お子さまが中学校に入学したタイミングで新しい「自転車」を買ってあげたかったのですが、もともと身長が低く体に合う自転車を買おうとすると結局また「子供用自転車」になってしまうので、小学生の頃から乗っている自転車でしばらく我慢をしてもらっていた、せきねさん家です。
(↑小さい頃から背が低いので、幼児向けから小学生向け自転車に買い換えるタイミングも周りの子よりもだいぶ遅かった)
↑そして中学校に入って1年で身長がようやく7~8cm伸びたので、中学2年生になる直前にいよいよ新しい自転車を買う事にしました。
ただ、このタイミングで自転車を買うと言う事は、高校入学後も乗る事になる訳でそれを考慮すると慎重に自転車を選ぶ必要がある訳です(たった2年でまた買い替える余裕はないので)。
高校に入ってからも乗る事を考えると、せきねさん的にはどう考えても「カゴ付きのママチャリ」一択なので、お子さまに「ママチャリで良いよね?」と念の為確認してみたところ・・・
お子さま:「ママチャリじゃなくスポーティーな自転車がいい!」
との事・・・。
せきねさん自身は小学校低学年の頃はスポーツ系の自転車に乗っていたのですが、5年生か6年生になるとスポーツ系なんて子供っぽくてダサ過ぎて、高校生や大人が乗っているカゴ付きのママチャリの方がカッコ良く感じて小学5~6年から高校までずっとママチャリに乗っていましたし、周りの友達も中学に入るとほぼ100%ママチャリに買い替えており、大きなカゴの付いたママチャリの方が通学や部活の道具を入れたり、買い物、遊びに行くのにも何もかも便利で楽なのを知っているので「高校で使うことを考えたらスポーツタイプよりもママチャリの方が絶対便利だよ」とママチャリの素晴らしさを伝えまくったのですが・・・
お子さま:「ママチャリじゃなくスポーティーな自転車がいい!」
との事・・・(なんてこった)。
↑長く乗ることを考えてブリヂストンのチェーン式ではなくベルト式で5段ギアの最上級プレミアムセレブママチャリ「アルベルト ロイヤル」を買ってあげるからスポーツタイプはやめておきなよと伝えたのですが・・・
お子さま:「ママチャリじゃなくスポーティーな自転車がいい!」
との事・・・(天下のアルベルト(しかもロイヤル)を断るなんてやっぱりまだまだ子供だ・・・)。
と言うことで本人が気に入らない事にはどうしようもないので、もう好きにしろって事でママチャリではなく本人がご希望するスポーツタイプの自転車を買う事になりました(お高いアルベルト買わなくて済むからまぁいいか)。
パーツはママチャリだけどスポーティーな通勤・通学クロスバイク「TB1」
スポーツタイプの自転車が欲しいと思うお子さまと、高校生になっても通学向けに使える自転車が欲しいと思う親の両方に「ちょうど良い」自転車を発見!
↑それがBRIDGESTONEの「TB1」(ブリヂストン ティービーワン)です。
↑ママチャリとは異なるスタイリッシュで軽量なアルミフレーム(ボディカラーも豊富)に外装7段ギアが付いておりパッと見はスポーティーなクロスバイクに見えますが、前後のタイヤにはしっかり「泥除け」が付いていますしタイヤやブレーキなどほとんどのパーツはママチャリで使われているパーツで構成されており、マニアックなパーツは使われていないので、メンテナンスも楽で何かトラブルが発生しても普通の自転車屋さんでママチャリ同等に修理ができるお手軽なスポーツタイプの自転車です(お値段もママチャリと大差無し、アルベルトを買うよりも2~3万円安い)。
↑オプションでバスケット(カゴ)、チェーンケース、キャリヤ(フロント、リヤ)、両立スタンドなど便利パーツが一通り用意されています(無いのはチャイルドシートぐらい)。
↑本気(ガチ)の人が乗っているマニアックなロードバイクだと、タイヤが細くて側溝にハマるし、ギアが多過ぎて(24段とか)今何段か分からなくなるし、泥除けが無いので雨や水たまりで服が泥だらけになるし、カゴは付けられないし、チェーンケースが無いからズボンがグリスだらけになるし、点灯虫(ライト)は付いていないし、そもそも車体にカギが付いておらず、本体高いし、トラブルとパーツ高いし、盗まれそうでコンビニとか気軽に駐輪できないし、余程こだわりがない限りは中・高生が乗ってもロクな事がないので「ママチャリじゃなくスポーティーな自転車がいい!」と言うせきねさん家のお子さまには「TB1」がピッタリそうです。
サイクルベースあさひでネット注文・店頭受取
↑と言う事で自転車チェーン店最大手の「サイクルベースあさひ」さんで「TB1」を購入しました。
TB1はタイヤサイズは27インチのみのワンサイズですが、フレームサイズは「420mm(乗車可能最低身長144cm〜)」と「480mm(乗車可能最低身長155cm~)」の2種類から選択可能です。我が家のお子さま(身長147cm)は小さい方の「420mm」を選択しました。画像の通りサドルを一番低くして両足のつま先が地面に付く感じでした(但し、せきね家代々伝統の「短足」を受け継いでいるはずなので同じ身長でも人によってはもっとしっかり足が地面に付く可能性あり・・・)。
サイクルベースあさひさんを選んだのは近所にあるからと言うのがいちばんの理由ですが、購入前にホームセンターなど何件かお店を回ったところ一番親切丁寧に対応してくれて、サイズが合うかどうか実車で確認もさせてくれて、しかも「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などネットショッピングモールにも出店しており、店員さんの口から「店頭で購入するよりもネット注文で店頭受け取りにした方がポイントが沢山もらえてお得ですよ」と教えてくれたので、その方法で購入しました。
↑ポイントが多くもらえる日を狙って購入したので、12,000円程のオプション品を付けてほぼフルオプションにしましたが、それでも実質60,000円以下で購入できました。
バスケット(かご)やチェーンケースなどのオプション品の取り付けも新車購入時に同時購入すれば取り付け工賃は0円でした♪(購入から受け取り可能になるまでは14日間でした)
安いママチャリよりは高くつきましたが、高いママチャリ(アルベルト)よりは2~3万円安く済みました。

↑受け取り時に店員さんがサドル位置の調整やブレーキングの注意事項、ギアチェンジ方法などの説明をしてくれてました。3,630円の追加費用を払って安心保証サービス(サイクルメイト)会員になれば全国の店舗で3年間無料点検を受けられるアフターサービスもあるので、ネットを探せば他にも安い店はありますが、近所に実店舗があるお店を選択して正解でした。
店頭でこの「TB1」を受け取った際に、せきねさんは新しい自転車に夢中だったのですが、ふとお子さまを見ると、店員さんに引き取られてお店の奥へと運ばれて行く今まで乗っていた古い子供用自転車を名残惜しそうに見つめており、良い子に育ったなと思いました(きっと自転車に乗って出かけたり遊んだりした沢山の思い出が詰まっていたのでしょう)。
大人のせきねさんも自転車が欲しくなる
お子さま用の新しい自転車を買うために色々調べたり一緒に買いに行ったりしているうちに、せきねさん自身も自転車が欲しくなってしまいました(←子供か?)。
せきねさんは普段はクルマしか乗っておらず、現在我が家には背の低い奥さまのお買い物用に買った22インチの小さいママチャリしかありません。ただ最近あまりに「運動不足」過ぎて通勤時に手前の駅で降りて歩いたりしているので「休みの日にチャリに乗ったら運動になるよな〜」と思い(←思うだけで続かないパターン)、家でゴロゴロしながらネットでお安いリサイクル自転車でも無いかなぁと調べていたところ・・・
↑アップガレージ サイクルズ相模原駅前店で2024年製で1年も使っていない程度の良さそうな「アルベルト」が税抜29,900円で売ってるのを発見!
アルベルトの新車は安くても7~9万円程、中古車だとメルカリで程度の良い物で5~6万円程するので、1年落ちで3万円程ならかなり安いです。
お店には前にも行ったことあるし(←もともと相模原市民なので)、実物を確認したかったので売り切れる前にクルマでダッシュで見に行って、お店で店員さんに話を聞くと点検した範囲では特に大きな問題は無しとのこと。但し、保証期間は1週間だけなので(1週間でも保証があるだけマシですが)、若干ギャンブル的な面もあるのですが、中古車に何の抵抗も無いせきねさんなので(クルマも中古車しか買わないし買えないし)、実物を見て問題なさそうだったので勢いで買ってしまいました。
(お子さま用ではなく自分用だったので中古自転車にしましたが、新車だと6年のフレーム保証や3年間の盗難保証まで付いてくるので新車を買った方が無難だと思います)
↑しっかり防犯登録もしたので、夜道で盗難車だと疑われて職務質問されても比較的早く解放してもらえる事でしょう(防犯登録なんてそれぐらいしか役に立たない)。
さて、勢いで自転車を購入しましたが「クルマ(キューブ)に27インチの自転車が積めるのか?」と言うのが一番の問題で(子供用自転車以外積んだこと無いので)、カゴやペダルを取り外して何とかクルマに載せるか、最悪一緒に連れてきたお子さまに相模原から自宅の海老名までチャリで頑張って走ってもらうか(笑)どっちかだなと考えていたのですが・・・
↑カゴ付きペダル付きのままギリギリ入りました!27インチのママチャリが積めるなんてさすがキューブ!
(実際はブレーキをかけた時にガラスに当たったりすると危ないので、タオルやレジャーシートなどを上からかぶせて養生しました)
↑自転車の前輪を後部座席の足元に立てる感じすると入りました(運転席も助手席も普通に座れます)。ペダルを外すともっとスマートに入ると思われます。
「アルベルト」と「TB1」の画像
↑「アルベルト」と「TB1」の画像を載せておきます。
・タイヤサイズ:どちらも同じ27インチ
・ハンドル:アルベルトはL型なので「アルミトンビハンドル」、TB1が「アルミストレートハンドル」
・リム(ホイール部分):アルベルトが「ステンレスリム」、TB1が「アルミリム」
・スポーク:アルベルトが「ステンレス強化スポーク」、TB1が「鉄スポーク」
・フロントブレーキ:アルベルトが「ツーポットキャリパーブレーキ」(普通のブレーキ)、TB1が「V形ブレーキ(パワーモジュレーター付き)」(←スゲーよく止まる)
↑アルベルト(撮影前に簡単に外せる部品は外してお掃除しました)。
ベルト、チェーン、チェーンケース関連
↑アルベルトは注油不要でサビない外れないベルト式の「フローティングベルトドライブ」。
↑TB1はチェーン式ですが普通のチェーンよりもサビにくく耐久性のある「ステンガードチェーン」。またオプションの「チェーンケース(TB-27)」を取り付けています。10km程走った後にチェーンケースの内側にグリス(泥?)のような汚れが飛んでいたので、ケースがなかったらきっとズボンが汚れまくっていたと思います。チェーンケースが無いとズボンの裾(すそ)が挟まったりもするのでやはりチェーンケースは付けておいた方が無難でしょう(但し、TB1のチェーンケースは取り付けがかなり面倒でせきねさんのような素人にはとても無理なので新車購入時にお店で付けてもらうのがおすすめです)。
バスケット(かご)、ライト関連
↑アルベルトの「ステンレスワイヤー&パンチングメタルバスケット」。ステンレス製なのでサビに強く、十分な深さがあるので使い勝手も良いゴージャスなバスケットです。
↑アルベルトのLEDライト(シングルパワー点灯虫)。とても明るく照射範囲も広いです。
↑TB1のオプション品として取り付けた「フロントキャリア(FC-HA.A)」とステンレス製の「バスケット(BK-TB1 SU)」。黒色のスチール(鉄)製のバスケットもあるのですが絶対サビるのでステンレス製にしました(2,400円程高いですが)。
「バスケット」を取り付ける為にはその土台となる「フロントキャリア」を取り付ける必要があります。また、TB1のライト(点灯虫)は元々はハンドル部分に取り付けられていますがバスケットに荷物を入れるとライトが地面を照射できなくなる為、バスケットに付属の金属ステーを使ってバスケット下にライトを移設する形となります。
↑色的にはシルバーのステンレス製のバスケットよりもブラックのステール製のバスケットの方が全体的に統一感があってカッコ良いのかも知れません(まぁ数年でサビてブラックから赤茶色に変わる可能性がありますが・・・)。でも、ステンレスの輝きも悪くはないです。
そもそも、スポーツバイクに「バスケット(かご)」を取り付ける事自体が邪道なのかも知れませんが、カゴがあるのと無いのでは利便性が天と地の差なので(通学バッグを入れるのはもちろん、中学・高校生活でコンビニへ行って買い物をする際に必ず役に立つはず)、本格的なスポーツバイクと言う訳でもないですし中高生なら絶対バスケットを付けた方が便利だと思います。
タイヤ関連
↑アルベルトのタイヤは耐摩耗性に優れた最上位モデルのタイヤ「ロングレッドXT」。
↑TB1のタイヤはノーマルよりもパンクに強い「ロングレッド」タイヤです。
↑違いは「ロングレッド」より「ロングレッドXT」の方が1mm肉厚でさらにパンクプロテクターによりパンクに強いそうで・・・
↑自転車なのにクルマのようにタイヤの溝に小石が挟まる程に肉厚なタイヤでした(さすがはタイヤメーカーのブリヂストン)。
サドル関連
↑アルベルトのしっかりしたクッションとバネで乗り心地が良い「スーパーコンフォートサドル2」(一番お高いアルベルトロイヤルだともっと座り心地の良い「スーパーコンフォートサドル4」が採用されています)。
↑TB1のサドルはスポーツ車なのでバネは付いていませんが、ガチガチに固いサドルと言う訳でもなく一応クッション性のあるサドルになっています(おじさんはケツが痛くて長時間乗れませんが)。
テール・泥除け関連
↑アルベルトは泥除け部分に「ソーラーLEDテールランプ」が付いています(周りが暗いと自動でピカピカ光ります)。
「泥除け」についてはTB1は金属製です。アルベルトもパッと見だと金属製に見えますがよく見ると半透明で透き通っており、実はママチャリ用の泥除けとしてはめずらしい「ポリカーボネート製」なのでサビないですし凹みもせず非常に軽いです。またポリカーボネートは柔軟な素材なので曲げにも強く(手で軽く折り曲げても元の形に戻る)割れたり欠けたりもしにくいです。
ノーマルよりワンランク上のTB1、ブリヂストンの情熱を感じるアルベルト
色々なパーツを確認すると汎用性の高いママチャリパーツを使いつつノーマル品よりもワンランク上のパーツでスポーティーにまとめた「TB1」と、そこまでやるかと言う程に良いパーツばかりを集めて組まれた「アルベルト」と言った感じでどちらも良い自転車だと思います。
海までサイクリング
↑お子さまに自転車を買ってあげたら急に1人で海老名から片道17km程ある海まで走りに行ってきたそうです!お子さまが自分のスマホで撮影(今まで海なんか行った事なかったのにすごい!)。
そして、それに釣られてせきねさんも・・・
↑休みの日にお子さまと一緒に海までサイクリングしてきました♪(往復30km以上あり、帰り道は足がパンパンで家に帰れないかと思いました・・・)
お子さまは1ヶ月で8回も海まで行ったそうで(1人で行ったり友達と行ったり)、元々運動が苦手なはずなのに急に走り屋?になってビックリです。ママチャリではなくお子さまが気に入る方の自転車「TB1」を買って良かったです。冬が終わってサイクリングにはちょうど良い季節になったので、お休みの日にはまたお子さまと一緒にチャリでお出かけしようと思います♪(目指せ江ノ島(しらす丼!))