Macやスマホやハッピーセットの分解が出来る安くて便利な精密ドライバーセットを買う

5.0
iPhone
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こんにちは、子供の頃から「おもちゃ」を「分解」する事が好きだったせきねさんです。
分解できてもうまく組み立てられる確率は低いので壊れたおもちゃの分解がほとんどでしたが、たまに上手く組み立てられたり、なおせたりするととても嬉しかったです。

そして、大人になっても「分解」が好きなのは同じで・・・


↑これまで買ったパソコン(Mac)は掃除や部品交換の為に分解したり、何となく中が見てみたくて無駄に分解してみたりと相変わらずです。

どこにでもある「プラス(+)ドライバー」や「マイナス(ー)ドライバー」で分解できるものもありますが、
パソコン内部に使われているネジだと「星型」や「六角形」をはじめ、見たことの無いような特殊な形状のネジが使われている事が多く、さらに「ネジ山」のサイズも様々です。

何かの部品を取り外す過程で、特殊な形状のネジを取り外さないと先へ進めなくなる事が良くあるのですが、

その度に・・・

「とりあえず変なネジ1本回したいだけだから、ドライバーセットではなく1本だけ買おう」といって特殊ドライバーを1本だけ買ってみたり・・・

「とりあえず変な形状のネジ1本回したいだけだけど、サイズが分からないから複数サイズが入ったセットを買っちゃえ」といってセットを買ってみたり・・・

「とにかく急いで変なネジ1本取り外したくて近所のホームセンターに来てみたけど、品揃えが悪くて中途半端なセットが微妙な値段だけど急ぎだから買っちゃえ」といって買ってしまったり・・・

「パーツを買ったら専用ドライバーが付属していたので、この先別の機会で役に立つかも」と貧乏性により捨てずにとっておいたり・・・

といった具合いで集まった「工具」達が・・・


↑こちらです(他にもあるけど・・・)。

毎度その場しのぎの「安物」も多く、同一形状・同一サイズのカブっているドライバーも沢山あります。

あればあったで使う機会は多いので複数セットあってもまぁいいのですが

そこそこ数があるように見えても、最近のパソコン(主にMac)やスマホには沢山の特殊なネジが使われており
手持ちのドライバーだけではまだまだ足りないのです。

例えば・・・


↑MacBook Proの「バッテリー(右下の黒い長方形)」を止めているネジは・・・


↑「Y字」型のネジが使用されており、手持ちのドライバーではバッテリーを取り外すことができません・・・(バッテリーが取り外せないと裏に隠れているトラックパッドにもアクセスできない)

最近、取り外したいけど取り外せないネジが増えてきてしまったので
今後もアレコレ分解できるように、ここらでそこそこの本数が入った「特殊ドライバーセット」を買ってみようかなと思います。

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安くてビット数の多い特殊ドライバーセットを買う

新しいドライバーセットを買うと言っても、あまりお金はかけられないので
なるべく安くてお得そうな「特殊ドライバーセット」を探してみたところ・・・


↑Amazonで38種がセットになった特殊ドライバーセットが、なんと470円で売っていました!
(安過ぎ・・・)


せきねさんには38種類のセットでも十分なのですが、思った以上に安かったので
じゃあ1,000円ぐらい出すと、どんな特殊ドライバーセットが買えるのだろう?

と思って検索してみると・・・


↑Amazonで60種類が入った特殊ドライバーセットが1,199円で売っていました!(安っ!)


38種でも十分ですが、1,199円で60種類も入ったドライバーセットが買えるなら全然予算内ですし、試しにこちらを買ってみる事にします♪

そして・・・


↑到着!
ダンボール箱ではなく内側にエアキャップが付いた封筒で送られて来ました(安いので細かい事は気にしません)。


↑封筒の中身がこちら。


↑「新品」にしか見えませんが、あえて「新品」と書かれると逆に「中古品」をごまかしているような気がしてくるから不思議です(笑)。


↑梱包に使われてたプチプチは7割ぐらいがつぶれていました。過酷な輸送を乗り越えて日本の我が家へやって来たのでしょう。


↑ケースには保護用にラップが貼ってあります。過酷な輸送を想定していたのでしょう。


↑「多機能 60 in 1 精密(特殊)ドライバーセット」です!
(ギリギリ耐え抜いたプチプチとラップのおかげで、無傷でユーザーの元へ到着)


↑ケースのフタにはロックが付いているので、カバンに入れて持ち運んでもフタが開いてしまう事はないでしょう。


↑ケース自体が良くできており、輸送中に相当振られたはずですがケース内で1本も飛び出す事なく到着しました


↑ケースを逆かさにして振っても中身がバラバラになりせん。

使いやすくて面白い仕掛けも


↑1本1本の「ビット」が取りづらい
と思ったら・・・


↑ケース内部に何やら「OPEN」と書いてあるボタンがあるので・・・


↑「OPEN」ボタンを押してみると・・・


↑おぉ!!! 一瞬で寝ていたビットが立ち上がったぞ!!!(すげぇ!)


↑「OPEN」ボタンを押す前。


↑「OPEN」ボタンを押した後。


↑「OPEN」ボタンを押す前。


↑「OPEN」ボタンを押した後。

全てのビットが「ガッチャ!」と立ち上がる動きが楽しくて、つい何度もガチャガチャ遊んでしまいました(笑)


↑沢山並んでいる小さなビットでも、ビットが立ち上がり空間ができる事で


↑とても取りやすくなります(良く出来てる♪)。

ビット数の多さ以外にも色々な便利さが詰まっていました


↑中身はこんな感じ。
56本のビットと4つのハンドルなどを含めた60種類のセットです。

ビット以外の4つは・・・


↑左から「延長バー(エクステンションホルダー)」、「ドライバーハンドル」、「延長フレックスシャフト」、「ドリル用ホルダー」の4つです。


↑「延長バー(エクステンションホルダー)」は、ドライバーハンドルに取り付けて使用する事で・・・


↑ほんの少しですが長くなり・・・


↑ドライバーハンドルのエンド部分の穴に差し込むと「T型」ドライバーになり、力が入れやすくなります。


↑「ドライバーハンドル」は


↑内部に磁石(マグネット)が付いており・・・


↑ハンドルのキャップがしまっていなかったとしてもビットが落ちて来ません。


↑こちらは「延長フレックスシャフト」で、曲げて使用できるので・・・


↑ハンドルがまっすぐ入らないような狭い場所で役に立ちます(画像はプリンターの奥にあるネジ)。


↑こちらは「ドリル用ホルダー」。


↑「ドリル用ホルダー」を介する事で細くて小さなビットでもドリルで利用する事ができます。

ビットは・・・

56種類入っています。

・ナットドライバー:M2.5, M3.0, M3.5, M4.0, M4.5, M5, M5.5, PH2(逆プラス)
・六角(HEX): 0.7mm, 0.9mm, 1.3mm, 1.5mm, 2.0mm, 2.5mm, 3.0mm, 4.0mm, 4.5mm, 5.0mm, 6.0mm
・トルクス:T2, T3, T4, T5, T6, T7,
・トルクス(いじり止め対応):T8, T9, T10, T15, T20
・マイナス:1.0mm, 1.5mm, 2.0mm, 2.5mm, 3.0mm, 3.5mm, 4.0mm
・プラス:1.0mm, 1.5mm, 2.0mm, 2.5mm, 3.5mm
・Y字:0.6, 2.0, 2.5
・五角・星型(ペンタローブ):0.8,1.2, 1.5
・三角(トライアングル):2.0, 3.0
・U型:2.6, 3.0
・正方形:SQ0, SQ1, SQ2
・SIMイジェクト:0.8


↑ケース裏のシール(もちろん中国製)。

実際のビットは以下の通り・・・


↑いじり止めの穴の位置が中央ではないのがイマイチですが、使えなくは無いです(このサイズでいじり止めの突起があるネジって滅多に無いし穴があいているだけ優秀です)。


↑こんな感じです。

実際に特殊ドライバーセットを使って分解してみる

ではでは、実際に使えるか試してみます。

まずは・・・


↑iPhone(iPhone SE)。


↑iPhoneのLightning(ライトニング)コネクタ横のネジって、こうやって撮影して拡大すると、やっとネジ穴の形が何とか分かりますが、肉眼だと小さ過ぎてどんな形のネジなのかほとんど分からないくらいの極小サイズです(iPhoneをお持ちの方は実際に見てみてください)。


↑五角(星型・ペンタローブ)の0.8mmドライバービットを使う事で・・・


↑しっかりネジ穴に入り・・・


↑極小サイズのネジも取り外す事ができました(安物とは言え小さいサイズでもしっかり使えます)。


↑SIMカードのイジェクト用ビットも付属しています。
(駅前の安い携帯修理ショップでも、このドライバーセットを使っているお店があったりします)

そして、前半に紹介した・・・


↑MacBook Proの「バッテリー」を止めている「Y字」型のネジも・・・


↑2.0mmの「Y字」型のビットを使えば・・・


↑無事に取り外せました♪

そして、もう一つ
このドライバーを買って何気に役に立ったのが・・・


↑2.0mmの三角形のビットです。

三角形のドライバーって今まで一度も使った事がなかったのですが・・・


↑マクドナルドのハッピーセットって・・・


↑裏返すと・・・


↑2.0mmの三角形のネジが使われています。


↑三角形のネジもしっかり外せました♪


↑分解成功。


↑ハッピーセットはシリーズが違うおもちゃでもだいたい三角形のネジが使われているので・・・(ふなっしーの声が出るおもちゃ面白いです)


↑分解できました。


↑分解ができるとライトが点いたり、音が出るおもちゃの「電池交換」が可能なので、お気に入りのおもちゃを長く楽しむ事ができそうです。


↑もちろんビットには磁石が付いているので、とても扱いやすいです。

まとめ

と言う事で、このドライバーセットのおかげで今まで分解できなかった物が分解できるようになりとても便利になりました。

↑1セットでだいたいほとんどのネジに対応できるし(時計・カメラ・車・メガネ・ゲーム・家電等)
この内容でこの値段なら十分お得ですし、安くても普通に使えてケースも良く出来ているので大満足です。

ちなみにせきねさんは「60 in 1」のセットを買いましたが・・・


↑Amazonのベストセラー第1位は「ZENKE 63 in 1精密ドライバーセット」だそうです(1,399円)。


せきねさんが買ったドライバーセットの改良型で、ビット数が増えていたり・・・


↑従来の硬度HRC52の「CR-Vクロムバナジウム鋼」製からより強い硬度HRC58の「S2鋼」製の材質に変わっているので、これから買うのなら改良型の方がお得そうです。

また、ネットで検索すると・・・


↑内容がほぼ一緒でケースの色や販売元が異なる商品が沢山あり、どれが本家なのか(そもそもみんなパクリなのか?)分かりませんが、値段やレビューコメントを参考に色々探してみてください(どれを買ってもそれなりに満足できると思います)。


↑分解仲間が増えたのでこれから一緒に色々なモノを分解して、なおしたりぶっ壊したりして楽しもうと思います。

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