パナソニック「LifeWINK(ライフ・ウィンク)」の取付とダミーセキュリティー化

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Z12キューブ
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こんばんは、クルマのバッテリーをパナソニックのBule Battery(ブルーバッテリー) 「caos(カオス) アイドリングストップ車用(N-S115/A3)」に交換したせきねさんです。

バッテリー自体の詳細と交換方法については以前書いた以下の記事をご覧ください。

さて、クルマのバッテリーをPanasonic製のバッテリーに交換した際のお楽しみと言えば、何と言ってもPanasonicが専用オプションとして用意している・・・


↑カーバッテリー寿命判定ユニット「LifeWINK(ライフ・ウィンク)」です。

初代「LifeWINK」が発売されたのが2006年でそこそこの歴史があるので、ご存知の方も多いとは思いますが、
「LifeWINK」はバッテリー交換時に取り付ける事により新品時のバッテリー状態を記憶し、その後24時間365日常時バッテリーを診断して・・・


↑現在のバッテリーの「エンジン始動性能(劣化状況)」を5段階のLED表示で確認する事ができる便利なアイテムなのであります。

「エンジン始動性能(劣化状況)」を目視で確認できるようになると、いつエンジンが始動出来なくなるか(つまりバッテリー寿命)の判断がしやすくなるので、事前にトラブルを防ぐ事ができますし、まだまだ使えるのに無駄にバッテリー交換してしまうなど不要なバッテリー交換を回避する為の判断材料にもなります(バッテリーを寿命近くまで使い切るのに役立つ)。

また、「カーバッテリー寿命判定ユニット」としての機能だけでなく、LEDの光が走行中も駐車中も24時間常に左から右へピロピロ流れるように点灯するので、光り物好きな人は本来エンジンルームに設置すべき「LifeWINK」をあえてエンジンルームではなくダッシュボードなど車内に設置して・・・


↑元々のステッカーを剥がしたり・・・


↑自作ステッカーを貼って「ダミーセキュリティー化」するお遊びも一部のユーザーの間で流行っているとかいないとか・・・(笑)。

「LifeWINK」はあくまでもバッテリーのオプション品なので
興味が無ければ取り付けなくても全然問題無いのですが、個人的にこの手の光り物が大好きですし、無いよりあった方がネタ的に面白そうなので、今回も「LifeWINK」を取り付けようと思います。

「LifeWINK」は新品バッテリー時の正常な状態を記憶して、その情報を元に劣化状態を判定する商品なので、取り付けるタイミングとしては「新品バッテリーへの交換時」のみとなります。
バッテリー交換なんて3, 4年(場合によっては4,5年)に一度しかないイベントですし、このチャンスを逃さずに取り付けを行います。

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「LifeWINK」はパッケージの異なる2種類が販売されている

さて、まずは「LifeWINK」を購入する訳ですが、「LifeWINK」には2種類のパッケージが存在し・・・


↑画像左側がノーマルバッテリー用の「LifeWINK(N-LW/P5)」で
画像右側が製品保証延長キットとして販売されている「LifeWINK(N-GPLW)」です。

製品保証延長キットとして販売されている「LifeWINK(N-GPLW)」の方はアイドリングストップ車用専用品であり、バッテリー本体の製品保証を1年延長する事も出来るので、アイドリングストップ車用のバッテリーを購入する場合は、もちろん「N-GPLW」の方を購入しましょう。

但し、同じお店でバッテリーと同時購入しないと延長保証が適用されないなど条件があるので、詳細はバッテリー購入時に書いた以下の記事をご覧ください。

それに対して、(アイドリングストップ用ではない)ノーマルバッテリー車向けのノーマルの「LifeWINK(N-LW/P5)」が販売されてはいますが、ぶっちゃけノーマルの「LifeWINK(N-LW/P5)」はあまりおすすめではありません。

製品保証延長キットのライフ・ウインクの方が安くてお得

「LifeWINK」のお値段をネットで調べてみると・・・


↑ノーマルバッテリー用の「LifeWINK(N-LW/P5)」が2,100円で(ヨドバシ.com)、


↑アイドリングストップ車用の製品保証延長キット「LifeWINK(N-GPLW)」が1,580円となっており、520円も価格差があります(Amazonでも同じくらいの価格差があります)。


ですが、実はこれ中身(LifeWINK本体)は全く同じ物が入っているので、ノーマルバッテリーを使用している人もアイドリングストップ車用の製品保証延長キット「LifeWINK(N-GPLW)」の方を買った方がお得なので、少しでも安く手に入れたい方はアイドリングストップ車向けのLifeWINKを購入しましょう。

アイドリングストップ車向け製品保証延長キット「LifeWINK(N-LW/P5)」

せきねさんのクルマはアイドリングストップ車なので・・・


↑アイドリングストップ車向け製品保証延長キットの「LifeWINK(N-GPLW)」を購入しました(バッテリー本体の製品保証をプラス1年延長させるためにバッテリー本体と同時に購入)。


↑中身はこんな感じ。


↑パッケージ裏面。


↑こちらが「LifeWINK」本体です。
アイドリングストップ車向けの製品保証延長キットの型番は「N-GPLW」ですが、LifeWINK本体にはノーマルバッテリー車向けの型番「N-LW/P5」と書いてあり、LifeWINK本体としては同じものである事が分かります。

「N-LW/P5」は第5世代のLifeWINK製品であり・・・


↑古い第3世代あたりのLifeWINK(N-LW/P3)と比べて見ると・・・


↑LEDのチップがより小さくなっていることが分かります。


↑バッテリー本体に接続してLEDを全点灯させた状態。


↑通常は上部の5つのLEDが3秒に1回の間隔で左から右へ流れるように点灯し、現在のバッテリーのエンジン始動性能を確認する事ができます。


↑付属のLED表示の説明書。

ライフ・ウインクの消費電力は?ライフ・ウインクが原因でバッテリーが上がらないの?

3秒に一度LEDがピコピコ流れるように光るLifeWINKですが、そんなにピカピカ光って、逆に電力を消費してLifeWINKが原因でバッテリーがあがってしまったりしないのか不安に感じる方もいるかも知れません。

取扱説明書を確認すると・・・


↑「常時取り付けた状態でも消費電流が少ないため、バッテリーにはほとんど影響を与えません。」との記載があります。

仕様上の消費電流としては・・・


↑「エンジン停止中、約2mA(ミリアンペア)」との事です。
(エンジン停止後は約1時間経過すると点灯間隔が3秒から5秒に長くなり、駐車中の電力消費を抑えてくれる機能が付いているのですが、その状態での消費電流が2mAという事です)

「2mA」が多いのか少ないのかよく分からないと思うので
参考に、クルマのセキュリティシステムなどで使われている・・・


↑駐車中にずっとLEDが点滅して威嚇(いかく)する「LEDスキャナー」と呼ばれる製品の消費電流を確認してみると・・・(画像はVISIONのLM800B)



↑「省電力商品 消費電流 約10mA」と書いてあります。
せきねさん自身はもっと古くて消費電流がさらに高いLEDスキャナーをクルマに取り付けて、15年以上使い続けていますが(古いLifeWINKも同時に取り付けた状態で)、クルマを2,3週間放置してもバッテリーが上がった事は一度もありません。

よってLifeWINKの消費電流「2mA」と言う値は高性能・大容量のcaosバッテーにとって「屁(へ)」みたいものなので、説明書に書いてある通りほとんど影響はなく心配する必要はないでしょう。

ライフ・ウインクをエンジンルームと車内の2箇所に取り付ける

さて、何となくLifeWINKがどう言うものなのか分かったところで、実際にクルマに取り付けたいと思います。

でも、そう言えば、せきねさんこれまで本来「エンジンルーム」に設置すべきLifeWINKを毎回あえて「車内(ダッシュボード)」に取り付けており、今まで一度も正しい取り付け方で設置した事がありません。

せきねさんもいい歳こいたオッサンですし、いい加減そろそろ正しい取り付け方法でLifeWINKを使ってみようかなと、ふと考えました。

ですが、正しくエンジンルームに設置してしまうと、毎回ボンネットを開けないとLifeWINKの状態(バッテリーの状態)が確認できず、今まで車内に取り付けていたせきねさんにとっては不便なので・・・

「LifeWINKを2個買って、エンジンルームと車内の両方に取り付けちゃおう♪」

と言う「LifeWINKの無駄遣い」な結論に至りました(笑)。

LifeWINKを2個取り付ければ、エンジンルームで使用した場合と車内で使用した場合とでどれだけ違いが出るのか確認する事ができて面白そうですし、今回は少し奮発してLifeWINKを2個取り付けみよう思います。
(車内に設置する事に意味があるのか前から気になっていたのよね)

ライフ・ウインクによって記録される情報とは?

さて、カーバッテリー寿命判定ユニット「LifeWINK」ですが、そもそもこの謎のユニットは一体どんな情報を拾ったり記憶したりしているのか気になるところです。
取扱説明書には・・・


↑「エンジン始動時の電圧変動を2段階で測定、バッテリー新品時の特性を基準として記憶し、比較する事で劣化を判定するため、車種にマッチングした、より高精度な判定が可能」と書いてあるぐらいで、あまり細かい測定項目に関する情報は書かれていません。

でも、実際にはLifeWINKはかなり細かい情報を記録しているようで、その情報はPanasonicが販売店(カー用品店やガソリンスタンド)向けに販売している・・・


↑「Blue Analyzer2」と言うテスター端末を使用して・・・


↑LifeWINKのLEDの光信号を読み取る事で、LifeWINK上に記録された細かい情報を読み出す事が可能です。

Blue Analyzer2の取扱店は以下のサイトより検索可能です。

404 Not Found

で、LifeWINKの診断をBlue Analyzer2で実施すると・・・


↑診断結果がレシートのような紙で出力されます。
診断内容としては以下のような内容です。

現在のエンジン始動性レベル


↑使用期間ごとの始動性能の最低値をグラフ表示で確認する事ができます。右肩下がりのグラフになるはずなので、バッテリーの交換時期の目安にする事ができます(年単位のグラフで5年も前の新品時の情報までも記憶しているようです)。

使用期間


↑LifeWINK取り付け(つまりバッテリー取り付け)からの使用期間を「何年何ヶ月」単位で表示します。

平均運転時間/平均エンジン始動回数


↑一週間あたりの平均運転時間と平均エンジン始動回数を表示します。

エンジン停止時の最低電圧推移


↑エンジン停止時の最低電圧をグラフ表示する事により、暗電流(駐車時録画機能付きドラレコやセキュリティなどエンジン停止時にも使用される電流)の影響による電圧変化を確認できます。

異常発生の履歴


↑使用期間ごとの異常発生履歴(充電不足、車両点検、要交換)をグラフ表示します。

バッテリー温度


↑バッテリーの「最高温度」と「最低温度」を表示します。

Blue Analyzer2の診断結果全体


個人的に意外だったのがLifeWINKは電圧の状態だけでなく「温度」センサーも付いているという点です。
温度を計測しているという事は、正確な値を記録するためにはやはりバッテリー本体上にLifeWINKを貼り付ける必要があるという事です。
つまり、LifeWINKをバッテリー上ではなく、せきねさんのように車内のダッシュボード上に設置した場合には、正しいバッテリー温度を記録することができません。
でも、せきねさんがこれまで何年もダッシュボード上で使ってきた感想というか予想としては、LifeWINKの温度測定結果はあくまでもおまけ(参考値)みたいなもので、バッテリーの寿命判断としてはエンジン始動時の電圧変化のみで判断し、温度については寿命判断の判断材料にはなっていないのではないかと勝手に予想しています。

ライフ・ウインクの取付(普通に正しく設置する場合)

ではでは、いよいよLifeWINKを取り付けたいと思います。
まずは、バッテリーの上に普通に正しくLifeWINKを取り付ける場合です。


↑新品のバッテリーが取り付けられた状態(バッテリーステーでしっかり固定された状態)にします。


↑プラス側の端子カバー(赤矢印)を持ち上げて、プラス端子のボルト(黄色矢印)を少しだけ緩めます(ここのボルトはどのメーカーも10mmです)。


↑LifeWINKのクワガタ端子を・・・


↑プラス端子に挟み込んでボルトをしめます。
プラス側のケーブルが長さ的に余って邪魔だったので、せきねさんは余ったケーブルが目立たないように配線の取り回しを工夫しました。

マイナス端子側も同様に・・・


↑接続します。マイナス側のケーブルはバッテリーステーの内側を通すようにして可能な限りLifeWINKのケーブルを隠しました。

そして最後に・・・


↑LifeWINKの裏面に貼ってある両面テープを剥がしてバッテリーに貼り付けます。

但し・・・


↑赤矢印で示した「液口栓(排気孔)」の上には絶対に貼り付けないでください。バッテリーは呼吸をしているので、この部分を塞いでしまうと最悪バッテリーが爆発します。また、LifeWINK本体の周囲1cm(黄色線)はスペースを空けておかないと(せきねさんはプラス側の端子カバーを外すとギリギリスペースが空きます)・・・


↑Blue Analyzer2で信号を読み取る際に邪魔になってしまいます。


↑後はエンジンをかけて、LEDが流れるように点灯すれば取り付け完了です。


↑ケーブルも目立たずスッキリ設置する事が出来ました。ボンネットを開けてLEDがピロピロ光る様子を見るのもなかなか楽しいです♪

ライフ・ウインクの取付(ダッシュボード等車内に設置する場合)

さて、エンジンルームへのLifeWINK取り付けが完了したので、もう1台のLifeWINKを普段確認しやすいように車内に設置したいと思います。

LifeWINKのダミーセキュリティー化

せっかく車内に設置するのであればLifeWINKとしての機能だけでなく、防犯にも役立つ「ダミーセキュリティー」としても利用できるように 小細工 ひと手間加えてから車内に設置します。


↑まずはLifeWINK本体裏面に付いている「両面テープ」を・・・


↑剥がします。
いや、これ超強力な両面テープで、前にこれをダッシュボードで使用したら・・・


↑取り外す時にすごく苦労したので剥がしました。

続いて・・・


↑表面のLifeWINKステッカーもLifeWINKだとわかってしまうと意味がないので(あくまでもダミーセキュリティー化なので)・・・


↑取っ払います!
(まぁ、知っている人が見ればステッカーが無くても明らかにLifeWINKですけどね・・・)


↑第5世代の「N-LW/P5」の基板はこんな感じです。

このまま「得体の知れない何か」って状態で使用するのも1つの手ですが、
(2008年に取り付けた時はこの状態で使用)
何かしら「それっぽい」ステッカーを貼って楽しみたいと思います。

前回はカーボン調のカッティングシートを貼り付けたのですが、今回は・・・


↑こんなステッカーを用意してみました。
反射ステッカー工房さんが販売している「盗難防止ステッカーSG08」という商品です。


2枚組で760円(+送料100円)と、小さなステッカーの割にいいお値段ですが、それなりにハイスペックなステッカーで・・・

↑よく見ると角度によってキラキラ反射しており、以下のような「売り文句」で販売されています。

### ここから ###
■高い反射機能
本製品は視認性抜群の高い反射輝度を誇り、極めて浅い角度からでもフルカラーで反射します。夜間でも光が当たることにより抜群のビジュアル効果を発揮します。

■その美しさは、まるでエナメル
非常に高い光沢と透明度のクリア層はまるで高級エナメルのよう。
加えて、ハードコートにより清掃や洗車などメンテナンス時の布拭きキズに強く、美しさと反射機能を長期間キープします。

■屋外使用OK
もちろん耐久性も抜群。UVカット率99%で屋外耐候5年を実現。
完全耐水なので雨に濡れても安心です。カッター等でカットして使用しても滲むことはありません。
### ここまで ###

との事。
そんなハイスペックなダミーステッカーですが・・・


↑大きさ的にそのままでは貼れないので・・・


↑細かくぶった切ります・・・。
(切らずにそのまま車両に貼った方がよっぽど防犯に役立ちそうな気がしますが・・・(笑))

そして、あーでもない

こーでもないと

配置した結果・・・


↑今回はこうなりました(ステッカー本来の良さがどこかに行ったスマートでシンプルな仕上がりに・・・)。


↑右側面。


↑どうでしょう?それっぽく(ダミーセキュリティー)っぽく仕上がったかしら?

で、これで完成のつもりだったのですが。この後色々あって・・・


↑ステッカーの向きを逆にして完成としました。

室内へのLifeWINKの設置

ではでは、ダミーセキュリティー化したLifeWINKを車内に取り付けます。

過去に車内に取り付けた際は、一番目立って防犯効果の高そうな「ダッシュボード上(助手席側の端)」に取り付けたので、今回も同じく「ダッシュボード上(助手席側の端)」に取り付けようと最初は考えていたのですが、LifeWINKはエンジンが動いている間(つまり走行中)も常にLEDがピロピロ流れるように光る為、助手席に座る奥さまから「(目障りでウザいと)クレーム」が入る可能性があり、取り付け直前に設置場所を変更する事となりました。
(そもそもダッシュボード上には本物のセキュリティーのLEDが付いているし・・・)

で、どこか他に車内に設置が出来て乗員に文句を言われず、防犯効果も高そうな設置場所がないかなと探した結果・・・


↑良さげな場所めっけ♪


↑キューブは助手席側の後部座席ドアの後ろに小窓があるので、ここに設置する事にします(車両後方の防犯にも役立つかも?)。先ほどステッカーの向きを逆に変更したのはここに設置する為です。

まずは・・・


↑トランクドアを開けるとラゲッジネット用のクリップが2つあるので・・・


↑クリックの根元にある穴に・・・


↑先の細いヘラ(内装剥がし)を差し込むと・・・



↑クリップのロックが解除されて画像のような状態になるので、手前に引いてクリップを取り外します。


↑取り外したクリップ。

続いて・・・


↑作業を行う周辺のゴムモールを手前に引っ張ってある程度外します。


↑助手席側の後部座席ドアのゴムモールも一部外しておきます。


↑内装全体を赤矢印の方向へ引っ張ってすき間を作ります。

このすき間から内部をのぞいて見てみると・・・


↑シートベルトの根元付近にボディーアース(マイナス)のターミナルがちょうど良くあったので、ここに・・・


↑こんなケーブル(一方がクワガタ端子でもう一方がギボシ端子オス)を作って取り付け、ここからマイナスを取る事にしました。

プラス側については・・・


↑ラゲッジランプのレンズを内装剥がしで取り外し・・・


↑突起部分を押し下げながらラゲッジランプユニットを・・・


↑引っ張り出します。


↑エーモンの「検電テスター」を使ってプラス(常時電源)側の配線を見つけ出します(せきねさんの場合は黄色の配線がプラスでした)。



↑見つけたプラス側の配線の被覆(ひふく)を剥がして・・・


↑手持ちの配線コードを接続して電源を取り出します。

ちなみに、接続には「エレクトロタップ」は使用せずに・・・


↑ギボシ端子(オス)を・・・


↑半分にぶった切った片われ(右側)を使用して・・・


↑カシメて接続(結線)を行いました。
(エレクトロタップよりもしっかり固定できるので)

但し・・・


↑接続(結線)した後は「絶縁テープ(結束テープ)」をしっかり巻いて絶縁しておきましょう。
(普通の「ビニールテープ」だと熱で剥がれてしまったりベタベタするので、何かと評判の良いヤザキ製の「梨地テープ」を使ってます)



↑ギボシ端子(メス)を取り付けて・・・


↑念の為「配線チューブ」をかぶせて配線を保護しておきます。


↑これで「プラス」と「マイナス」の電源取り出しが完了です♪
(ギボシ端子で接続できるようにしたので、後で何か他のアイテムの電源を取り出す時にも使えそうです)

そして、WifeWINK本体の方も・・・


↑クワガタ端子での接続になっており、このままでは接続できないので思い切って・・・


↑クワガタ端子をぶった切って、ギボシ端子化しました。
これで、取り出した電源に接続が出来るようになりました。

本来であればクワガタ端子を使ってバッテリーのプラス端子とマイナス端子に直接LifeWINKを接続する必要があるのですが、エンジンルームからわざわざ車内(しかも後部座席の後ろ)まで、配線を引っ張って来るのは面倒なので、このような電源の取り出し・配線となりました。
常時電源線に繋いだとは言え、バッテリーに直接繋いだ状態ではないので精度を求める人にはおすすめしません。
ただ、全く使えない訳ではないで、せきねさんのようにLifeWINKを2台設置する人(←多分いない)やダミーセキュリテイーとして使いたい人、車内で参考情報としてある程度バッテリーの状態を把握したい人であればこの接続方法でも十分だとは思います。


↑最後に画像のようにLifeWINK本体を内装の内側に通して・・・


↑窓ガラスにぴったり張り付くように設置して内装を元通り戻せば完成です。
(内装で押さえつける形で固定ができたので特に両面テープなどは使用しませんでした)
配線は内側からも・・・


↑外側からもほぼ見えずスッキリシンプルに設置する事が出来ました♪

おまけ:ON/OFFスイッチの追加

LifeWINKは走行中もピロピロとLEDが流れるように光るのですが、Z12キューブのリアガラスは・・・


↑もともと「スモークガラス」ですし、LEDチップ自体も極小なので、走行中に車内でLEDが光っても周りへ影響する事はほぼ無いのですが、車検時に細かい事を言われたり、街中で白と黒のツートンカラーの車両(と言ってもハチロクやALSOKではありません)に止められると面倒なので、念の為「ON/OFFスイッチ」を付けておこうと思います。

ON/OFFには・・・


↑お家に転がっていたエーモンの「ロッカスイッチ」を使用します。
(シンプルで出っ張らないのでスイッチにはこれを良く使います)


スイッチの取り付け位置は・・・


↑ちょうど良さげな場所に取り外しが可能な便利なフタがあるのでこちらを使います。


↑赤矢印の位置に溝があるので、ここに内装剥がしを差し込んでこじれば簡単に外れます。


↑エーモンの「クラフトリーマ」を使って穴を開けます。
使い方は簡単で「クラフトリーマ」の先端を穴をあけたい場所の中心に突き当てて、右に左にグリグリ手で回すだけです。



↑2,3分で簡単に穴(直径2cm)があきました。
(あっという間に穴の大きさが広がって行くので、穴が大きくなり過ぎる前に何度かスイッチを仮付けして微調整しましょう)

表側からロッカスイッチを通してあげれば・・・


↑はい完成。


↑裏側。

ロッカスイッチは配線が3本出ていますがアース線(黒色)を繋いでしまうと、ロッカスイッチ上にあるLEDが駐車中も点灯して無駄に電力を消費してしまうので、ロッカスイッチのアース線(黒色)は使用せずに、赤線と黄線だけを使用して、すでに配線したLifeWINKの電源ケーブル間に割り込ませました(今回は単なるON/OFFスイッチとして使用するだけなのでプラス側でもマイナス側でも、どちらに割り込ませてもOK)。


↑これでいつでもON/OFFが出来るようになり、万が一路上で白と黒のツートンカラーの車両に止められても・・・
「セキュリティーのスイッチOFFにするの忘れてました〜(てへっ)」
って言ってスイッチOFFすれば何の問題もありません。

取付後の画像

ではでは、以下取付後の画像です。


↑どうでしょう?ダミーセキュリティーとしてはそこそこそれっぽく出来たかなと思っています。


↑トランクを開けた時ぐらいしか意識しないトランク横の何も使っていないスペースだったのですが、ダミーセキュリティーを置くにはちょうど良いスペースだなと感じました。
(ここに自分の好きなミニカーとか小物を置いているキューブユーザーさんもいらっしゃいます)


↑スモークガラスとは言え、昼間はLifeWINK本体もそこそこ見えます。


↑夜でもLEDの光がそれなりに見えるので、車両後方の防犯に役立ってくれることでしょう(たぶん)。

まとめ(エンジンルーム設置と車内設置の差は?)

さて、最後に肝心の「エンジンルーム設置」と「車内設置」でLifeWINKの動作に差が出るかどうかについてですが・・・
結果としては差が出ました・・・(そもそも接続方法が異なるので、そりゃそうですが)。

エンジンが停止した直後に、すぐにブレーキを解除してエンジンを始動させた場合など、瞬間的なアイドリングストップを行うと、車内設置した方のLifeWINKだけ「車両点検LED」が点滅する事がたま〜にありました。

ただ、取り付けから現在まで半年以上使用していますが、駐車時にLifeWINKの「車両点検LED」が点灯する事はほとんどなく、ピロピロ流れるように正常に動いている場合がほとんどです。
エンジン始動性能レベルを示す5段階のLED表示についても、エンジンルーム設置も車内設置もどちらも今の所同じレベル数分LEDが点灯しています。

1度だけ、車内設置の方が5段階中4つだけ点灯している状態になった事があったので、その時にエンジンルーム設置のLifeWINKを確認した所、同じく4つだけ点灯していたので、車内設置でも始動性能レベルの表示はある程度参考にできるのかなと思います。
まぁ、最終的な結果はバッテリーの寿命が近づかないと何とも言えませんが・・・。

ただ、車内に設置したことにより今までよりもバッテリー状態を意識するようになりましたし、光り物好きのせきねさんにとっては駐車中も24時間ずっとピロピロ流れるLEDの様子を見ていてだけでもとても楽しいので、車内に(も)LifeWINKを設置して良かったです。ダミーセキュリティーとしてもきっと役立ってくれることでしょう(たぶん)。

以上、LifeWINKの取り付けでした。
うまく活用すれば役立ちますし面白いアイテムなので、Panasonic製バッテリーに交換予定のある方はエンジンルームでも車内でも(両方でも)お好きな場所で取り付けにチャレンジしてみてください。