Mac miniの縦置きに便利な「アルミ製スタンド」を買う

Mac
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こんばんは、ネットニュース記事を読んでいて「コロナ禍」の「禍(か)」って漢字が読めなかった事があったのですが、最近もう1つ読めない漢字があり、ずっと読み飛ばしていたもののその漢字が出てくる頻度があまりに多くなったのでこの前思い切って奥さまに聞いてみました・・・

せきねさん:「ねぇ、この「何とかマメ子」ってなんて読むの?」

奥さま:「マメ子じゃなくて、ねずこ(禰豆子)ね・・・(プッ)」

流行に乗り遅れている 流行に流されないマイペースなせきねさんです・・・
(うっかり「スミ治郎」って口にしないで良かった・・・)

さて、今日は「Mac miniのスタンド」のお話です。


↑せきねさんはいつもMac miniを「縦置き」にして使っています。
縦置きにする理由はもちろん「省スペースで済むから」です。パッと見はいかにも不安定そうに見えますが、Mac miniの重さは1.3kgとそこその重量があるので雑に扱わなければ意外と倒れません。
とは言うものの、どんなに注意をしていても接続したケーブルを変に引っ張ってしまった時やMac miniの横に置いた物を取ろうとした際にうっかり手がぶつかって、Mac miniをドーンと倒してしまった事が正直2、3度あります。

まぁ、最近のMac miniは衝撃に弱い「HDD(ハードディスクドライブ)」は積んでいないので、倒してもデータが消えて泣く事はないのですが、下手に倒すとアルミ製のボディに傷が付いて泣く事になるので、なるべく倒れないように・・・


↑壁際に設置してみたりもしたのですが、そろそろしっかりとした「スタンド」を購入して、もっと安定感のあるMac miniの「縦置き」を実現したいと思います。

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Mac mini専用の「縦置き」スタンドが売っている

Mac miniは数年おきにモデルチェンジが行われその中身は年々進化をしていますが、Mac miniのボディサイズ(筐体(きょうたい)サイズ)自体はかれこれ10年近く同じ大きさを維持しており、これまでの間サードパーティ製の「縦置きスタンド」がいくつか発売されています。

有名どころをの製品を紹介すると・・・

NewerTechの「NuCube for Mac mini」


↑Newer Technology(OWC)社のMac mini用スタンド「NuCube for Mac mini」(Made in USA)。
透明なアクリル製でMac miniを見せるタイプのスタンドです。分厚いアクリルでMac miniを保護するのにも役立ちますし、そのデザインの良さからとても人気が高くMac mini定番のスタンドなのですが、お値段の方もお高くてAmazonで7,480円もします。
ちなみに上記の商品画像では分かりませんが・・・


↑スタンドの正面には細長い「スリット」が入っており、これはその昔2010年モデルのMac miniにはまだDVDドライブが搭載されていた関係でDVDの出し入れに使用するために設けられたスリットです。2011年モデル以降のMac miniでは光学ドライブが廃止となったので今となってはほぼ使われる事のないスリットです。

せきねさん的にはこのスタンドのデザインはすごく好みなのですが、お値段がだいぶ高いのとMac miniの発熱やエアフローを考えると熱がこもってしまいそうな点が心配です(発熱の少ないM1チップ搭載のMac miniならあまり気にする必要はないのかも知れませんが)。

NewerTechの「NuStand Alloy for Mac mini」


↑続いてこちらもNewerの製品で「NuStand Alloy for Mac mini」です。


↑Newerの製品はどれもデザインが良いですが、こちらは必要最低限のとてもシンプルなデザインでMac miniの存在感を際立たせてくれます。こちらのスタンドを利用するとMac mini本体が浮いた状態となり、6面全てで放熱する事ができるので冷却効率の面ではかなり有利なスタンドと言えそうです。


↑フレームはアルミ製ですが、Mac mini本体と触れる中央部分はシリコン素材なので傷も付きにくく、底面には滑り止めのゴム足も付いています。
お値段はAmazonで3,850円なので「NuCube for Mac mini」よりは買いやすいお値段です。難点としては完全にMac mini専用品なので他の用途には一切利用できないのが残念なポイントかと思います(中央のシリコンパーツにいくつかサイズの異なるものが付属していればMac mini以外のスタンドにも利用できたのに・・・)。

バード電子の「TOWER(タワー)」


↑こちらは日本のメーカーでバード電子の「TOWER(タワー TW-333)」です。


↑シルバーとブルーの2色が展開で、こちらのスタンドの良いところは・・・


↑スタンドの裏面にあるネジを調節する事で・・・


↑スタンドの収納幅を10mm〜37mmまで調節できるところです。この調節機能があるおかげで分厚いMac mini(36mm)に限らず・・・


↑光学ドライブやノートPC用のスタンドとしても利用する事ができるのです(素敵♪)。


↑スタンド内部には傷防止の工夫もされていて、とてもよく出来ているのですがお値段が5,000円程と少々高いのが難点です。

そう言えば我が家にも・・・


↑とても似たような物がありました・・・(小さい本立て(ブックスタンド)の内側にスポンジを貼り付ければそれっぽい物が自作出来そうです・・・)。

最近流行りつつある「PCスタンド」

テレワークが増えた影響もあってか最近ノートPCやタブレットを机の上に「縦置き」する事ができる小型の「PCスタンド」がネットで売れているようです。
例えばAmazonで売れているのが(数ヶ月前の記事でもちらりと紹介しましたが)・・・


↑こんな形状のPCスタンドです(海外メーカーの製品)。
スタンドとしての基本的な機能としては先程紹介したバード電子の製品と同じで・・・


↑幅を自由に調節する事ができるのでノートPCやタブレットやMac miniなど様々な機器のサイズに合わせて安定感のある「縦置き」を実現することができるアイテムです。


↑Amazonで売っているこちらの商品は2018年ごろから販売されていますが、最近はMac BookやiPadに合うカラーリングもラインナップされるようになり、見た目もおしゃれです。
端末を使いたいと思った時にサッと手が届く位置に置いておきたいけど、使わない時にはなるべく机の上のスペースを確保したいと言う方にこの「縦置き」スタンドが売れているようです。

PC周辺機器大手のエレコムさんからも同じような製品が発売

PC周辺機器を取り扱っている大手のエレコムさんからも同じような製品が・・・


↑2020年11月に発売されました(ノートPCスタンド(縦置き/1台用)PCA-LTSV01SV)。


↑物としてはAmazonで売っていた海外メーカーの製品とほぼ同じ(いや全く同じ?)です。

エレコムさんってAmazonとかネットで売れ筋になってきた知名度の低いメーカーの海外製品を自社ブランド製品として扱って、大手家電量販店へ大量流通させる販売手法を取られているっぽくて(←たぶん。せきねさんがエレコムさんの商品ラインナップ全体を見た個人的見解です。いや、得体の知れない製品にしっかり補償やブランド価値・信頼を付けて売ってくれるので消費者としてはありがたい事です。その分少々お値段も高くなるけど)、言い換えればエレコムさんの目にとまった製品であればモノとして便利で優秀なお墨付きの製品であるとも言えそうです。


↑エレコムさんからはスタンドの片側にスマホを置けるスペースが付いた「ノートPCスタンド(縦置き/1台/スマホスタンド付)PCA-LTSV02SV」も2020年11月に発売されましたが・・・


↑これもAmazonでは2019年4月頃からすでに海外メーカーが販売していたノートPCスタンド製品とほぼ同じです。まぁ、素人目に見ても良くできた製品なのでエレコムさんも自社で取り扱いたかったのでしょう。

設置幅が一定で両側に物が置けるPCスタンドを購入

そんな訳で様々なPCスタンド製品の中からせきねさんが最終的にMac mini用の縦置きスタンドとして購入したのが以下の製品です。


↑Amazonで売っているVAYDEERと言う海外メーカーの明確な商品名・型番ない「調節可能、スタンド式、ノートパソコン用ベースでもあり、スペースを節約できる一つ三役のノートパソコン縦置きスタンドです。」って商品です(せっかく良い商品を作ってるんだからしっかり商品名か型番を付けてくれ・・・)。


↑実際に届いた製品がこちらです。箱に貼られたラベルには・・・


↑「シングルマウスシルバー(日)立式支架 単槽銀色」と意味の分からない事が書いてあったので箱を開けてみるまで不安でしたが・・・


↑中身は購入した製品で間違いなさそうです。


↑こちらがPCスタンド本体です(アルミ製)。海外メーカーの安物だと思っていたのですが、思っていたよりも質感が良く・・・


↑重量は「542g」もあって値段の割にずっしり重く、スタンドとして安定感がありそうです。


↑真横から見るとこんな感じ。このスタンドは他のスタンドと違って両サイドの端が軽く上を向いた形状になっているので・・・


↑両サイドに物を置く事が出来る点が気に入って購入しました。


↑裏面。裏面には大きな滑り止めが貼られているので、しっかり固定して使う事ができそうです。


↑PCなどを設置する内側の部分にはシリコンパッドが貼られているので、アルミが直接PCに接触する事がなく傷付き防止に役立ちます。

PCスタンドの本体サイズ


↑Amazonの商品ページには上記画像のような製品サイズが記載されているのですが、この画像に記載されているサイズは「高さ:5cm」以外は全て間違っているので信じてはいけません。

正しくは・・・


↑横幅が160mm。


↑奥行きが112mmです。

PCスタンドのはさみ幅は?

こちらのPCスタンドには・・・


↑L字以上に曲がった「L字レンチ」が付属しており、このレンチを使って・・・


↑裏面から2本のスライダーの位置を変更する事が可能です。
スライダーによって挟み込む事ができる最小・最大サイズについては・・・


↑スライダーを最も狭めた最小サイズが18.5mm。


↑スライダーを最も広げた最大サイズが43.7mmでした。この最大サイズであれば分厚いMac mini(36mm)でも十分挟み込む事が可能です。

分厚い物を挟んでも変に出っ張らない

他のPCスタンドは細めの物を挟む分にはスリムに設置ができるのですが、分厚い物を挟むと・・・


↑こんな感じで両サイドが土台部分よりも出っ張ってしまう製品が多いです。それに対して今回購入した製品は・・・


↑スライダー部分を動かしてもどこも出っ張らないので分厚いMac miniを設置するのにはちょうど良いかなと思います(そのかわり細い物を設置してもスリムにならないのが難点と言えば難点です)。

PCスタンドにMac miniを設置する

ではでは、安定感のあるMac miniの「縦置き」を実現するためにPCスタンドにMac mini本体を設置してみたいと思います。


↑設置前はこんな状態でしたが・・・


↑PCスタンドを設置するとこんな感じになります。
やはりスタンドがある事による安定感・安心感は全然違いますね。もちろんスタンドが無い時の方がそりゃ超省スペースだったので、それと比べてしまうとスタンドの幅だけ設置スペースは増えてしまってはいますが、今までMac miniの横に平置きして接続していたSSDなどの周辺機器をスタンドの片側に立てかける事が出来るようになった事を考慮すれば、これまで以上に省スペース化出来たとも言えそうです。

そのそも、Mac miniを使っているほとんどの方は・・・


↑Mac miniを平置き(横置き)して使っているはずなので(←これが正しい使い方)、この状態からPCスタンドを導入すれば・・・


↑相当省スペース化できると思われます(両サイドには周辺機器に限らずiPadや書類や郵便物や小物なども立て掛けられて本当に便利です♪)。


↑お好みでスタンドの向きを変えて設置し、Appleのリンゴマークをあえて見せるのもアリかも知れません(ただ、ケーブルが気になるので何本かまとめるともう少しキレイに見えるようになるかも知れません)。

気に入ったのでも色違いのスタンドも購入

さてさて、購入したPCスタンドをMac miniの縦置きに利用してみたところ、すごく便利でとても気に入ったので追加でもう1台購入することにしました(夫婦でMac miniを使っているので)。

ですが、どうせ同じ物を買うのであれば今度は異なるカラーの「ブラック」のPCスタンドを購入してみようと思います。


↑そう、我が家のMac miniのボディカラーが「スペースグレイ」だった事もあり、シルバーのPCスタンドよりもブラックのPCスタンドの方がより一体感が出るのではないかと考えた訳です。
(2020年に発売されたM1チップ搭載のMac miniをお使いであればシルバーボディなのでこちらのカラーがピッタリですが)

と言うことで、このPCスタンドなら2,000円程で買えるしそれで机の上のスペースが広がるのであれば安いもんだって事で・・・


↑シルバーに続いて「ブラック」も購入。
内側に貼られた傷付き防止のシリコンパッドの色はシルバーのスタンドと同じ色だったので、この部分もブラックだったらもっとかっこ良かったのになぁ・・・

「シルバー」と「ブラック」のスタンドを比較


↑「シルバー」と「ブラック」を並べるとこんな感じ。
ブラックの方が落ち着いた感じではありますが、ブラックはアルミの素材の色ではなくて「塗装」による着色されたカラーなので・・・


↑傷を付けたりすると下地の素材の色が出てきてしまう点が弱点です(それを考慮して1台目はシルバーを買いました)。
ちなみに、画像の傷は購入時から付いていた傷です。海外メーカーのお安い製品なのでこれくらいの傷は覚悟しておいた方が良さそうです。


↑スペースグレイの2台のMac miniをPCスタンドに設置するとこんな感じ。


↑どうでしょう?


↑確かにブラックのスタンドの方が一体感は出てはいますが、比べてみると特にシルバーだから不自然と言う感じでもなく、個人的にはシルバーも悪くないじゃんと言った感想です。PCや机の色合いも考慮して自分の好きなカラーをチョイスすれば良さそうです。

おまけ:全く違う用途の製品がMac miniのスタンドに?

さて、Mac miniの歴史はそこそこ長いのでネット上ではこれまで様々なアイテムがMac miniのスタンドとして利用出来てしまう事が判明しています。いくつか紹介すると・・・

各種「まな板立て」がMac miniスタンドになる

ネットで「Mac mini スタンド」で商品検索や画像検索をするとかなりの確率で「まな板立て」が紛れ込んでヒットします。確かに分厚いまな板を設置出来るスタンドであればMac miniにもちょうど良いのかも知れません。
色々なまな板立てが使えるようですがまずは・・・


↑こちらの佐藤金属興業の「まな板スタンド」がMac miniにジャストフィットするらしいです。


↑ホワイトカラーでおしゃれなこちらの山崎実業の「まな板スタンド」もMac miniユーザーには有名で、Amazonのレビューを見ても「Mac miniで使っています」って書き込みが多数あったりします。

「なべ蓋スタンド」も使えるらしい


↑「また板スタンド」に続いてこちらのかわいい形の「なべ蓋スタンド(ケユカのLid stand 85)」もMac miniスタンドとして活用できるらしいです(もう、なんでもアリだな)。

安さならIKEAのナプキンホルダー


↑安くMac miniを縦置きするのならIKEA(イケア)で199円で売っている「ペーパーナプキンホルダー」を利用するのが定番です。この商品以外にもIKEAには何種類かナプキンホルダーが売っているので「厚み」さえ合えば他の商品でもMac miniのスタンドとして利用できると思われます。

まとめ


↑PCスタンドのおかげで机の上のスペースが広がるのはもちろんのこと、PCスタンドの重みによりとても安定感があるので画像のように机の端っこにMac miniを設置しても倒れたり落ちたりする心配もありません。スタンドの裏に貼られた滑り止めによってMac miniに接続したUSBケーブルを脱着しても本体が動いてしまう事もなく今まで以上にMac miniが使いやすくなりました(Mac miniって平置きしていてもケーブルを脱着すると本体ごと滑ってしまいがちなので、平置きよりもこのスタンドで縦置きした方が使いやすいです)。


↑放熱性についてもスタンド自体の背が低いおかげでPCスタンドを利用したからと言ってMac miniの吸気にも排気にもほとんど影響はありませんし、Mac miniのボディのほとんどが開放された状態なので放熱性も悪くなさそうです(平置きよりも冷却効率が良さそう)。また、アルミ製のPCスタンドは熱伝導が良いようでMacで重たい操作をするとスタンド自体も温かくなるのでMac mini本体の熱をうまくスタンド側へ逃がす事が出来ているようです。

さまざまな場所に設置しやすくなる

奥さま用に使っているMac miniは、キーボードもマウスもワイヤレスで奥さまの用途では基本的にMac本体に触れたりケーブルを抜き差しする事はまず無いので(電源も1年中入れっぱなし)、机の上に置いておいても邪魔なだけなので・・・


↑PCスタンドを利用して机の下にMac本体と周辺機器を設置してみました(その方が机の上がフルに使える)。


↑PCスタンドのおかげで机の下のこんな場所にも省スペースに安定して設置する事ができるようになり非常に役立っています。

とても使い勝手の良い便利なPCスタンドだと思いますので、Mac miniユーザーの方はMac miniの「縦置き」に活用してみてください。