こんにちは、野菜は根っこでも葉っぱでも皮でも捨てる部分を最小にして食べられそうな部分は煮るなり焼くなり揚げるなり可能な限り食べて、なるべく生ゴミを出さないようにしている 貧乏性な 地球にやさしいせきねさんです(日本茶も急須を使わず茶葉をミキサーで小さくして茶葉ごと飲んでいるので生ゴミが出ません)。
なるべく生ゴミを出さないようしているとは言え、ナスのヘタや里芋の皮や枝豆の皮は流石に食べませんし、いつもは皮まで食べる野菜でも料理の種類によっては皮をむいて使用することもありますし、生ゴミは野菜に限らず「卵のから」や「コーヒーかす」や「魚の骨」など生活していればそれなりに出てしまいます。
毎月注文している農家直送の「野菜セット」の今月分の中に・・・
↑「所沢コンポスト 〜地球の育て方〜 生ゴミを循環させておいしい食生活へ」と言うチラシが入っていました。
もともと地域の里山の「落ち葉」や地元のビール工場から出る「ビール麦」、カフェで排出された「コーヒーかす」など不要とされてしまう有機物の再資源化を積極的に行なっている農家さんで、以前から「野菜を売る」だけではなくお客さんから家庭の食品コンポストを回収してそれを野菜作りに活かす循環型な農業を実践されており、今回はどうやらオリジナルのコンポストの販売を開始したようです。
↑「所沢コンポスト」と言うダンボール型のコンポストで、環境にやさしい「ココピート(ヤシ殻)」と「もみ殻くん炭」がセットになっているそうです(お値段も1,000円程と安価)。
↑家庭で出た生ゴミを焼却処分せずにこのコンポストで堆肥化(資源化)することで、CO2削減や環境にやさしいのはもちろん、マルシェなどで農家さんへ直接受け渡すことで新たな土作り・野菜作りに活してもらえる訳です。ついでに受け渡しの際に「ささやかなプレゼント」(きっと美味しい野菜?)がもらえるらしいです。
↑裏面には堆肥化の作業ステップや、Q&A(入れて良いもの、良くないもの)などが記載されています。
環境にやさしい取り組み、美味しい野菜につながる取り組みなど様々なことに挑戦されている面白い農家さんなので、興味のある方は公式ホームページを確認してみてください。
所沢農人「旬の野菜詰合せセット(中サイズ)」2023年11月編
↑オーガニックファーム所沢農人さんの「旬の野菜詰合せセット(Mサイズ)」の11月分の中身がこちらです。
↑袋から出して並べるとこんな感じ。テーブルに収めるのに苦労するほど盛り沢山です♪
↑いい感じのサイズが沢山入った「サラダカブ」。生食が絶対的におすすめとのことで、みずみずしさと甘みがあり、硬すぎず柔らかすぎない歯応えも大好きです。
↑カブは葉っぱも美味しいのでこちらも炒め物や汁物で楽しもうと思います。
↑せきねさんが受け取った野菜セットでは初となる「むかご」。付属の野菜の説明書を確認すると「むかご」とは「山芋になる芋の子」だそうです。皮ごと炒ったり蒸したりするか炊き込みご飯もおすすめとのこと(どんな味か楽しみです)。むかごの周りにあるのは紅ハルカと言う品種の「さつまいも」で、今月分は収穫後にすでに寝かして甘味が増している(追熟させている)との事なのですぐに食べられそうです。
↑「ナス」と「カラー大根」。美味しい秋ナスでこれが今シーズン最後とのこと。カラー大根はサラダに使うと彩りがすごく良く(しかも美味しい)葉付きなので葉っぱも楽しめます(大根葉って炒めると美味しい)。
↑「レタス」。農人さんのレタスは苦味が少ないので食べやすく、今回はかなり大物なのでサラダがガッツリいただきます。
↑こちらは2袋入っていた「春菊」。春菊はごま油と醤油で和えた春菊サラダが美味しくておすすめとのことなので今回も作ろうと思います。あと葉物野菜に埋もれてうっかり撮影し忘れましたが、春菊の奥に紫色の「コールラビ」が隠れています。
↑肉厚で加熱に強い「クロピーマン」と「いんげん」。クロピーマンは普通のピーマンよりもしっかりしているので焼いても炒めてもシャキッとしていて肉料理と一緒に使うと美味しいです。いんげんは「成平」という品種で、ふにゃとしないサクサクタイプの歯応えがあるインゲン豆です。
2023年11月分(Mセット)に入ったいた野菜の品目
・カラー大根 ・クロピーマン ・春菊 ・いんげん(成平) ・さつまいも(紅ハルカ) ・ナス ・サラダカブ ・レタス ・コールラビ ・むかご
2023年11月分の「お便り」と「野菜セット一覧」
↑今月のお便り(表面)と野菜セット一覧(裏面)。コンポストの事やメディアへの出演、講演会に関するお知らせなどが載っています。
マルシェ(直接販売)出店情報
所沢農人さんの直近のマルシェ出店情報を載せておきます。詳細はリンク先(所沢農人さんのページ)をご確認ください。
11/22〜23 まちなか農業マルシェin池袋(池袋駅構内)※コンポスト引取り可
せきねさん家の調理例(レシピ)
今回届いた野菜セットを使った我が家の調理例を載せておきます。参考になるのかどうか分かりませんが、調理次第どんどん追加していく予定です。
サラダカブの生ハム巻き
↑野菜セットが届いた直後の週末は家族でサラダランチをするのが定番なのですが、今回は「サラダカブ(3株)」がメインです。
↑まずは「葉」の部分を切り落とします(葉っぱは後で別の料理で使います)。また、葉を切り落とす時に茎の根元部分を画像のように少しだけ残します(シャキシャキ食感が楽しめるので。茎の根元に土が残っている事があるので切った後で軽く洗います)。
↑白いカブ(2株)はくし切りにします。カブの大きさにもよりますが、今回少し大きめだったので8等分に切りました。
↑最後にオリーブオイルと黒コショウ(が無かったので塩コショウ)をかければ「サラダカブの生ハム巻き」の完成です♪農人さんの作るカブは甘味があってそのまま食べてもすごく美味しいのですが、生ハムで巻くことで塩味が加わりよりカブの甘味が引き立って美味しかったです。
レタスとサラダカブのサラダ
↑大きな「レタス(半分ぐらい)」と「サラダカブ(1株)」を使ってサラダを作ります。
↑サラダカブはスライサーでスライスした後に4分の1にカット。
↑細かくちぎったレスタとサラダカブとコーンをボウルに入れて混ぜるだけです。
↑クルトンが余っていたのでついでに加えて「レタスとサラダカブのサラダ」出来上がり。お好みのドレッシングでいただきます。
春菊のサラダ
「春菊」は所沢農人さんがYouTube動画で紹介している「春菊のサラダ」を作って食べるのが我が家の定番です(何しろ生のまま簡単に美味しく食べられるので)。
↑「春菊のサラダ」は4:00分頃からです。
↑まずは「春菊(1袋10本ぐらい?)」を洗って生のまま食べやすい1口サイズ(4cm程)にカットします。
↑春菊をボウルに入れて「醤油(大さじ1)」、「ごま油(大さじ1)」、「白ごま」の順に入れて和えるだけです(簡単♪)。たまに大根やカブなども一緒に入れたりもします。今回は「じゃこ」があったので、この後少し入れてみました。
↑「春菊のサラダ」の出来上がり♪(刻み海苔も添えています)。これ本当に美味しくて(春菊の程良い香りとゴマと醤油がとても良く合う)、春菊を生で食べた事がない方はぜひやってみてください。
いんげんとカラー大根のサラダ
↑「カラー大根(1本)」と成平と言う「いんげん(10本位)」を使ってサラダを作ります。
↑いんげんはヘタを取ったら柔らかくなるまで(1分~1分半)ゆでます(成平いんげんは筋は無いと言うか取れないというか特に気にしなくて大丈夫です)。
↑最後になめ茸をかければ「いんげんとカラー大根のサラダ」の出来上がり(いんげんと大根となめ茸の地味な食材ですがなんかそれっぽく仕上がった♪)
↑成平いんげんのサクサク(カリカリ?)っとした食感とカラー大根の程良い辛味と旨みがなめ茸のやさしい甘さと良く合い、ご飯のおかずにもなってお子さまに好評でした。
サラダカブの葉とカラー大根の葉の油揚げ炒め
↑サラダで余った「サラダカブの葉(4株分)」と「カラー大根の葉(3株分)」を使って定番の油揚げ炒めを作ります。ちなみに大根は土から抜くと1~2日ですぐに葉が黄色く変色する植物なのでので(←止めようがなく仕方なし。スーパーで葉付きの大根をあまり見かけないのはその為です)なるべく早めに食べるのが一番です。
↑カラー大根の葉も同じく、3~4cm幅でカットします。(大根本体は別の料理で使います)。
↑茎にある程度火が通ったら、1cm幅で輪切りした「油揚げ(2枚)」を入れて1分程炒めます。
↑「葉の部分」と「ごま油(大さじ1)」と麺つゆ(大さじ3)を同時に入れてサッと炒めます。
↑あまり長く炒めずに葉のカサが多少減るぐらいまで炒めればOKです。
↑簡単で美味しくご飯のおかずにぴったりの「サラダカブの葉とカラー大根の葉の油揚げ炒め」の出来上がり♪
↑お好みでかつお節をかけても美味しいです。大根の葉と油揚げの最強コンビにサラダカブの葉も加わり、シャキシャキとした食感でついつい箸が伸びてしまいます。大量に作りましたがあっという間に食べちゃいました(せきねさんは一部をお味噌汁に入れちゃったりもします)。
さつまいもパイ(スイートポテトパイ)
↑実は先月の野菜セットに入っていた「さつまいも」をまだ使っていなかったので(より甘くしようと寝かせて追熟させてました。決して忘れていた訳ではないです。多分)、先月分のサツマイモ1本と今月分に入っていたさつまいも1本の合計2本を使って「さつまいもパイ」を作ります。
↑水を張ったボウルに入れてアク抜き(および変色防止)をします。10分程水につければOKですが、画像の様に水がすぐに濁る様なら途中で1回水を入れ替えた方が良いらしいです。
↑アク抜きが終わったら耐熱容器に入れラップをして柔らかくなるまで電子レンジで加熱します(600Wで5~6分間ぐらい)。
↑加熱が終わったら、熱いうちに「バター(10g)」、「砂糖(大さじ4)」、「牛乳(80ml)」を加えて・・・
↑マッシャーでさつまいもつぶしながら混ぜ合わせます(結構つぶしてしまいましたが、もう少しゴロゴロ感を残してもよかったかも)。この後焼くのでもしもパサパサしていそうなら牛乳を加えて水加減を調節してください。
↑パイ生地シートを用意します(業務スーパーで買った6枚入りのパイシートです)。パイ生地は1つのパイに対して2枚使用します。
↑1枚目のパイ生地シートは何もせずクッキングシートの上にのせておきます。
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↑2枚目のパイ生地シートはナイフで外側1cm程を残して・・・
↑1枚目のパイ生地シート上に貼り付けて額縁のようにします(生地と生地の間にあらかじめ指で水を付けておくとはがれにくいです)。
↑そこのマッシャーでつぶした「さつまいも」を盛り付けます(焼くとパイ生地が膨らむのたっぷり山盛りにしても大丈夫です)。
↑くり抜いて余った2枚目のパイ生地シートに画像のような切れ目を入れて・・・
↑伸ばしたパイ生地シートをさつまいもがのったパイ生地の上にのせて合体させます。
↑フォークの先端を使ってパイ生地のフチにぐるっと1周「溝」を付けます(パイ生地同士をくっ付ける意味と焼き上がった後に見た目が良くなります)。
↑「卵黄(黄身の部分だけを溶いたもの)」をパイ生地部分に塗り塗りしておきます(塗った部分にツヤのある焦げ目ができます)。
↑さつまいもを2本使ったのでちょっと量が多くなり、パイ2つ分になりました。
↑オーブン(普通のトースター)を使って200度で20分間焼きます(予熱なしならプラス数分)。画像を撮った直後に気が付いたのですが、クッキングシートの下に金属トレーを敷くのを忘れていたので、この後トレーにのせました(場合によってはクッキングシートが燃えるのでご注意ください)。
↑「さつまいもパイ(スイートポテトパイ)」の出来上がり♪いい感じの焼き色がつきました♪
↑さつまいもをたっぷり目に入れたので、家族3人で分けましたがなかなかのボリュームでお腹いっぱい楽しめました。やっぱり秋はイモですね。美味しいさつまいもでした。
ナスのレンジ蒸し
↑洗ってヘタ付きのままラップで包み、フォークをブッ刺して空気穴を開けておきます(爆発防止)。
↑電子レンジ(600W)で4~5分程加熱します(本数や太さにより多少前後します)。
↑触れる温度になったら手でヘタを取り(簡単に取れます)、ヘタの方から手で半分にさきます(とても柔らかいので簡単にさけます)。
↑ゆずぽんや麺つゆ、お醤油などお好みの味付けをすれば「ナスのレンジ蒸し」の出来上がり(簡単)♪今シーズン最後とのことで味わって食べましたが柔らかくて甘味があり秋ナスって本当に美味しいなと感じました。
春菊の天ぷらそば
↑春菊2袋の内、1袋目はサラダで食べたので2袋目は天ぷらにします。4cm程の長さに切って・・・
↑先に作った「ナスのレンジ蒸し」と一緒におそばにトッピングすれば「春菊の天ぷらそば」の出来上がり。サクッと噛むと春菊の良い香りがしておそばのアクセントになり美味しかったです。
コールラビとアサリのじゃこ炒め
↑まずは切りやすいように葉っぱの部分をちぎります。紫色の球体部分は「実(み)」ではなく「茎」が肥大化したもので、今回は小ぶりですが成長するともっと大きくなります。
↑丸い球体部分は千切りにすればそのままシャキシャキと食べる事ができるので(キャベツの芯のような甘みがある)、サラダにすることが多いのですが今回は炒め物なので少し大きめにスライスします。
↑葉の部分も一緒に使うので食べやすいサイズ(4cm幅ぐらい)にカットします。
↑フライパンにサラダ油をしいて、切ったコールラビ全部とアサリ(冷凍)を入れて炒めます。
↑全体に火が通って葉がしんなりして来たら「ちりめんじゃこ(これも冷凍・・・)」と味付けに醤油、砂糖、酒(めんどくさいから我が家は麺つゆ)を入れて軽く炒めれば・・・
↑「コールラビとアサリのじゃこ炒め」の完成です。キャベツの仲間という事でキャベツのような甘みがあり、加熱しても歯応えが残っておりご飯のおかずにもなりますし、パスタとかに入れても美味しそうです。
サラダカブツナコーンサラダ
↑「サラダカブ」の茎を5cm程残して葉を切り落とします(葉は別の料理でいただきます)。2株しか写っていません3株使いました。
↑5cnだけ残した茎の部分を細かく輪切りにして、切ったサラダカブ全部をボウルに入れます。
↑「コーン(好きなだけ)」と「ツナ缶(140g入り1缶)」を用意して・・・
↑ボウルに入れて混ぜ合わせます(ツナ缶はドレッシング代わりにオイルごと全部入れました)。
↑最後に塩コショウを振れば「サラダカブツナコーンサラダ」の出来上がり。
↑サラダカブの甘みがツナとよく合い、茎の部分のシャキシャキも加わり美味しかったです。
カラー大根ちくわレタスサラダ
↑「カラー大根」を2つ使います(葉の部分は先に炒め物で食べちゃいました)。
↑輪切りにしたカラー大根をさらに5mm幅で千切りにします(カラー大根は中の色もきれいです)。
↑千切りにしたカラー大根と輪切りにした「ちくわ(4本)」、マヨネーズ(大さじ2)をボウルに入れて混ぜ合わせます。
↑マヨネーズだけでも良いですが、おまけで「麺つゆ(小さじ1)」を加えました。
↑少し余っていたレタスを一口サイズにちぎってお皿に敷き、そこへ・・・
↑盛り付ければ「カラー大根ちくわレタスサラダ」の出来上がり♪
↑大根と相性の良い「きざみ海苔」をトッピングするとさらに美味しいと思います。レタスのおかげでカラー大根がより映えますし、シャキシャキの歯応え、ちくわと海苔の和風の味わいで小学生のお子さまもバクバク食べてくれました。
クロピーマン肉炒め
↑お肉(豚肉)と一緒に炒めていただきました。結構火を通してもシャキッとした歯応えが残っており、ピーマンのほろ苦さもしっかり残るのでお肉と一緒に炒めるとアクセントになり美味しいです。
サラダカブの葉とクロピーマン入りビーフン
↑ビーフンを作る際に「サラダカブの葉(2株分)」と「クロピーマン(2つ)」を加えて作りました。肉厚のクロピーマンはビーフンにも良く合うと思います。
フライドさつまいも
↑「さつまいも」を切ってレンジで加熱して中まで火を通してから油で揚げます。
↑ちなみにこちらは「さつまいもパイ」を作った時に出た「さつまいもの皮」です。揚げるとパリパリして美味しいです。
むかごご飯
↑皮の表面に土のような強い味(匂い)があるそうで、ザルに擦り付けるようにして強めに洗って皮の表面を軽く落とすぐらいがちょうど良いとのこと。
↑あとはお米を入れた炊飯器に「塩(小さじ1)」を加えてよくかき混ぜてから、最後に「むかご」を上に乗せていつも通りご飯を炊くだけです。
↑「むかごご飯」の出来上がり。黒い見た目なので勝手に苦い味がするのかと思っていましたが、思ったよりもとっても優しい味と柔らかい食感で「小さな里芋」といった感じのクセになるお味で美味しかったです(むかごは「山芋」の子ですが)。
↑翌月分(12月分)として届いた「里芋」を使った「里芋イカバター」と一緒にいただきました(芋って素敵♪)。