ナンバー灯をLED化する

Z12キューブ
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こんばんは、36歳になったせきねさんです(オッサン真っ盛り・・・)。

さて、今日は「ナンバー灯」のお話。

暗い夜道でもナンバープレートが確認できるようにクルマの後部には・・・


↑ナンバープレートを照らす「ナンバー灯」が付いています。

しかし、ノーマルの状態だと・・・


↑普通の「電球」なのでオレンジ色で照らされます(電球色)。
ノーマルの「電球」のままだと特に何の特徴も無いし、
バルブ類など簡単に交換できるものは一通り交換しないと気が済まない人なので
ノーマルの「電球」から定番の「LED」に交換しようと思います。
(初歩的なカスタムですが、かんたんな割に見た目の変化は結構大きいので楽しみです♪)

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「バルブ」だけ交換するか「ナンバー灯ユニット」ごと交換するか

さてさて、
Z12キューブのナンバー灯を「LED化」する場合、手段は2つあって・・・
・1つ目の手段は「バルブのみをLEDバルブに交換」する方法。
・2つ目の手段は「ナンバー灯のユニットを丸ごと交換」する方法です。

せきねさんは、とりあえず手元に・・・


↑LEDバルブが余っていたので、手っ取り早くバルブだけ交換しようと思います。
(前のクルマでポジションランプ用に使っていたLEDバルブ)

まずはクルマから「ナンバー灯」を取り外します。


↑赤矢印のところを押しながら手前に引っ張れば・・・


↑ナンバー灯のユニットが落ちてきます。


↑あとはソケット(コネクタ)部分をひねると・・・


↑ノーマルの「電球(バルブ)」が出てくるので、バルブを引っこ抜くだけです(T10バルブ)。

ちなみに、この記事を書いている時に気がついたのですが

P1100969
↑クルマの取扱説明書にも・・・

052102
↑バルブの交換方法がしっかり書いてありました(笑)。

そして、手持ちの・・・


↑LEDバルブに交換して、ナンバー灯ユニットを取り付ければ完了のはずだったのですが・・・


↑LEDバルブを取り付けた状態だと閉まらない・・・

なんと手持ちのLEDバルブが・・・


↑ノーマルのバルブと比べて長過ぎて(長さ1.5倍・・・)キューブのナンバー灯ユニットに収まりきらなかったのです・・・
(なんてこった・・・)

このPIAAのLEDバルブは、だいぶ前に買ったかなり古い製品なので、拡散レンズやら放熱フィンやらテンコ盛りの為バルブがやたら長くてユニットに収まらなかったのです。
(バルブの長さは製品によりますが、技術の進歩により最近はもっと短い製品がほとんどです。)

そんな訳で、手持ちのLEDバルブが使えない事が分かったせきねさんは、
しぶしぶ新しいLEDバルブを購入してみようかとPIAAのサイトを物色したのですが・・・
(せきねさんはPIAA派なので)


↑PIAAのナンバー灯(ライセンスプレート)向けのT10バルブって、注意書きをよ〜く読んでみると・・・

中央1灯タイプのナンバー灯はLEDバルブに交換すると多くの場合で車検に通らない


↑ナンバー灯が中央1灯の車両の場合、厳密に車検をクリアできるくらい広範囲にナンバープレートを明るく照らす事は出来ないようです。
(あくまでキューブのような1灯式のナンバー灯の場合。2灯式なら車検OKとのこと)

一応PIAA以外のメーカーなら、T10バルブで面白い作りの・・・


↑こんな商品も販売されていたりします。
CAR MATE(カーメイト)の「GIGA LEDライセンスランプ3 Cタイプ BW150」ってやつでライセンスランプに特化した製品でT10バルブ単体で照射方向や角度を選択・調整できるようになっています(良くできてる)。

それとIPFからも・・・


↑ナンバー灯専用の全方向対応型3Dトライアングル形状 6000K LED T10バルブ2個入り「504N」(1個入りは「302N」)が発売されています。

これらでも良いのですが、よく考えたら
手持ちのLEDバルブが使えないのであれば、別にT10バルブにこだわる必要もないので
1つ目の手段である「バルブのみをLEDバルブに交換」する方法は中止して
2つ目の手段である「ナンバー灯のユニットを丸ごと交換」する方法に変更しようと思います。
(ユニットを丸ごと交換した方がバルブだけ交換するよりも明るくできるし)

日産車だと多くの車種でナンバー灯ユニットに共通のモノが使われている

Z12キューブのナンバー灯のユニットは・・・


↑「GT-R(R35)」や「シーマ(F50)」や「スカイライン(V35/V36)」、「ディーダ(C11)」、「フェアレディZ(Z33/Z34)」、「プレジデント(F50)」などで使われているナンバー灯ユニットと大体同じ形状なので、それらの車種用に発売されている社外品のナンバー灯を流用することが可能なのです。
(画像はヤフオクで見つけた社外品)

こういう複数車種で共通しているパーツってイジる人にはとってもありがたいなぁと思います。
(K12マーチのナンバー灯はK12マーチのみでしか使われておらず、社外品なんて発売されなかったので)

ヤフオクで探すと他にも社外品がいくつかあるようで・・・


↑こんなのとか・・・


↑こんなのとか・・・


↑こんなのとか・・・


↑こんなのがありました。
製品によりLEDチップの個数や配置が異なるようです。

一応、大手の「PIAA」からも発売されていて・・・


↑PIAAの「超TERA Evolution 6000 LED LICENSE PLATE LAMP(H-553)」です。
(2灯入の製品です)


↑「GT-R(R35)」、「スカイライン(V35, V36)」、「フェアレディZ(Z33, Z34)」向けとしており「お上品」に光るらしいです。

売り文句的は・・・
「均等配光を実現する専用基板。上質ディテール専用設計。上品に輝く透き通るライセンスLED光」
との事。

どうやら安物のようにやたら明る過ぎたり、暗過ぎたりもせず、程良い明るさ・程良い色味・均等な配光でプレートを照らすPIAAらしい製品です。

但し、こちらのPIAA製品の取り付けは・・・


↑純正のコネクタを加工して、ギボシ端子で接続する必要があります。

せきねさんはPIAA派なので、初めはコレを買おうかとも思ったのですが
キューブの場合、GT-Rなどと違って「中央1灯式」なので、お上品な光よりも
より明るい方がいいかなと思って(明るい方が好きだし)、こちらのPIAA製品は見送って・・・


↑ヤフオクでメーカー不明の怪しいナンバー灯を買ってみました。


↑箱側面のシール。
例によって海外で海外向けに作られた製品のようです。


↑2灯入で送料込2,842円でした(キューブで使う場合1灯余ります)。


↑裏側と側面。


↑別の角度から。


↑コレを選んだ理由は、LEDチップが全体にまんべんなくレイアウトされていて、広範囲を照らしてくれるかな?という期待と・・・


↑アルミ?のヒートシンクで放熱性が良さそう?に見えたからです。
お安くて怪しい社外品なので期待はしていませんでしたが、でも想像していたよりはしっかりとした作りでした(レンズカットも良かったです)。

とは言え、あまり信用していないで

念の為・・・


↑Holts(ホルツ)の「すき間シール剤クリア(クリアシーラー)MH508」(オートバックスで727円)を使用して・・・
(サンルーフのゴムモールを補修した時に買ったシール剤)


↑すき間をコーキングしておきました。
(多分やらなくても、水は侵入しないと思いますが、信用していないので念の為)


↑左がコーキング前で、右がコーキング後。


↑ぐるっと一周コーキングしておきました。

あとはコレを取り付けるだけなのですが、
残念ながら1点だけ大きな「落とし穴」がありました。

それは・・・

ヤフオクで売っていた製品を取り付けてみたら点灯しませんでした・・・


↑キューブのナンバー灯のコネクタを・・・


↑接続しても・・・


↑点灯しませんでした・・・(涙)

いや、実は箱を開けた瞬間に何となく「コレ点灯しないんじゃない?」と嫌な予感はしていました。

何が問題って・・・


↑赤矢印の部分が異様に長いのです(コネクタが長い割に中の端子は短い)。
コネクタ部分が長過ぎてコネクタを接続しても端子まで届かず、点灯しないと言う訳です・・・(おいおい)。

別に「GT-R」だろうが「キューブ」だろうが車種を問わずコネクタの長さは変わらないはずなので
単にこの製品の設計が悪いのでしょう。
(さすが安物・・・)

と言うことで、このままでは使用できないので・・・

少々加工すれば使えます


↑ハイテク糸のこ「フリーウェイコッピングソー」を使って・・・
(NASAでも使ってるとか使ってないとか・・・)


↑コネクタ部分を少々ぶった切りました。
(切断直後の切り口はザラザラだったのですが、紙やすりでキレイにしました。)


↑左が切断前で右が切断後。
切断した方は、中の端子が見えるようになりました。


↑左が切断前で右が切断後。


↑左が切断前で右が切断後。
こう見ると結構切ったな・・・
(ヤフオクで大量に売ってるけど、クレームの嵐だろうな・・・(クレーム言っても「加工してください」で終わりかも知れませんが・・・))

そして、切断後にキューブ側のコネクタと比べてみると・・・


↑こんな感じで、ちょうど良さげな長さになりました♪


↑接続完了。
ノーマルのコネクタは接続すると抜け防止の溝に「カチッ」っとハマりますが、こちらの社外品にはそのような溝はありませんでした。
(まぁ、あったとしてもぶった切らないと使えないので意味ないけど・・・)
ですが、太さ的にはぴったりで、そのまま半年以上使用していますがコネクタが抜けてしまうような事はありませんでした(心配ならビニールテープでも巻いておくと無難かも)。

そして、いよいよスモールランプを点灯させると・・・


↑今度は無事に点灯しました♪(昼間でも明るい♪)

キューブ用のナンバー灯は他のもとレンズ部分の形状が違うらしい

ちなみに・・・


↑こちらが取り外した純正のナンバー灯ユニット。


↑社外品と比較すると、コネクタの接続方向が90度異なることが分かります。
(別に社外品を取り付けても干渉するような事はありませんでした。)
(コネクタが真上を向いている社外品よりもコネクタが横(水平)方向を向いている純正品の方が雨水などの侵入には強そうです(掲示板にコメントを書き込んでくださった方ありがとうございますm(._.)m))


↑ですが、レンズ部分はだいぶ形状が・・・


↑異なるようで・・・


↑キューブの純正ナンバー灯よりも社外品の方がレンズ部分が大きいです。
(これはGT-Rやスカイラインのナンバー灯に合わせて社外品が作られている為で、キューブのナンバー灯のレンズが単に短いって事です)

ですから・・・


↑純正のナンバー灯だとこの角度からはナンバー灯のレンズ部分は見えませんが・・・


↑社外品に交換するとナンバー灯のレンズ部分が少々はみ出てしまいました。

ただ、はみ出てると言っても少し低い角度から見ない限り気にならないレベルで・・・


↑この角度から見るとナンバー灯のレンズ部分が少しはみ出ているのが分かりますが・・・


↑この角度から見るとそれほど気にならないと思います(横にいる子が気になりますが・・・)。

そんな訳で、多少加工の必要はありましたが
何とか取り付けが完了したので、交換前と交換後で光り具合を比較してみようと思います。

「交換前」と「交換後」を比較


↑交換前。


↑交換後。
(撮影画像では光源付近が白飛びしてしまっていますが、実際はナンバーの文字はハッキリ見やすいです。)


↑交換前。


↑交換後。


↑交換前。


↑交換後。

少々加工が必要ですがLEDナンバー灯としては大満足

ナンバープレートも地面もとっても明るくなって期待通りでした♪
色味も真っ白(6000K(ケルビン)位?)で良い色だし、斜めにカットされたレンズがナンバー全体をしっかり照らしてくれています。
ナンバー灯を交換後に車検を受けましたが、特に問題なく通りました。

また、取り付けてからすでに8か月程経過しましたが、今のところ特に不具合や変色も無く快適に使えています。
カプラー部分が長過ぎると言う致命的欠陥はあるものの、
それ以外は比較的良くできていると思うし2個入りで3,000円以下で買う事ができるので、加工できる人にはオススメです。

おまけ

せきねさん、車検を受ける時は・・・
(ディーラーにお任せ車検ですが)


↑いつも、こんな箱をクルマに積んでディーラーに車検をお願いしています。

中身は・・・


↑こんな感じ。

車検時にバルブやらヒューズが切れたら箱の中に入っているものを使ってねと言う意味と
(ディーラーで新品に交換されると高く付くので・・・)
車検対応仕様にしているはずですが、バルブの色味など判断が微妙なものは検査官次第で「NG」になることもあるので、その際にすぐに無難な純正品に戻してもらえるように、あらかじめ準備しています。
(ディーラーに車検をお願いするとお値段はそれなりですが、何かあった時に多少融通が利いて個人的には何かと楽なので、いつもディーラーのお世話になっています。)

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