奥行きの短い無印の棚「スタッキングシェルフ」を買う

5.0
家具
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こんばんは「1LDK」のお家に人間3人(せきねさん、奥さま、お子さま)で暮らしているせきねさんです。

スペース的にあまり余裕はないのですが
「スヌーピー」や「タキシードサム」達がワンさかおり
ガラクタも沢山あるので、スヌやサムやモノなどを置く為のスペースが必要です!

せまいお家に沢山のモノを置くスペースを確保する為には「棚」を買う必要があるのです!
と言うことで、「棚」を買います。

せきねさん「棚」を買うにあたり、ネットで検索しまくってありとあらゆる「棚」を調べまくりました。
色々調べて行くうちに、壁の上から下までを棚としてぎっちりスペースを活用する

「壁面収納(へきめんしゅうのう)」

が欲しくなりました。
荷物を天井近くまでなるべく高く積み上げていくことで、沢山のスペースを確保できるからです。

例えば、本格的な物だと・・・


↑Panasonicが販売している・・・


↑こんな壁面収納とか


↑こんな壁面収納とか・・・

壁全体を大きな収納棚にしていてすごいです!
でも、この「壁面収納」はあまりに本格的過ぎてお値段も半端じゃないですね・・・
一戸建てやマンションで長く使うならともかく、賃貸のお家では非現実的でございます。

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壁面収納「奥行き45cm」クラスと「奥行き30cm」クラスの2種類がある

そもそもお値段的に無理ですが「壁面収納いいなぁ〜」と思いながら見ていたところ
壁面収納には大きく分けて2種類あることに気が付きました。

1つが「奥行き45cm」の厚めの壁面収納。
もう1つが「奥行き30cm」の薄めの壁面収納です。

Panasonicの商品に限らず、どうやら一般的に奥行きが「約45cmクラス」の棚と「約30cmクラス」の2種類の棚がよく出回っていることが分かりました。

もちろん、奥行きが長い方が大容量でモノを沢山収納できる訳ですが、
棚の中にTVを設置した場合や、TVの横に棚を設置する場合など、TVと棚をセットで考えた場合
「奥行き45cmクラス」の棚よりも「奥行き30cmクラス」の棚の方が最近の薄型TVにマッチしていて、スペースをより効率的に活用出来そうな気がします。

せきねさん家のように
「沢山のモノを収納したいけど、せまいお家だから床面積はなるべく減らしたくない。ついでにTVのそばに棚を設置したい。」
と言う人には奥行き「30cmクラス」の棚が良さそうです。

と言うことで、
なるべく天井まで届くくらい背が高くて、薄型TVに似合うような奥行きで、現実的なお値段の棚を探したところ

最終的に・・・

自由度の高い無印(MUJI)の「スタッキングシェルフ」


↑無印(MUJI)の「スタッキングシェルフ」と言う棚にたどり着きました。
(やっぱり庶民には「無印」が現実的です・・・。いや、無印も結構いいお値段するけどね)
1年半ぐらい前に購入したのですが
せきねさんが買ったのは・・・


↑「スタッキングシェルフ・5段・オーク材(19,000円)」と


↑「スタッキングシェルフ・追加5段・オーク材(17,000円)」の2つを組み合わせた・・・


↑「スタッキングシェルフセット・5段×2列・オーク材(32,000円)」と言うモノです。
(セットで買うと多少お得です。また、年に数回ある「無印週間」に買うと全品10%OFFで買えます♪←この時しか買わない…)

「スタッキングシェルフ」の中身を詳しくご紹介


↑中身は2mもある長い板が3枚と、ほぼ正方形の小さい板が12枚入っています。


↑こちらは付属品。白いスチールパイプやボルトなどが沢山入っています。


↑スチールパイプの片側はボルトのようになっています。


↑スチールパイプのもう一方側はボルトをねじ込む為の穴があいています。

ちなみに、この商品を買った人の多くがネット上で「発泡スチロールのゴミがすごい!」とつぶやいていますが


↑確かにその通りで、かなり沢山の発泡スチロールが使われており・・・


↑組み立てる過程で部屋中が発泡スチロールだらけになります・・・


↑最終的に大きなゴミ袋1つ分の発砲スチロールが出ました・・・

さて、


↑3枚の長い板は同じように見えますが、実際は2種類に別れており
板をひっくり返してみると・・・


↑こんな感じ。
画像の上2枚は「追加用の板」で
画像の下1枚は「天板用の板」となっております(天板用の片面には小さい丸い穴があいてない)。


↑左が「追加用の板」で右が「天板用の板」


↑左が「追加用の板」で右が「天板用の板」

<追加用の板について>


↑追加用の板は両面に丸い穴があいていて、その穴は貫通しています。

<天板用の板について>


↑天板用の板は内側に丸い穴がありますが貫通はしていません。
また、天板用の板には・・・


↑スチールパイプをねじ込む為のナットが埋め込まれています。

「スタッキングシェルフ」の組み立て

さて、組み立てですが
棚を縦長に設置したいのですが
組み立てる時は縦にした状態で組み立てるのはかなり大変なので・・・

↑横長にした状態で組み立てます。
まずは天板用の板に、画像のようにスチールパイプをねじ込んでいきます。

次に・・・
小さい板をスチールパイプに差し込んでいきます。


↑小さい板の側面にはパイプを通す為の丸い穴が開けられています。
(ただ、木片のバリが多くてなかなかうまくパイプを通すことが出来ませんが・・・)


↑このように小さい板を差し込んだら・・・


↑追加用の板をかぶせて


↑そこにまた、白いパイプをねじ込んでいきます。
(父親に手伝ってもらいながら、組み立てました。)

同じ事を繰り返して、最終的に・・・


↑このボルトを使って固定すればおしまいです。

ちなみに、床と接する長い板の底の部分にはあらかじめ・・・


↑ニトリで買った、厚さ3mm(やや厚め)のクッションフェルトを


↑貼っておきました。
これを貼っておくと、床を保護できるだけでなく、棚自体を移動しやすく(引きずりやすく)なるので、貼った方が何かと楽です。

そして、最終的に横長の状態の棚を、起こして・・・


↑なんとか完成!
(高さが2mもあります!せきねさん家は賃貸の割には結構天井の高いお家なのですが、それでもかなりの存在感です。)

ちなみに、このスタッキングシェルフには
材質と色が違う少しお高い・・・


↑「スタッキングシェルフセット・5段×2列・ウォールナット材(35,000円)」もあります。
こちらの方が高級感のあるシックな色ですが、せきねさんはお部屋をなるべく明るくしたかったのと、予算の関係でオーク材の方にしました。

組み立てた感想

さて、「スタッキングシェルフ」についてですが、組み立てた感想としては
「頭」と「パワー」と「スペース」と「人手」と「時間」と「掃除機」が必要だなと感じました。

・「頭」:説明書をそれなりに読んでおく必要があるし、組み立て順や位置合わせなど工作が得意な人でも意外と苦戦すると思います。
・「パワー」:沢山あるスチールパイプをしっかりねじ込む必要があるのですが、細くて力が入らず大変です。ねじ込みが甘い物が1本でもあると、長い板が上手くハマらず、全体的に上手く組み立てられません。
・「スペース」:縦にした状態で組み立てるのはかなり困難なので、横置きで組み立ててから、縦に起こしてあげる必要があります。2mもあるのでかなりのスペースを必要としますし、縦に起こす時には2m以上の天井高を必要とするので、天井が低いお家では縦に起こせない可能性もあります。
・「人手」:1人でやると助手が欲しくなるし、体力的に疲れます。デカイ割りには軽いのですが、板が中空(中身が空っぽ)で、起こす時に2人で両サイドを押えて起こさないと、倒壊しそうで怖いです。
・「時間」:パーツが多いですし、パイプを通す為に丸くくりぬいた穴の処理が雑で、木片(バリ)が多く、なかなかパイプが通りません。
・「掃除機」:木片(バリ)が出ますし、発砲スチロールが超散乱します。

そんな「スタッキングシェルフ」ですが、組み立てに少しクセがあるものの
組み立ててしまえば無印の商品だけあって、色々考えられて作ってあり、使い心地はかなり良いです(1年半使った感想としては大満足です)。


↑この棚は横長でも使えるし、画像のように小さい板を一部使わずにパイプだけの状態にすることも可能です。
そんな機能や自由度を詰め込んだ結果、組み立てに少しクセが出てしまったのだと思います。
組み立てにさえ慣れれば、本当に自由度の高いとても良い商品だと思います。


↑タキシードサムのお家としても十分使えます。

無印()の商品の良いところは、同じ商品を長期間取り扱ってくれていて買い足しが出来たり、
関連商品が充実していて、色々なオプションを楽しめたり、様々な使い方が出来るところです。
全国各地にお店があるので買いやすいですし(せきねさん家から徒歩で行ける海老名の丸井にも今月オープンしました♪)。

「スタッキングシェルフ」のサイズに合った製品が沢山売っている

せきねさんは棚だけでなく・・・


↑「スタッキングシェルフ」に合う、小物を購入(かなり大物だけど・・・)。


↑こんな物を複数買ってみました。

・画像上「重なるブリ材長方形バスケット・中(1,200円)」を2つ(1,200円x2で2,400円)
・画像左「パルプボード・引出式・4個(3,500円)」を2つ(3,500円x2で7,000円)
・画像右「パルプボード・引出式・2段(2,800円)」を4つ(4個セット売りで10,640円)

これらを棚に設置すると・・・


↑こんな感じ♪ 棚にピッタリのサイズです♪

さて、肝心な棚の「奥行き」についてですが
このスタッキングシェルフは棚の高さが2mもある割には、奥行き「28.5cm」のとてもスリムな薄い棚です。
まさに、せきねさんの理想にピッタリです!これこそ求めていた棚って感じです。


↑TVとならべた場合も、ちょうど良い奥行きです♪(TVスタンドは足の部分が奥行き30cmあります)

「スタッキングシェルフ」の魅力はその拡張性

さてさて、これで終わりではありません。
この状態で、数ヶ月使用したところで

無印からスタッキングシェルフ用のニューパーツが発売!
(このパーツが発売されることを事前に知っていたからこそ、この棚を選んだのです)

それが・・・


↑「スタッキングシェルフ5段用3列オープン型追加セット/オーク材(32,000円)」です!


↑2011年6月に発売されたのですが、ちょうど10%OFFの無印週間だったので速攻で購入(毎年だいたい春と秋頃に無印週間が行われます)。

さて、これを組み立てる訳ですが
この3列オープンのパーツは、本来・・・


↑この向き、もしくは


↑この向きでのみ使用可能です。

ですが、せきねさんはそれを無視して・・・


↑この向きで使用します・・・(強度的に問題が出るので、以下、自己責任となります)

やっぱり1人で組み立てるのは、かなり大変なので奥様に手伝ってもらいながら・・・


↑こんな感じに組み上げていきます。

ちなみに、一番下の長い板は、天板用の板でなければならないので・・・
先程、紹介した・・・


↑この棚をあらかじめ分解しておく必要があります・・・(3列オープンの商品はあくまでも追加用で、天板用の板は含まれていません)。


↑こんな感じに組み立てて行って・・・


↑なぜか、1段ずらしました・・・(このような組み立てはもちろん強度が落ちるので本来はNGです!)

そう、画像を見れば何となく分かりますが・・・


↑完成!(エアコンにぶつかるので、エアコンをよける為にずらして組み立てました(笑))

無印の人が見たら「そんな使い方するな!」と注意されそうですが、上の方にあまり重たい物を載せなければ、何とか使えました。
(この状態で転倒防止の突っ張り棒を付けて、1年間使用しました。あくまでも自己責任でお願いします。)

オプション品のバスケット(重なるブリ)も少し増やしました♪


↑TVの裏に取り付けたイルミネーションも棚に反射してより目立つようになりました。

棚が増えたおかげで、この先・・・


↑まだまだサムが増えても大丈夫そうです(笑)。

以上、「スタッキングシェルフ」でした。

せきねさんは、危険な組み立て方をしてしまいましたが(まぁ、それだけ自由度があるって事で・・・)
正式な組み立て方で使えば、本当によく出来ていてとっても便利な棚として使用できるし、オプションも豊富です。

高さがあり、棚としての存在感はかなり大きく見えますが、
でも、奥行きは28.5cmしかないので、部屋がせまくなったという感覚はなく、逆にこの棚のおかげで部屋を広く使う事が出来ていると感じています。
使い方によってはTVの横や、デットスペースになりがちなTVの上のスペースを有効活用できる
とてもおすすめの棚です。

この後さら改造したので(現状より少し安全を考慮して)、よかったら以下の記事もご覧ください。

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