サイドウィンカーをLEDバルブに交換する

4.0
Z12キューブ
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こんばんは、かれこれ1ヶ月ぐらい風邪が治らないせきねさんです。
(オッサンになると風邪の治りが悪くなるようです・・・)

さて、今日はキューブの「サイドウィンカー」のお話です。

「サイドウィンカー」とは・・・


↑クルマの側面に付いている・・・


↑こちらのウィンカーが「サイドウィンカー」です。
(「サイドマーカー」とも呼ぶ)

ウィンカーなので、中には・・・


↑オレンジ色の「白熱電球(バルブ)」が入っています。

中に「オレンジ色」の電球が入っているので、外側から見ると・・・


↑「オレンジ色」の電球がモロに見えます(当たり前の話ですが)。

この電球がモロに見えている状態は、普通の人が見れば何も感じませんが
クルマ好きの若者から見ると、とっても「イケてない」状態なのです。

せきねさんも昔は全然気にしなかったのですが、


↑クルマの見た目にこだわる最先端のヤンキーから見ると、電球のオレンジ色が見えるのはとっても「ダサイ」状態なのです。

ヤンキーの言い分としては、たぶん・・・
「冬場にシャツの下にこっそり貼った「貼るカイロ」が透て見えてるみたいでダセーじゃん!」
と言ったところでしょうか・・・。

と言うことで、そんなオシャレさんなヤンキー達の為に
カー用品店に行くとウィンカー球の「オレンジ色」を隠す・・・

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小さなオシャレ「ステルスバルブ」


↑「ステルスバルブ」と呼ばれる商品が売っていたりします。
オレンジ色の白熱電球の上に銀色のメッキ加工がされた商品で、見た目は銀色ですが、点灯するとしっかり「オレンジ色」に光ります。
(T10タイプだと2球で1,500〜2,000円程)

そんなこんなで、せきねさんも
ヤン車に対抗できるように、サイドウィンカーバルブを交換しようと思います。

で、せきねさんが買ったのが・・・


↑PIAAのLEDバルブ
「超TERA LED Evolution ORANGE(超テラ エボリューション オレンジ)」(T10バルブ用のH-522)です。
ヤフオクで3,500円で購入(カー用品店だと5,000〜6,000円ぐらい)。


↑パッケージ。

ちょっとお高いですが、信頼のPIAA製品ということで、もちろん保安基準に適合した車検対応品です。


↑製品に付属している取扱説明書。

LEDにしろ白熱電球にしろ、怪しい安物を買うと光が弱かったり、すぐ壊れたりする場合もあります。
特にやたらメッキが強い電球は光が弱かったりして、ウィンカーとしての視認性が悪く危険な事も。

せきねさんも、何だかんだ今まで安物やら怪しい物を沢山買って来たのですが
いつからかバルブは多少高くても無難なPIAA製品を買うようになってしまいました。
(昔と違って、今は他のメーカーもいい製品を作っていると思うので、自分の気に入った製品を買えば良いと思います。)


↑中身はこんな感じ。

光を拡散する為のレンズが付いているので画像では分かりづらいですが、1つのバルブに小さなオレンジ色のLEDが3つ付いています。
LED自体が「オレンジ色」って時点で、ステルス化(目立たなく)できるのか微妙ですが
どれを買おうか悩んでいたら、「ステルス化」ってより「LED化」の方に走ってしまいました・・・

LEDと言う事で、消費電力に関しては・・・
白熱電球が「5W(ワット)」なのに対して、こちらのLEDバルブは「1W」なので5分の1の消費電力です(たかが4Wで差ですが・・・)。

サイドマーカーを「丸ごと」交換するという選択肢もある

「LED化」するならバルブだけ交換するよりも・・・


↑こんな感じのLEDが沢山埋め込まれた社外品の「サイドマーカー」に丸ごと交換するのもありです。


↑最近はシーケンシャル(流れるように光るLED)タイプも売っています。

ただ、社外品と言う事で製品によっては、作りが甘くて「雨水」が侵入したり
(自分でコーキング処理すればOK)
LEDが切れやすかったり、車検対応ではなかったりする場合もあるので多少の覚悟が注意です。



せきねさんも「PIAAのLEDバルブ」か「サイドマーカー丸ごと」か最後まで悩んだのですが
結局、無難そうな「純正のサイドマーカー」+「PIAAのLEDバルブ」にしちゃいました。
(昔なら、絶対「サイドマーカー丸ごと」交換していたと思うのですが、オッサンになったのであまり冒険しなくなりました・・・)

サイドマーカーのバルブ交換手順

さて、バルブの交換作業ですが・・・

↑まずは、サイドマーカーを取り外します。


↑フェンダーからサイドマーカーを取り外すとこんな感じ。
(黄色いマスキングテープが貼ってありますが、最初取り外し方が分からず念の為に貼っただけで、あまり意味はありません)


↑サイドマーカーはこんな作りになっているので、この画像の場合
まずは左方向(赤矢印)にスライドさせると青矢印の部分が押されて縮むので、その状態で手前に引くとフェンダーからサイドマーカーを取り外す事ができます。

つまり、取り外す時はサイドマーカーをとりあえず「左」か「右」にスライドさせてみて
どちらかに動いたら、その後手前に引っ張れば取り外す事ができます。

実はほとんどの車種の「取扱説明書」に交換手順が載っています

ちなみに、この記事を書いている時に気がついたのですが
P1100969
↑クルマの取扱説明書にも・・・

052101
↑バルブの交換方法がしっかり書いてありました(笑)。

サードマーカーがフェンダーから外れたら・・・


↑コネクターをくるっと回して、取り外せば


↑ノーマルのオレンジ色の白熱電球が出てきます。


↑取り外したサイドマーカー。

そして、ノーマルのオレンジ色の白熱電球をコネクターから取り外して(引っ張れば取り外せます)
購入したPIAAのLEDバルブを・・・


↑取り付けます。

LEDバルブの多くは向き(プラス/マイナス)がある

LEDバルブには極性(プラス、マイナス)があるので
この状態で一度車内からウィンカーを動作させ、ちゃんと点灯するかどうかを確認します。

↑ウィンカーを動作させたのに、点灯しない場合は一度取り外して
向きを逆にすれば、点灯するのですが・・・

うっかり・・・

取り外す時に持ってはいけない部分を持って破損させてしました・・・


↑取り外す時にぶっ壊しちゃいました・・・(なんてこった・・・涙)
いや、コネクターから引っこ抜こうとしたらやたら硬くて、何も考えず銀色の部分を思って思い切り引っ張ったら
そのまま銀色の部分だけ引きちぎってしまいました・・・(1個あたり1,750円もしたのに・・・)

う〜ん、どうやら・・・


↑PIAAのこの製品は赤矢印の端子の部分が意外と「厚い」ようで、一度差し込むと取り外す時に力がいるようです。
引き抜く時には「白色」の土台の部分を持って引っ張らないと、せきねさんのようにぶっ壊す羽目になりなると思います。
(良く言えば震動の激しい過酷な条件でもバルブが抜けにくくなっているとも言えますが・・・)

「PIAAだから大丈夫だろう」と過信して雑に取り扱ったせきねさんが悪いのですが、もうちょい強い作りに改善して欲しいなとも思います。

まぁ、取扱説明書の「バルブ交換時のご注意」をよ〜く読んでみると・・・


↑「バルブに無理な力を加えると、バルブ切れ発生します。」としっかり書いてあるし、
「バルブ交換時コネクターの端子部が広がり・・・」と書いてあるので、端子部がノーマルよりもわざと厚く作ってあることが取扱説明書から読み取れます。
と言うことで、せきねさんの完敗です。

さて、せっかく買ったPIAAのLEDバルブを「ぶっ壊して」しまったので
あきらめて、PIAA以外のもう少しお安い製品ややっぱり「サイドマーカー丸ごと」交換しようかな?
と色々悩んだのですが、

結局・・・


↑数ヶ月後にPIAAの同じ製品をもう1つ買いました。
(苦い経験をしてもそれでもPIAAを買ってしまいました・・・)
う〜ん、別に他社の製品より飛び抜けて良い特徴があるって訳でも無いのですが、何となく悔しかったので・・・。
でも、かなり痛い出費です・・・

で、取り付けに作業に戻って・・・


↑サイドマーカーをフェンダー取り付ける時は、単に押し込めばまぁ大丈夫です。


↑昼間でもしっかり明るく光ってくれました。

ちなみに、キューブのサイドウィンカーバルブの場合は
LED化しても「ハイフラ(ハイフラッシャー)現象」は発生しないので、特にハイフラ現象について気にする必要はありません。
(ハイフラ現象:ウィンカー球が球切れした際に、それをドライバーに知らせる為に高速に点滅する現象。フロントやリアのウィンカー球が切れた場合やフロントやリアをLED化した際に発生します。)

それと、このPIAAの製品はLEDが3つ付いており

その向きは・・・


↑「Y字」か


↑「逆Y字(ベンツマーク)」のどちらかになります。
(分かりやすいように、壊わしたLEDバルブから拡散レンズを取り外して撮影)

サイドマーカーにソケットを取り付ける際に、
自分のお好みで「Y字」方向に取り付けるか「逆Y字」方向に取り付けるか選びます。
(ソケットを180度回転して、サイドマーカーに差し込めば自由に向きを選べます。)

せきねさんはしばらく使ってみて
横方向と下方向に照らすと安全かな?と思ったので、最終的に「Y字」にしておきました。

「交換前」と「交換後」を比較

さてさて、交換前と交換後で比べてみると・・・


↑交換前。


↑交換後。


↑交換前。


↑交換後。
少し離れて見ると、LEDのオレンジ色もほとんど目立たず、ステルス化も出来ています♪

日産車のサイドマーカーは多くの車種で共通形状

ちなみに、キューブの「サイドマーカー」は・・・

↑こんな形状をしていて、これと同じ形状のものが付いていれば以下の日産車とも共通です。
・キューブ/キューブキュービック(Z11、Z12)
・ジューク(F15)
・セレナ(C26)
・ティーダ/ティーダラティオ(C11)
・エクストレイル(T31)
・マーチ(K12、K13)
・AD/ADエキスパート(Y12)
・ウイングロード(Y12)
・NV200 バネット(M20)
・デュアリス(J10)
・ラフェスタ(B30)

社外品のサイドマーカーで個性を出すのもアリ

サイドマーカーは色々な製品が出ているので・・・


↑自分好みのサイドマーカーやLEDバルブを組み合わせてカスタムしてみると楽しそうです。

また、LEDバルブの場合、白熱電球と違って歯切れの良い点滅をするので・・・


↑点灯させると「LEDに交換してあるな♪」ということが分かります。

以上、余程のクルマ好きでもない限り気が付かないレベルの小さなカスタムでした。
(小さなオシャレにこだわるヤン車はやっぱり最先端だなぁと思う今日この頃のせきねさんなのでした。)