電池が液漏れしてぶっ壊れた目覚まし時計を修理する

家電
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こんばんは、革靴のムレと戦う真夏のサラリーマンせきねさんです。

さて、せきねさんは毎日「遅刻」せずに出社しているのですが
毎朝・・・


↑この目覚まし時計のお世話になっております。
(実際は超正確な腹時計体内時計により、目覚まし時計が鳴る直前に目が覚めてしまうのですが・・・)

この目覚まし時計は、実家にいる時からかれこれ7,8年以上使っています。
元々は親が買ってきた物で、それをせきねさんが勝手に使い込んでいる感じです。

アラーム音がうるさ過ぎないし、上にあるボタンを押すと・・・


↑有機EL照明が点灯して、ちょっとした懐中電灯代わりに使えて便利なので気に入っています。
(光り物が好きなお子さまもコレでよく遊んでいます♪)

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電池切れかと思ったら液漏れでした・・・

そんな、お気に入りの目覚まし時計ですが、残念な事に
ある日急に時計の針の動きが止まってしまいました。
(時計の針は止まっているけど、有機ELの照明は点灯する)
「電池切れか?」と思って・・・


↑目覚まし時計の底にある電池BOXのフタを開けてみたところ・・・


↑2本の乾電池の内、1本が液漏れしているじゃあ〜りませんか!
by チャーリー浜)・・・

お、お気に入りの目覚まし時計が・・・なんてこった・・・

もともとこの目覚まし時計の乾電池は購入時には「マンガン乾電池」が入っており、購入時からずっと電池交換せず使っていました。
ですが数ヶ月前に
「急に電池切れで止まったら困るな。そうだちょうど新品のアルカリ乾電池が余っているから交換しておこう」
って感じで電池を「マンガン」から「アルカリ」に交換していたのでした。

「時計にアルカリ乾電池はあまり使用しない方が良い」って話は何となく知ってはいたのですが、その内新品のマンガン電池を買って入れ換えればいいやとその時は考えて、すっかり忘れてこうなりました・・・。

新品でも使用推奨期限切れ電池には要注意

まぁ、そもそも使用したアルカリ乾電池も新品だったとは言え・・・


↑使用期限が「2010年12月」って書いてあり、すでに3年半以上期限が切れた乾電池なんですけどね・・・
電池を購入したのはなんと2006年の1月・・・
(せきねさん充電式の乾電池ばかり使う人なので、うっかり使い捨ての乾電池をまとめ買いするとこうなる・・・)

今回の液漏れが・・・
「マンガン乾電池を使うべき機器にアルカリ乾電池を使用した事により発生した」
ものなのか、それとも
「使用期限切れの乾電池を使用した事により発生した」
ものなのか、どちらが原因なのかはハッキリしませんが(両方だろ・・・)、どちらにせよ「やっちまった」って感じです。

説明書に記載されている電池(マンガン/アルカリ)を使用しましょう

一般的に時計のような微量の電気をチビチビ使うような機器には「マンガン乾電池」の方が適しているので、時計にアルカリ乾電池を入れた(しかも期限切れ)せきねさんが悪かったです。時計さんごめんなさい。

但し、時計にも色々種類はありますし
例えば・・・


↑せきねさんのお家で使用している・・・


↑この壁掛け時計は、電波時計で・・・


↑取扱説明書では「アルカリ乾電池」を使用するよう記載されています。

良い子は素直に説明書に従って乾電池を選ぶようにしましょう。
(乾電池も日々進化しているので、最近はマンガン乾電池推奨の時計にアルカリ乾電池も使用しても液漏れしにくくなっているらしいですが)

液漏れした目覚まし時計を分解して修理する

さて、電池が液漏れしてしまった目覚まし時計ですが・・・

↑被害は比較的軽い方なので・・・


↑分解して修理します。
(さいわい、内部がサビたりはしていませんでした)


↑そして開けてビックリ、乾電池2本で動いているはずの時計の内部に・・・


↑乾電池がもう1本入る謎のスペースがありました・・・(笑)

どうやら時計としては乾電池1本で動作するのですが、有機EL照明用にもう1本乾電池を使用したいが為に乾電池が2本入る電池BOXを外側に付けているようです。
そして、今回液漏れしたのは時計を動かす為に使用している方の乾電池でした。
(時計は止まっても、有機EL照明が点灯した理由がこれで分かりました)

KUREの「コンタクトスプレー(接点復活剤)」がオススメ

修理には・・・


↑KURE(呉工業)の「コンタクトスプレー(接点復活剤)」を使用しました。(別に「5-56」でも代用出来るらしいけど)


↑液漏れした部分にこいつをスプレーして、布やティッシュペーパーで異物を拭き取ります。
(洗浄剤として使用)


↑洗浄後。
腐食した痕跡が多少残っていますが、この程度ならこのままでも行けそうです。

念の為さらに・・・


↑紙ヤスリを使用して、腐食した端子部分を削ってあげると・・・


↑もっとキレイになりました♪

ただ、削ったまま放置するとサビるので
綿棒やティッシュペーパーに、コンタクトスプレー(接点復活剤)を軽く染み込ませて
端子部分に軽〜く塗っておきました。
(金属表面の保護、酸化・腐食防止として使用)

組み立てなおせば・・・


↑修理完了です!

と言うことで、うっかりミスで目覚まし時計をぶっ壊してしまいましたが
何とか修理できたし、今後は時計の説明書や電池の使用期限に注意して大切に長く使っていきたいなと思います。

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