Mac miniにセカンドドライブを乗せてSSDとHDDの両方を内蔵させる(分解・取付編)

Mac
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今日はMac mini(Late2012/Mid2011)にセカンドドライブを増設して「デュアルドライブ化」したいと思います。
今回は「分解・取付編」なので、必要に応じて以下の「準備編」の記事もご覧ください。

Mac mini(Late2012/Mid2011)ではなく、Mac mini(Late2014)やMac mini(2018/2020)の分解については以下の記事をご覧ください。

家電量販店などでノーマルのMac mini(Late2012/Mid2011)を買った場合、
HDDが1台だけ内蔵されているモデルを購入された方がほとんどだと思いますが、Mac miniはあのコンパクトさで2.5インチのドライブ(HDDやSSD)を2台まで搭載できる設計になっており、組み合わせ的には・・・

・HDDとHDDの2台
→とにかく容量重視!
・SSDとHDDの2台
→速度も記憶容量も両方UPできるバランス型
・SSDとSSDの2台
→とにかくスピード重視!

など、お好みに合わせて自由な組み合わせを楽しむことが出来ます。

せきねさんは、数年前にMac miniの内蔵HDDをSSDに交換してとても快適に使用していたのですが・・・


↑バックアップ目的でHDDを入れた外付けHDケースを「Time Machine(タイムマシーン)」用のドライブとしてMac miniの横に置いて使用しています。

ただ、現在このMac miniは老後生活中の両親が使うMacにしたので
たまに外付けのドライブが認識しなくなってしまったり(うっかりケーブルを抜いた?)、机の上の外付けHDケースが邪魔者扱いされたりと何かと都合が悪くなってしまいました。

いっその事Mac miniの内部にHDDを内蔵してしまえば・・・
うっかりケーブルが外れる事もなくなり安定稼働するし、HDケースが必要無くなるので机の上もスッキリします。

という事で、バックアップ用に使用していた外付けのHDDをMac miniに内蔵させて、Mac miniをデュアルドライブ化しようと考えました。

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ディアルドライブ化に必要なパーツ

Mac mini(Late2012/Mid2011)のデュアルドライブ化にあたっては以下のパーツが必要となります。
・Mac mini専用の「SATA(シリアルATA)フラットケーブル」
・ドライブを固定する際に使う「ネジ」と「防振ゴム(防振ワッシャー)」
・分解時に特殊ネジを取り外す為の各種ドライバー
で、それらがセットになった商品が・・・


↑Amazonなどのネットショッピングで購入することができます。

1,000円のお安いキットもあれば、5,000円のお高いキットもあります。せきねさんは試しに両方のキットを買って比べてみましたので、どちらのキットを買えば良いか悩んだ場合は先に書いた準備編の記事を参考にしてみてください。

OWC製のキットが無難で安心

今回はキットの中でも一番信頼性の高そうな・・・(値段も高いですが・・・)


↑OWC(Other World Computing)が販売しているキット「OWC Data Doubler for Mac mini(上段ベイ用:DIYIMM11D2)」を使用して手順の説明をしたいと思います。(どのキットでも内容物はほぼ同じなので(安いキットはOWC製品のパクリ)、安いキットでも同じ手順で作業が可能です)

キットはMac mini(2011/2012)の上段/下段のどちらにも対応

Mac mini(Late2012/Mid2011)購入時に取り付けられているHDDの多くは・・・


↑「Lower(下段)」側にHDDが取り付けられていますが(少数ですが上段に付いている場合もあり)
OWCのキットは「Upper(上段)」/「Lower(下段)」の両方に対応しています。
(現在どちらに付いているか見分ける方法は準備編の記事を参考にしてください。)

<Mac mini(Late2012/Mid2011)セカンドドライブ(上段)増設方法>

※分解する過程で「下段」ドライブも取り外すので、下段ベイを交換する場合も手順的には同じです(下段ベイの増設・交換の方が簡単です)。
※画像はMac miniのMid2011モデルを使って説明しますが、Late2012モデルでも手順は基本的に同じです。

まずは、システム終了して電源を切り、電源ケーブルなどすべてのケーブルを取り外します。

「底面カバー」の取り外し


↑傷が付かないようにタオルなどの上にMac miniをひっくり返して置きます。底面カバーにある丸い印(赤矢印)がボディの黒丸(青矢印)の位置にありカバーが「ロック」された状態になっているので・・・


↑底面カバーを反時計回りに回して(少し力が必要)、底面カバーにある丸い印がボディの白丸(青矢印)の位置に来るまで回してあげるとロックが解除されます。

これで底面カバーが取り外せる状態になったので・・・


↑赤矢印付近を押して、底面カバーの反対側(青矢印)を浮き上がらせて底面カバー取り外します。


↑取り外した底面カバーの内側。


↑これでMac miniの内部にアクセスできるようになりました。
ファンの隣にメモリが見えますがメモリの交換方法については別の記事を作ったのでそちらを見てください。

Mac mini (Late2012/Mid2011/Mid2010)のメモリ交換方法
先日「Mac mini」と「MacBook Pro」に対応する「メモリ(RAM)」についての以下リンク先の記事を書きましたが・・・ ↑そもそも「Mac miniのメモリの交換ってどうやるの?」 って方もいると思うので、今回はMac mini...

以後の画像ではメモリが取り外されていますがドライブの増設・交換の場合はメモリは付けたままでも作業可能です。

「シロッコファン」の取り外し

続いて、冷却用のシロッコファンを取り外すために・・・
(静電気には気を付けましょう)

↑ファンを固定している3本のネジを取り外すのですが、特殊な形の「ヘクスローブ(トルクス)ネジ」を使用しているので・・・


↑キットに付属の「ヘクスローブ(トルクス)ドライバー」が必要です。
(以後「トルクスドライバー」と呼びますが「トルクス」はアメリカの会社の登録商標だそうです)
基本的にキットに付属しているドライバーのみで分解できるようになっています。


↑T6サイズのトルクスドライバーを使用して3本のネジを取り外します。3本の内の2本(赤矢印)はネジを完全に取り外せますが、右下の1本(青矢印)はファン側にネジが残るので、ある程度緩めればOKです。

ファンにはケーブルが接続されているので・・・


↑ファンをゆっくり一度左の方によけ・・・


↑ロジックボードからファンのコネクタを抜くのですが、とても小さいコネクタで壊れやすいです。
コネクタを抜く際は横方向に引っ張るのではなく(横に引っ張ると最悪壊れます)


↑キットに付属のヘラを使用してケーブル側から上方向(赤矢印)に向かって持ち上げるようにコネクタを慎重に抜きます。


↑コネクタを抜くことができました。


↑これでファンが取り外せました。先ほど説明したようにネジ1本(赤矢印)はファン側に残ります。

「Wi-Fiアンテナカバー」の取り外し

続いて「Wi-Fiアンテナカバー」を取り外すために・・・

↑Wi-Fiアンテナカバーを固定している4本のネジをT8サイズのトルクスドライバーを使用して取り外します。
4本の内、外側の2本のネジ(青矢印)は・・・


↑トルクスネジではなく2mmの「6角(HEX)ネジ」になっていますが、キットではT8トルクスドライバーで代用するよう指示されています。


↑トルクスネジの山の頂点を線で繋げば6角なので、トルクスドライバーで6角ネジも回せると言うことです。


↑ネジ4本を取り外したら、WI-Fiアンテナカバー内側を少し上方向に持ち上げながら手前に引くと・・・


↑WI-Fiアンテナカバーが取り外せますが、まだアンテナケーブルが接続された状態なので・・・


↑アンテナケーブルの根元にあるコネクタ(赤矢印)を・・・


↑キットに付属のヘラを使用して根元から上方向(赤矢印)に持ち上げるようにコネクタを引き抜きます。


↑アンテナケーブルがコネクタから抜け、WI-Fiアンテナカバーを完全に取り外すことができます。

「ヒートシンクカバー」の取り外し


↑続いてエアー制御している黒いファンカバーを取り外す為にT6サイズのネジ1本(赤矢印)をトルクスドライバーで取り外します。
(画像上部にSSDが写っていますが、せきねさんは以前HDDをSSDに交換済なので、下段ベイ(カバー側)はすでにSSDへ交換された状態です)

↑黒いファンカバーは軽く持ち上げながら横方向へスライドさせると取り外せます。


↑取り外したファンカバーの裏側とネジ。

「SATAフラットケーブルコネクタ」の取り外し


↑続いて、下段ベイ用のSATAフラットケーブルのコネクタ(赤矢印)をロジックボードから外しますが・・・

↑SATAフラットケーブルのコネクタ(赤矢印)も大変壊れやすいので・・・


↑ヘラを使って下から上方向へ(赤矢印)に向かって持ち上げるように・・・


↑コネクタ抜きます。

「ロジックボード」をボディに固定しているのネジの取り外し

続いて、ロジックボードを固定している・・・

↑こちらのT6サイズのネジ(赤矢印)をトルクスドライバーで


↑取り外します(長いネジです)。

「赤外線ユニット」に繋がるケーブルコネクタの取り外し


↑赤外線ユニットに繋がるケーブルのコネクタ(赤矢印)を取り外すのですが・・・


↑こちらのコネクタもとても小さくて壊れやすいです。
(2012年モデルは特にスペースが狭くてここのコネクタをぶっ壊してしまったユーザーが多数います)

一番の難関なのですが・・・


↑ヘラを使ってケーブル側から慎重にコネクタを上方向(赤矢印)に向かって持ち上げて・・・
(コネクタは必ず上方向に向かって持ち上げます。横方向に引っ張ると壊れます)


↑コネクタを取り外します。
(ヘラが入らないくらい狭いので、ヘラを使わずに「つまようじ」のようなものでケーブルを持ち上げてコネクタを抜いている方もいました)


↑何とかコネクタを抜くことができました。

ちなみにうっかりコネクタをぶっ壊してしまった場合は以下の記事を見ると10,000円程で修理できるようです。

soldering-guide.com
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ボディから「ロジックボード」を引き出す

ロジックボードから各種ケーブルがだいたい外れたので(まだ電源ケーブルが外れてませんが)・・・


↑ロジックボードをボディから少しだけ引き出す為に、ロジックボード上にある2箇所の穴(赤矢印)に・・・


↑キットに付属の「コ」の字型の専用工具を・・・


↑差し込みます。

キットなんか買っておらず「コ」の字型の専用工具なんて無い!って方は・・・


↑細めのドライバーで代用できなくもないです。


↑「コ」の字型の専用工具を使って、ゆっくり慎重に少しずつ気合いを入れて手間に引っ張り、ボディからロジックボードを少しだけ引き出します。

って、これが初回はかなりカタくて結構な力を入れてもボディから引き出せません・・・(力を入れ過ぎると何だか壊しそうで怖いし)。

個人的には・・・


↑ファンの通気口部分を両手の親指を使って押し出すようにボディからロジックボードを引き出しました。
(ただ、通気口部分もプラスチック製で弱いので、あまり強く押し過ぎると通気口がつぶれます・・・)

本当にカタくて抜けない場合は、専用工具を入れる穴周辺にあるロジックボード固定用ネジを外し忘れている可能性もあるので、周辺を今一度確認してみてください。


↑これで何とかロジックボードが引き出せました。
(注意!:これ以上ロジックボードを引き出さないでください!まだ電源ケーブルが接続されています!)

ちなみに、この状態まで来れば・・・


↑ここで下段ベイ(底面カバー側)を取り外す事も可能です。


↑SATAコネクター(赤矢印)や奥側に付いている2本のマウント用ネジを新しいドライブに付け替えれば下段ベイ(底面カバー側)の交換はここまでの手順で完了です。

さて、上段ベイ(天板側)へドライブを増設する場合はまだまだ続いて・・・

「電源ユニットコネクタ」の取り外し


↑ロジックボードから電源ユニットのコネクタ(赤矢印)を抜いてあげる必要があり・・・


↑ヘラを使って電源ユニットのコネクタを・・・


↑引き抜きます。

これでロジックボードがフリーになるので・・・


↑ボディからロジックボードを完全に引き抜くことができます。


↑ロジックボードの反対側はこんな感じ。


↑コイン型の「内蔵バッテリー(BR2032)」が見えます。内蔵電池が切れると時計がリセットされり起動しなくなったりしますが、特殊な電池ではなくコンビニでもよく見かけるコイン電池なので、気になる方は交換しておきましょう。

「ドライブマウンター」の取り外し


↑まだ下段ベイ(底面カバー側)のドライブを取り外していない場合は


↑下段ベイ(底面カバー側)のドライブを取り外しておきます。

続いて・・・


↑マウンターをボディに固定しているT6サイズのネジ1本(赤矢印)と、電源ユニットをボディに固定しているT6サイズのネジ1本(青矢印)の合計2本をトルクスドライバーで取り外します。


↑ネジはどちらも少し長めのネジです。

「電源ユニット」の取り外し

電源ユニットを取り外すには・・・


↑電源コネクタの斜め下に金属製の「取っ手」みたいなものがあるので・・・


↑「取っ手」部分を持って横にスライドさせると・・・


↑電源コネクタを固定していた「ピン」を抜く事ができました。


↑「ピン」はこんな形をしています。

その後・・・


↑電源コネクタを反時計回りに・・・


↑回します。

元の状態から90度程回転させると・・・


↑ボディから電源ユニットを引き出す事ができます。


↑取り外した電源ユニット。


↑電源ユニット裏面(80Wって書いてあります)。

電源ユニットを取り外すと・・・


↑上段ベイ(天板側)用のマウンターも取り外す事ができます。


↑これでやっとMac miniのボディが空になりました(長かった・・・)。

Mac miniのボディ内を横から見てみると・・・


↑こんな感じ。奥の方に下段ベイ(底面カバー側)で使う2つのマウント用の穴が見えました。

「SATAフラットケーブル」の取り付けと増設するドライブの固定

ようやく一番の目的であるセカンドドライブをMac miniに内蔵しようと思います。


↑キットに付属のSATAケーブルを・・・


↑セカンドドライブとして増設するHDDやSSDに接続します。
(ちなみにOWC製のケーブルは上段ベイ、下段ベイどちらでも使用できるような作りになっています。詳しくは準備編をご覧ください。)

本当はケーブルに印字されている「折り線」に沿って・・・


↑あらかじめケーブルにしっかり折り目を入れておいた方が・・・


↑後々組み立てた時にコネクタが抜けにくくなります(このコネクタは抜けやすいので)。


↑続いて、キットに付属のドライブ固定用「防振ゴム(防振ワッシャー)」(赤矢印)と「ネジ」(青矢印)を用意します。


↑マウンターに空いた4箇所の穴(赤矢印)に・・・


↑ドライブ固定用「防振ゴム(防振ワッシャー)」を取り付けます(赤矢印)。


↑マウンターにドライブをセットします(9.5mm厚までのドライブがセットできます)。


↑ドライブ固定用「ネジ」4本でドライブを固定します(6角のネジですがT8のトルクスドライバーでも回せます)。
ですが、このドライブの固定が意外に難しく
「防振ゴム(防振ワッシャー)」の厚みで後々マウンターがボディに上手く収まらなかったり・・・
ネジの締め具合によってはマウンターが歪んでしまったりで・・・


↑ボディにセットした際に赤矢印の位置にあるネジ穴が


↑上手く合わず、固定するのに苦労します(しました)。
力ずくで多少マウンターを歪めれば固定できなくも無いですが、何度か調節して程良いところを探してみてください。

これで何とか上段ベイ(天板側)へのセカンドドライブ増設が完了しました!(結構大変・・・)


↑システム情報でも、増設したドライブをしっかり確認することができました♪

せきねさんは余っていたHDDを積みましたが、容量を重視するならシーゲートより2.5インチサイズ(7mm厚)で2TBの大容量HDD(ST2000LX001)が発売されているので、それを内蔵すれば小さなMac miniに沢山のデータを保存することができそうです♪

まとめ

Mac mini分解の難易度は結構高いので、ある程度の「やる気」と「覚悟」が必要です。
初回は緊張すると思いますが、セカンドドライブ増設用のSATAケーブルがAmazonではそこそこ売れており、チャレンジされている方も多いので興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
「私は不器用だから、必ず何かやらかす・・・」と事前に察知できる能力をお持ちの方は、無理はしないでMac専門のショップに依頼するのも悪くないと思います(Mac miniなら気軽るに持ち運べますし)。作業工賃は多少かかると思いますが、内蔵ドライブが1台から2台に増えるメリットはかなり大きいです。

おまけ〜その1〜

・MacにHDDではなく市販のSSDを取り付けた(または増設した)場合は「TRIM(トリム)機能」が初期値ではOFFになっているのでTRIMコマンドを使って「TRIM機能」をONにしましょう。
TRIMコマンドの実行方法は以下の別記事を用意しましたので、そちらの記事を参考にしてください。
(TRIM:SSDへの書き込みが高速化し、長期間使用した場合の速度低下も防げて寿命も延ばせる素敵なおまじない)

・SSDは発売後に不具合が見つかることも多い為、最新ファームウェアへ更新する事をオススメします。サムスン製SSDやクルーシャル製SSDなど、ファームウェアが「ISOファイル」で提供されているメーカーのSSDであればMacでフォームウェアの更新が可能ですので、以下の記事を参考にしてください。

・MacOS標準ソフトを使ってドライブ間でデータを丸ごとコピーする方法は以下の記事を参考にしてください。

・Time Machine(タイムマシーン)を使って新しいドライブ(SSD)にシステム全体のデータを復元する方法は以下の記事を参考にしてください。

おまけ〜その2〜

ところで、分解したMac miniは
「逆の手順」で組み立てなおしてください・・・。
って「組み立て手順も最後まで書けよ!」って話ですよね・・・スミマセンm(._.)m

組み立て時の注意ポイントとしては以下の通りです・・・(トラップ多し)

<コネクタ接続時のポイント>


↑差し込むタイプのコネクタは抜けやすいので、


↑上から下ヘ向かって差し込み、平らなヘラで押し込んでコネクタがしっかり差し込まれている事を確認しましょう(ドライブが認識されない場合はここが抜けていることが多いです)。


↑こちらのタイプのコネクタも横からではなく・・・


↑上から下へ差し込みむように接続してください。

<電源ユニット周りのポイント>


↑電源ユニットの先端には「突起」があるので、ボディにセットする時には・・・


↑ボディ内にある「四角い穴」に「突起」を突っ込む必要があります。
と言っても、ボディにセットする際に「四角い穴」が見える訳ではないので・・・


↑ボディと電源ユニットの間(赤矢印)のすき間が大きい場合は、きっと「四角い穴」にしっかり刺さっていないので、なるべくすき間ができないように電源ユニットを軽く持ち上げながらボディに差し込んでみてください。

また、電源ユニットからロジックボードへつながる電源ケーブルは・・・


↑電源ユニットの下を通してロジックボードへ接続する事も出来ますが(こっちが好みの人もいる)


↑もともとは電源ユニットの下ではなく横を通ってロジックボードにつながっていたはずです(確か)。

続いて、電源コネクタをボディに取り付ける時は・・・


↑ボディ内の2本の溝の内、奥側(赤矢印)の溝にコネクタをセットします(手前側(青矢印)ではありません)。


↑奥側の溝に電源コネクタを斜めにセットしたら・・・


↑電源コネクタを時計回りに回し・・・


↑しっかり水平になるまで回しましょう(回しが甘いとこの後ピンが奥まで入りません)。


↑固定「ピン」をコネクタの下に・・・


↑差し込みます。(あまり無理に強く差し込むとピンが曲がります)


↑電源コネクタを時計回りにしっかり回せば、固定ピン先端のくぼみ部分が、奥までしっかり入るはずです。


↑電源コネクタの回し(時計回り)が甘いと、固定ピン先端のくぼみ部分が奥まで届かずこの辺までしか来ません(まぁ、この状態でも抜けることは無いので組み立ては可能です)。

<Wi-Fiアンテナ周りのポイント>


↑Wi-Fiアンテナケーブルの接続も・・・


↑ヘラを使って、上から下に向かってしっかり差し込んでください。


↑Wi-Fiのアンテナ線はボディ内部へ赤線のようにはわせます。

そして、「Wi-Fiアンテナカバー」を何も考えずに取り付けると・・・


↑だいたいこうなると思います。左側のネジ穴はあっているけど右側のネジ穴が合わない・・・。(せきねさんは何度やってもこうなる・・・)


↑これは「Wi-Fiアンテナカバー」がしっかり奥まで差し込まれていないからです。


↑「Wi-Fiアンテナカバー」を真横からよ〜く見てみと「溝」があり、この「溝」にボディの端を入れてあげる必要があります。


↑他にやり方があるかも知れませんが、ボディの端がどうしても「溝」に入らない場合は「Wi-Fiアンテナカバー」にマイナスドライバーを突っ込んで、上方向に浮かせながら差し込むと(網に糸を通して真上に引っ張ってもいいかも)・・・


↑すき間なく「Wi-Fiアンテナカバー」がボディに収まります。


↑これで左右のネジ穴がしっかり合いました♪

以上、Mac miniへのセカンドドライブの増設でした。
せきねさんのMac mini(Mid2011)は24時間365日ずっと電源を入れっぱなしの状態(スリープもOFF)で使用して来ましたが、かれこれ5年以上不具合なく現在も元気に動作し続けてくれています。
自由にカスタムできるMac miniは今となっては貴重ですし、まだまだ十分使える機種なので、セカンドドライブを増設してさらにパワーアップしたMac miniをこれからも楽しく長く使っていきたいなと思います。