米式アダプター」ではなく「仏式→米式アダプター」です。
ネットで調べると「英式→米式アダプター」も販売はされていますが「仏式→米式アダプター」の方が数的に多いです。
で、この状態にすると・・・
↑クルマのタイヤ用の電動エアーコンプレッサーを接続する事が出来るようになります。
↑自転車の「英式バルブ」に「仏式→米式アダプター」をかました事で、米式バルブに対応している電動エアーコンプレッサーを接続する事ができました。
↑実際に空気を入れる事も出来ました。(英式バルブは構造上、空気圧を測定出来ないのでメーターの値は参考になりません)
って、またいい加減な事を書いている気がします。
あくまでもたまたま「仏式→米式アダプター」が「英式」にハマったってだけですので、正式には「英式→米式アダプター」を使うべきだと思います。でも、せきねさんの感覚では特に問題なく使える感じでした。
↑「仏式→米式アダプター」はヨドバシで258円(送料無料)で売っています。
(「英式→米式アダプター」も同じ値段で売っていたみたいですが、現時点では販売終了。)
↑せきねさんが使用したこの「仏式→米式アダプター」にはゴム製のOリングが付いていて、しっかり空気を入れる事が出来る感じでした。
但し、このアダプターは・・・
↑ただ貫通しているだけで、中心に何も無いので、このアダプターを付けたからと言って・・・
↑米式バルブ用のエアゲージ(クルマ用)で空気圧を測る事が出来るようになる訳ではありません。
また、電動のエアーコンプレッサーはクルマのタイヤに空気を入れられるくらい強力なので
自転車に空気を入れる場合はあっという間に空気が入るし、ある程度の空気を入れた所で止めないとパンパンになるまでいくらでも空気が入るし、圧力も結構高いので最悪破裂するんじゃないかと心配になります。
↑破れました。(もともとムシゴムなんて1,2年で交換すべきパーツなので単なる寿命ですが。)
と言うことで、クルマ用の電動エアーコンプレッサーを使用して自転車のタイヤに空気を入れる場合は「英式→米式アダプター」等のアダプター購入する事で空気が入れられそうです。
ちなみに電動エアーコンプレッサー「ML-260」を購入する前にせきねさんが使用していた・・・
↑旧型の「ML212」と言うモデルには・・・
↑「自転車用」のアダプターも付属していたのです。
↑実物がコレ。
「自転車用」としか書いていないので「英式→米式」なのか「仏式→米式」なのか分かりませんが
一般大衆向けだと考えれば「英式→米式アダプター」と考えて良いでしょう。
せっかくなので・・・
↑「(たぶん)英式→米式アダプター」と「仏式→米式アダプター」を比較してみようと思います。
まず、長さが全然違いますね。これは仏式バルブが細長い為でしょう。
↑「(たぶん)英式→米式アダプター」にはゴム製のOリングは付いていませんが
「仏式→米式アダプター」にはゴム製のOリングが付いています。
↑こんな感じ。ネジのピッチ(山と山の距離。谷と谷の距離)が完全に同じかどうかまでは分かりませんが、特に違和感無く付きました。そして・・・
↑「仏式→米式アダプター」の内径は4.50mmなので、内径に限ってはほぼ同じと考えて良いでしょう。
アダプターの長さで問題が出なければ、たぶん「仏式→米式アダプター」は「英式→米式アダプター」として使っても大丈夫な気がします(たぶん)。
さて、米式への「変換アダプター」についてご紹介しましたが
空気を入れる時にだけ使用する「変換アダプター」ではなく・・・
「英式バルブ」を恒久的に「米式バルブ」に変換出来るアダプター
↑こちらのパナレーサーの「エアチェックアダプター(ACA-2)」もおすすめです。
これは空気を入れる時にだけ使用するものではなく、「英式バルブ」を恒久的に「米式バルブ」に変換してしまうアダプターです。
(ヨドバシで576円(送料込))
「英式バルブ」は基本的に空気圧を測定する事が出来ないと言う欠点がありますが、こちらを取り付ける事で空気圧のチェックが出来るようになったり、ガソリンスタンドでクルマ用の空気入れが使えるようになったりするので、自転車好きな方には結構売れているようです。また、耐久性の悪いムシゴムを使用しなくて済むメリットもあります。
↑左上:「アウターアダプター」、左下:「インナーアダプター」、右:「バルブキャップ」です。
↑せきねさんの折り畳み式チャリに取り付けてみようと思います(ちょうどムシゴムが吹っ飛んでしまったので)。
↑「プランジャー」と「袋ナット」と「バルブキャップ」の3つのパーツを取り外します。
↑そこに「インナーアダプター」を差し込みます。
(破れたムシゴムなど異物が内部に残っている場合は、あらかじめ取り除いてください。)
その上に・・・
↑アウターアダプターを取り付けます。(工具は使わず手で締め付ける程度で良いそうです。)
とっても簡単です。
これで、せきねさんのチャリのバルブが「米式バルブ」になったので・・・
クルマと同じ米式バルブなので・・・
↑チャリの空気圧を測定する事が出来るようになりました。
でも実際に測定してみると、測り方が悪いのかタイヤが小さいせいなのか空気圧を「測定する」と言う行為だけで結構なエアーを消費してしまい、測り終わった頃には何かだいぶエアーが抜けた感がありました・・・
結局、いつものようにタイヤを手で押して「うん、空気入ってる!」レベルがせきねさんにはちょうど良いようです・・・(笑)
何だかんだ言って手動の空気入れが手っ取り早い気がする今日この頃のせきねさんです・・・
ちなみに、手動の空気入れを使う場合も今後は・・・
↑英式バルブで使用していたクリップ(トンボ口)を取り外して・・・
交換前と交換後で比較してみると・・・
ちょっとバルブがデカく(ついでに重く)なりますが、まぁ良しとしましょう。
↑取り外した英式バルブは、いつか使うかも知れないので捨てずに保管しておくことにします。
と言うことで、アダプターなど購入をする必要はありますが
クルマ用の電動のエアーコンプレッサーを使用して自転車のタイヤに空気を入れる事が出来るようになりました。
せきねさんのいい加減な誤り日記によりご迷惑をおかけしてしまいすみませんでした。
でも、こりずにまた読んでいただければ嬉しいです。