今日は仲良しの友達の家に行って来たよ。
どのくらい仲がいいかって言うと、「親友」と言えるくらいだね。
とりあえず、何でも話せるよ。
小学校5年生の時に同じクラスになって以来ずっと友達だよ。
放課後のクラブ活動(バトミントン)とか、クラスの係とかももちろん同じだったよ。休み時間も放課後もほとんどずっと一緒にいたよ。
中学校に入っても、同じ部活(ソフトテニス)で頑張ったよ。
高校は俺の能力的問題もあって、違う高校だったけど、それでも時々遊んでいたよ。
小学校の時は毎日のようにお互いの家に行ったりして、プラモデルやダイヤブロックで遊んだり、その頃はやっていた、CHAGE&ASKAの音楽を聴いていたよ。外で遊ぶ時はだいたい駄菓子屋でお菓子買って学校の裏で食ってたね。
大学に入ってからは俺がバイトはじめたせいもあるし、お互い大学生だからやっぱ忙しいし(1番は俺が携帯電話もってないのが悪い気がする)なかなか遊べなくて、年に数回って感じだね。
で、久しぶりに友達の家に行ってのんびりしたよ。
とりあえず、前半はプレステでグランツーリスモを2人でやってドリフトしまくったよ。
俺は、プレステとかゲームは全くやらない人だけど、車のゲームは好きなんだ。
本当は「どれだけ速く走るか」ってゲームなんだろうけど、俺の場合は「どれだけ暴走するか」ってことをポイントに走ったよ。友達の車にぶつけまくって、楽しかったよ。
プレステやった後はトークタイムだよ。
あんまり俺は「おしゃべり」じゃないけど、何でも話せる友達とは別だよ。
たまってる事をお互いに話したよ。
小学校の頃も色んな話をしたね。好きな人の事とかチャゲアスの事でしょ、車の事も結構話したなぁ(確か「俺はベンツに乗りたい」って言った覚えがあるよ。まさか、数年後にマーチに乗るとは思わなかったよ。ベンツとだいぶ差が、、、)。
もうお互い22歳だけど話しはじめると、小学校の時と同じだね。
外見は大人になっちったけど、2人で会話している時は小学生の時と大差ないよ。
俺はそれを凄く今日実感したよ。
話してたら夜になって、友達のお母さんが夕ご飯(カレー(激辛、、、))を持って来てくれたよ。
それもいつものパターンなんだよね。
俺が夕食の時間の前に帰ればいいんだけど、いつももっと遊んでいたいと思って帰らないと結局食事をごちそうになる事に、、、
やっぱ友達はいいね。友達は大事だよ。
忙しくて、なかなか連絡とれなかったりするけど、たまには遊ばないとダメだね。
で、日記のタイトルの「10年たったので告白」ってなんだ?
って事になるけどさ、それは今日会った友達に10年かくしている事があるんだ。
この日記を読んでくれているらしいからここで告白するよ。
今となっては大した事じゃないって言えば大した事ないんだけど、
ずっと言えなかったんだよ。
あれは、小学校5年生の時の事だよ。
初めてその友達が我が家(せきねさん家)に遊びに来た時のことだよ。
まだ、友達になったばっかりだね。
当時はCHAGE&ASKAが大ヒットしていて、俺と友達でよく休み時間に2人で歌っていたよ。
その友達はチャゲアスの「TREE」っていうアルバムを持っていて、それを我が家で一緒に聴こうってことになって(ついでにカセットテープにダビング←著作権法違反!)、そのCDをもって遊びに来てくれたんだ。
それで、とりあえず俺の部屋のCDラジカセでそのCDを聞いていたんだ。
そのあと、友達が一回家に帰る事になったんだよ(たしか昼ご飯を家で食べる為だったような?)。
そんで、チャゲアスのそのCDは我が家(せきねさん家)においたままで友達は一回帰ったんだよね。
その時事件は起きたよ!
友達がいない間、俺がその友達のチャゲアスのCDの歌詞カードを見ようと思って、CDのケースをパッと開けたら一瞬「パキッ、、、」って音が、、、
その後、部屋の床に何か透明なものが落ちていたよ、、、
「ハッ」っとしたよ。
CDケースのフタ(ジャケットの入る透明な所)のつめが折れたよ、、、
別に普通に開けただけなんだけど、弱っていたみたいで
「ど、どうしよう、、、」
まだ小学生だったし、まいったね、困ったね、相当悩んだね。
思ったよ、
「もしも、俺が割ったって事が友達に分かったら俺は友達に嫌われるかも?」
って。(もちろん、そんなに心の狭い友達じゃないよ!でも、小学生の頃だし、そう思ったよ)
色々考えたね、
「素直に謝った方がいいのかなぁ?」、「だまって置いといた方がいいのかなぁ?」って。
結局「俺が壊したって知られたら友達でいてくれないかも?」って言う不安にかられて、知らないふりをする事にしたよ。(←典型的なダメなやつ)
とりあえず、そのままだと折れたつめが取れちゃうから、
普通の「のり」をうすーくぬって、CDのケースが閉じた状態で何とか張り付いているように固定したよ。
それを友達が戻ってくるまでテーブルに置いておいて
そんで、友達が開けた時に「ポロっ」っとつめが落ちるって仕掛けだよ。
(俺って悪いやつ、、、)
その後、ついに友達が戻って来て、CDのケースを開けた瞬間、、、
友達は、「折れそうだったから」とか言って軽く笑っていたよ。
でも、俺はその時相当の「罪悪感」が、、、
大した事ないかもしれないけど、俺にとってはかなり大した事あって、
その後もずっと本当の事言えなかったんだ。
この場をかりて、10年も経ってしまったけど、
あのケースを折ったのは私です。本当にごめんなさい。
あの時正直に謝っていても、きっと友達でいてくれたと思うけど、
でも、結果的に今も友達でいてくれてるから、だまっていて良かったとも思う。
これからもよろしくね。