こににちは、日々「足のムレ」と戦うサラリーマンせきねさんです。
素足でフローリングの床を歩くと「水虫がうつる!」と家族に言われ、肩身の狭い思いをしているのですが、そんなある日、通勤でも使えそうな色の「メッシュ素材」の靴(くつ)が在庫処分で半額程で安売りしていたので買ってみました。
↑MERRELL(メレル)の「JUNGLE MOC MESH(ジャングル モック メッシュ)」です。
もはや説明不要かも知れませんが、ジャングルモックシリーズはその履き心地の良さから若者からオッサンまで幅広く人気で、街中でも良く見かける定番のスニーカーです。
お値段の方は少々張りますが履き心地の良さだけでなく、耐久性も高くて長期間履ける分、過去の経験から安物の靴を買うよりも結果的にお得な買い物になる場合がほとんどです。
せきねさんもジャングルモックが好きで、レザー仕様のモデルを通勤用に履いていたのですが・・・
↑ジャングル モック レザー(JUNGLE MOC LEATHER)だと季節によっては足の持病が悪化する可能性が高く、家庭内でクラスター感染が発生して「水虫一家」になってしまうと困るので、少しでも足元の風通しを良くしようとメッシュモデルを買った訳ですはい(サラリーマンって大変ね・・・)。
ですが突然の雨や落雷、ゲリラ豪雨などいかなる状況下においても出社を求められるサラリーマンの通勤は非常に険しく、メッシュのシューズだと雨が心配なので「防水スプレー」を使って通勤にも耐えられるシューズに仕上げたいと思います。
靴の防水には「シリコン系」よりも「フッ素系」スプレーが良いらしい
防水スプレーには大きく分けて「シリコン系」と「フッ素系」の2種類のスプレーがあり、それぞれ防水の仕組みが少し違うようです。
↑画像右:ホームセンター売ってる衣類・布製品用の「シリコン系」の防水スプレー。画像下:靴屋さんで靴・革製品用として売っている「フッ素系」の防水スプレー。
シリコン系の防水スプレー
スプレーした素材の表面にシリコンの膜を作って隙間を埋める事で水を弾く。価格が安く傘やレインコートなどでの使用に向いているが、バリアのような膜を作って撥水するタイプなので、靴に使用すると通気性が無くなりムレやすくなってしまう。革製品などに使用するとシミになったり革が呼吸できなくなって表面がカサカサに劣化してしまうこともある。持続力が高くフッ素系よりも長期間防水力を維持する事が可能。
フッ素系の防水スプレー
スプレーした素材の繊維1本1本を微細な水弾きの良いフッ素樹脂・粒子で細かくコーティングをすることで水を弾く。通気性を保ったまま防水することができるのでムレにくく、呼吸をしていると言われる革製品や通気性を売りにしている「GORE-TEX(ゴアテックス)」素材の靴にも使用する事が可能。但し、シリコン系と比べると持続力がやや短い為、定期的にスプレーする必要があり、また価格もシリコン系よりも割高なのが難点。
そんな訳で傘やレインコート・スキーウェアならお値段も安い「シリコン系」で良さそうですが、「靴・シューズ」用としてとして防水スプレーを買うのであれば・・・
↑通気性を損なわない「フッ素系」の防水スプレーを購入するのが良さそうです。特にせきねさんの様に「足の病(水虫・・・)」をお持ちの方は「シリコン系」を選ぶと命取りとなる可能性が高い為、多少割高でもムレにくい「フッ素系」を選択しましょう。
靴屋さんでよく見かける信頼と実績のフッ素系2強製品
フッ素系の靴用「防水スプレー」と言えば、多くの靴屋さんに置いてある根強い人気の定番2強製品があり、それが・・・
↑Collonil(コロニル)社の「WATER STOP(ウォーターストップ)」と
↑COLUMBUS(コロンブス)社の「AMEDAS(アメダス)」です。
「コロニル」と「コロンブス」どちらも水弾きの良さそうなコロコロした社名ですが、靴屋さんによく置いてあるだけの事はあり、ネットで防水スプレーの評判・クチコミを調べるとだいたいこの2製品をオススメしている方が多いです。実績もそれなりに高いようですので迷ったらこのどちらかを買っておけば間違いなさそうです。
「Gore-Tex(ゴアテックス)」素材にも対応
「ウォーターストップ」と「アメダス」の2製品はどちらも、防水性と透湿性を両立した防水透湿性素材「Gore-Tex」に対応しているので、通気性を売りにしているGore-Tex素材の登山ウェアや登山シューズのメンテナンスにも安心して使用する事が可能です。
「アメダス」と「ジャングルモック」の最強コンビで靴がキレイに長持ち
せきねさんが最近まで普段履きとして長期間履いていたメッシュの古いジャングルモックが1足あるのですが、今回新しいジャングルモックを買って、ふと「この古い靴はいつ買ったんだっけ?」と疑問になり、古い画像ファイルを調べてみたところ・・・
(何でもかんでも撮影する人なのできっと撮っているはず)
↑ありましたありました。何と10年前の2010年6月に購入していました(古っ!そして10年前も全く同じ靴の置き方)。
10年前に書いた日記でも紹介していたのですが、この時靴と一緒に買った物がありそれが・・・
↑この防水スプレーです。メッシュのジャングルモックを買う際にABCマートのかわいい店員さんに「良かったらご一緒に ポテト 防水スプレーもいかがですか?(ニコッ)」と言われ、断りきれずにうっかり押し売りされた「アメダス」です。
ですが、この時店員さんが押し売りをしてくれたおかげで、この靴には購入直後から定期的に防水スプレーでコーティングをする事が出来、10年間でかかとのゴムが大きくすり減って無くなるくらい履きましたが・・・
↑防水スプレーのおかげなのか10年も履いた割には意外と小ギレイに履く事が出来ました(とは言え10年も履いた靴の画像をモザイクなしに掲載し、お食事中の方すみませんm(._.)m)。
もちろんメッシュのシューズなので寒い時期には履かなかったり、途中で何度か洗ったりした事もありましたが、定期的にアメダスをスプレーした事により・・・
↑防水効果だけでなく、宣伝文句にある通りホコリやゴミ・油分などの汚れからも守られたのだと思われます。(かかとさえ大きく磨り減っていなければ、まだまだ履きたいくらいです。)
そんな訳で、ジャングルモックの耐久性のスゴさもありますが、それだけではなく、フッ素系防水スプレーの「アメダス」を使用した事により10年という長期間、雨や汚れに負けずにキレイに履く事が出来たのだと思われます。
実績と信頼の定番商品「AMEDAS(アメダス)」を少し安く買う
お家で使っていた「アメダス」がちょうど空になったのですが、最近はアメダスよりも安い値段で買えるフッ素系防水スプレーが沢山出回って来ました。よりお得感の高い商品に浮気しようとネットで口コミなどアレコレ検索をしてみたのですが、調べれば調べる程やはりアメダスが無難ダスと言う結論に達し・・・
↑結局また「アメダス」を購入しました。やっぱり靴用の防水スプレーと言えば信頼と実績のコレしかないダス。
ですが、リアル店舗の店頭で買うと一番大きな420mlのスプレーで1本「2,200円(税込←近所のイオン調べ)」とお高く、せきねさんにはとても手が出せません。消耗品ですしもう少し安く入手したいところです。
ネットで2本以上で買うとかなりお得に買える
↑ネット通販を利用すると店頭よりもかなりの安く購入する事が出来ます(Amazonだと1,620円)。ですがネット通販では「送料」が必要となるので、送料分を考慮すると結局は店頭で買うのと大差無い場合がほとんどです。
ただし、それはスプレーボトル1本だけを買った時のお話で、同じものを2本以上同時に買うと送料が無料だったり1本あたりの単価が安く設定されていたりするので、店頭よりもだいぶ安く買える可能性が高いです(サイトによってはさらにポイントが貯まる場合も♪)。
Amazonでの購入を例に考えてみると・・・(せきねさんはアマゾンで購入)
Amazonで1本だけ購入した場合
↑アマゾンで1本だけ購入した場合には1,620円 + 送料410円の合計2,030円が必要です。
この買い物でポイントが162円分付くので1本あたりの単価は実質1,868円となります。
Amazonで2本セットで購入した場合
↑アマゾンで2本セットで購入した場合は送料が無料となり3,087円です。
この買い物でポイントが185円分付くので2本で実質2,902円になり、1本あたりの単価は実質1,451円となります。
店頭で買うと1本2,000円以上しますが、ネットで複数本セットで買えば1本あたり1,451円まで単価を抑える事ができ、これならせきねさんでも買えそうです♪
実際、2本セットや3本セットで販売しているサイトが多く、消耗品ですし長い目で見ればかなり安いので複数本セットでのまとめ買いも検討してみてください。
「アメダス」の防水効果を確認する
「アメダス」って実際どれくらいの防水効果があるのだろう?と疑問になり、今回買ったメッシュのシューズを使ってその防水効果を確める簡単な実験をしてみました。
まずは、特に何もせずそのままの状態の片方のシューズに水を一滴たらすと・・・
↑もちろん一瞬で水が靴に染みてしまい、メッシュ生地の色が変わってしまいました。
続いて、もう片方のシューズには・・・
↑あらかじめ「アメダス」防水スプレーでコーティングしておき、その状態でシューズに水を一滴たらすと・・・
↑水が染み込む事なく、メッシュ生地の上に水の玉が「コロコロ」と転がりました。
水「一滴」程度では全く問題無さそうなので・・・
↑ペットボトルを使って水をジャバジャバかけてみましたが、全ての水が弾かれてメッシュ生地に水がしみ込む事は一切ありませんでした。
水道の蛇口から水を沢山かけてみる
ペットボトルに入れた500ml程度の水では余裕で水を弾いてしまいつまらないので、次はお風呂場で蛇口から出る大量の水をジャバジャバかけてみる事にしました。
↑スプレーをしていない素の状態のシューズでは、もちろん水を流して1秒程度で水がしみ込みメッシュの色が変わってしました。
それに対して、「アメダス」防水スプレーでコーティングした方のシューズは・・・
↑1分近く蛇口から水をかけ続けても、まるでスプーンのくぼみに水を流したかのように滑らかに水を弾いてくれました。
(画像だけでは伝わりづらいので、最後に動画を用意してあるので良かったらそちらもご覧下さい。)
↑水をかけ終えた後のシューズはこんな感じ(防水コーティングしていない手前のシューズは水がしみ込んで大きく変色しています)。
2ヶ月間シューズを履いた後にもう一度水をかけてみる
防水スプレーの水はじきの良さは確認する事が出来ましたが、スプレーでコーティングした直後の状態で実験をしたので、どれくらいの耐久性があるのかは未知数です。
そこで、シューズを実際に通勤で履き(週に2回ぐらい)、2ヶ月後にもう一度同じ実験をしてみる事にしました。
新しいシューズと言う事でルンルン気分で歩いていたら・・・
↑うっかりでデカい「ガム」を踏んでしまいました(笑)。1人で寂しく草むらや階段へスリスリしたのですが、かかとに少々ガムが残ってしまいました(とりあえず「う◯こ」じゃなくて良かった・・・)。
で、2ヶ月履いた(ガムを踏んだ)シューズにもう一度、蛇口の水をかけてみると・・・
↑相変わらず水が染み込む事も無く水を弾いてくれました♪(アメダスすごいダス)
どれくらいの頻度でスプレーをすれば良いのか?
防水スプレーを使用する頻度や間隔について「アメダス」を取り扱っている靴屋さんの店員さんに何度か聞いた事があるのですが、質問するとだいたいどこのお店でも「使用状況にもよりますが、できれば週に1回程度の間隔でスプレーするのがオススメです」と言われます。
ズボラでケチな一般庶民のせきねさんはそんな短い頻度でお高いスプレーを使用するマメさも余裕もないのですが、実験結果から考えるとケチって1ヶ月とか2ヶ月に1回程度の間隔で防水スプレーをするだけでも一定の効果は維持できるような気がしました。
「アメダス」の防水効果と2ヶ月後の持続力を動画で確認
まとめ
フッ素系の防水スプレーはシリコン系の防水スプレーと比べると割高ではありますが、通気性を維持しつつ強力な防水効果を発揮してれるとても便利で優秀な防水スプレーです。足に持病を抱えたサラリーマンにとって心強いアイテムになってくれるはずですので、同じお悩みをお持ちの方は(そうでないキレイな足の方も)ぜひ試してみて下さい。
スプレーする対象に合わせてシリコンス系防水スプレーとフッ素系防水スプレーの2本体制で上手に使い分けるのもオススメです。