こんばんは、この前・・・
↑ノーマルの「アクセルペダル」と「ブレーキペダルカバー」を・・・
↑日産純正のアルミペダル(カバー)に交換したせきねさんです(詳細は以下リンク先の記事をご覧ください)。
ノーマルと比べて、それなりにカッコ良くなったのでとても気に入っているのですが、キューブの場合はご覧の通り一番左に「パーキングブレーキ(フットブレーキ)」が存在するのです。
アクセルとブレーキがアルミ化されたことにより「パーキングブレーキ」だけが何だか「しょぼく」見えるというか浮いた存在になってしまいました。
今まで乗って来たマーチの「パーキングブレーキ」は足で踏むフットブレーキではなく、手で引くタイプの「サイドブレーキ」だったので・・・
↑スヌーピーの「サイドブレーキカバー」を15年以上愛用してきたのですが、キューブのパーキングブーレキには残念ながら使用する事ができません・・・(長い間ご苦労さまm(._.)m)
と言う事で、泣く泣くスヌーピーのサイドブレーキカバーをあきらめ、
浮いてしまったキューブの「パーキングブレーキ」の見た目を改善するために見つけたのが・・・
MT車の「クラッチ(ブレーキ)ペダル」カバーを流用
↑日産純正のアルミペダルカバーです!
MT(マニュアル)車向けの「クラッチ(ブレーキ)ペダル」カバーなのですが
実はこのペダルカバーは・・・
↑「Z33バージョンニスモ仕様のフェアレディZ」など気合いを入れて作られた名車にも使われているペダルなのです。
でも、この2車種以外に・・・
↑使われており、元マーチ乗りのせきねさんとしては前から気になっていたのです。
(GT-RやZだけなくマーチで使われていたと聞くと急に 安っぽく 身近に感じるから不思議です・・・)
いつもお世話になっている日産ディーラーへ行って
「クラッチ(ブレーキ)ペダルカバー」を注文し
届いたのが・・・
日産純正「ペダルカバー」
↑日産純正部品の「46531-AB000 ペダルカバー(COVER PEDAL PAD)」(税込1,750円)です。
新品購入すると保護用のビニールカバーが付いており・・・
↑ビニールをはがすとビニール痕(こん)が多少残ります。ハズレを引いた訳ではなく新品はどれもこうなっているのであまり細かい事は気にしてはいけません(どうせ足で踏んで使うものですから・・・)。
↑正面の右下と左下はアルミではなく滑りにくいゴムになっています。
(元々はMT車の「ブレーキ」用にも使われるペダルなので作りはしっかりしています)
↑真下から。ゴムの突起が沢山出ており滑ることはまずないでしょう。
↑裏側のゴムには溝があります。
ただ、このゴムがとにかく硬くてめくったりするのにはかなりのパワーが必要です。
便利な例の「アレ」で取り付け・・・
日産純正の「クラッチ(ブレーキ)ペダルカバー」がどんなモノなのか何となく分かったところで
次に取り付け作業に入りますが、
今回買ったペダルカバーはあくまでも「クラッチ(ブレーキ)」用のペダルカバーなので・・・
↑キューブの「パーキングブレーキ」とはサイズや形状が全く異なり、基本的に取り付けることはできません。
んじゃ、どうやって取り付けるんだって話ですが・・・
庶民の味方 「接着剤」 での固定となります(笑)。
(キューブやノートやエルグランドなど「接着剤」で貼り付けている方がほとんどです・・・)
まぁ「パーキンググブレーキ」は「ブレーキペダル」や「アクセルペダル」とは違って基本的に駐車する時にしか使用しませんし(停車する時に使う場合もありますが)、万が一接着剤が取れてペダルカバーが外れてしまったとしても、それほど大きな影響はないので手軽な「接着剤」での固定で十分だと思います。(実際にやってみると接着面も大きく、剥がすの困難な程にしっかり接着可能です)
さて、「接着剤」で取り付けるにしても、とりあえず・・・
↑ノーマルのゴム製の「パーキングブレーキカバー」を一度取り外してみようと思います。
このノーマルのゴム製のカバーは・・・
↑左側面側から見ると、鉄製ペダルの穴にゴムペダルの突起(赤矢印)が差し込まれているので・・・
↑マイナスドライバーを使って強引にこじってみたりとアレコレやってみたのですが取り外すことができず、結局あきらめてしまいました・・・。
ノーマルペダルの固定にも一部接着剤が使われているので、それを剥がすつもりで色んな方向からめくってみたりしたのですが外し方が悪いようで取り外せませんでした(最終的にどこかがちぎれてしまいそうで後々固定できなくなると困るので途中であきらめました)。
取り外せたとしても、アルミペダルカバーを接着した後に再度取り付けるのも困難だと思われますし、外さない方が無難な気がします。
という事で・・・
↑ノーマルペダルは特にいじらずに、そのままの状態で直接「接着」する事になるのですが
まずは接着剤を使わずにアルミペダルカバーを試しにかぶせてみると・・・
↑こんな感じ。
アルミペダルカバー裏のゴムを「ハの字」に開きながらかぶせると、特に何の加工もせずにかぶせる事ができました。
この状態は軽く踏んだぐらいなら外れないけど強く踏むと外れる感じで、しっかりはまっている訳ではなく・・・
↑アルミペダル裏の下側のゴムが軽くノーマルペダルを挟み込んでいるような状態です。
裏側から見ると・・・
↑アルミペダルの左右の下側ゴムがノーマルペダルに当たっていることが分かると思います。
逆にアルミペダルの上側のゴムはノーマルペダルとほぼピッタリの大きさです。
貼り付け前に少し「加工」
接着剤で取り付ける時に干渉する部分があると、貼り付けにくいので・・・
これでノーマルペダルカバーとほぼ同じ大きさの溝ができました。
良さげな「接着剤」を検討
あとは「接着剤」で貼り付けるだけですが、使用する「接着剤」については・・・
↑お家にあったコニシの「ボンド ウルトラ多用途s・u プレミアム ソフト」を使おうと思ったのですが・・・
↑耐熱温度が「-30〜80度」となっており「80度」というのが少々気になります。
ペダルが80度まで熱くなる事はないと思いますが、車内はそれなりに高温になるのでもう少し余裕が欲しいところです。
という事で、接着剤なんてそれほど高くないしあればあったで使うので
新たに・・・
↑セメダインの「スーパーXゴールド超多用途」を購入(ホームセンターで298円)。
(最近の接着剤って同じ名前でも「ゴールド」とか「プレミアム」と言う言葉が付加された製品が沢山あり、どれを買えば良いのとても迷います・・・)
セメダインの「スーパーX(ゴールド)」は・・・
購入する時に名前に「ゴールド」が付かない・・・
↑より速乾性に優れた「ゴールド」の方が待ち時間が少なくて作業性が良さそうなのでこちらを選びました。
「取り付け」いや「貼り付け」作業手順
ではでは、
いよいよ取り付け作業に入ります(って貼り付けるだけですけどね・・・)。
まずは・・・
↑アルミペダル裏のゴム部分を台所用洗剤を使って洗い、油分を落とします。
(本当はゴム部分にヤスリがけをしてあげると密着するらしいのですが、せきねさんは省略しました)
↑冬場など気温の低い日はダッシュボード上に置いて軽く温めてあげるとくっつきやすいと思われます。
そして、
作業はなるべく「平(たいら)」な場所で行います(これ超重要!)。
パーキングブレーキをいじる訳で、足でなくとも手で強く押せば
パーキングブレーキが「解除」されてしまう為、坂道などで作業をしてうっかり強くパーキングブレーキを押して「解除」されてしまうとクルマが動き出し大事故につながります・・・。
「タイヤ止め」を使うなど安全をしっかり確保しましょう。
安全の確保ができたら・・・
↑ノーマルペダルカバーも、アルコールなどを付けた布で拭いて・・・
↑ある程度キレイにしておきます(ウェットティッシュでも良いので最低限表面に見える汚れは落としておきます)。
そして「スーパーXゴールド」を・・・
そして・・・
この状態で「1分」程放置します。
(「ゴールド」の付かない「スーパーX」の場合はここで5〜10分放置する必要があります)
「1分」放置して表面に粘着テープのような粘着性が出てきたら・・・
また、この時ペダルの位置を調整します(左右はほとんど動きませんが、上下はほんの少し動きます)。
貼り付けた後で気が付きましたが、ノーマルペダルと比べて大きくなる訳で、ペダルがなるべく上に行くように貼り付けた方が運転時により邪魔にならないと思います。
速乾性なので1〜2分でほとんど動かせなくなり
(「スーパーX」は1〜2時間で動かなくなる)
あとは・・・
↑「洗濯バサミ」などで固定して、1時間程の間は動かさずに放置します。
↑せきねさんはよく晴れた日に作業を行い、接着後は車内の温度が高くなるように窓を閉めて日が当たる場所にしばらく放置しました。
接着剤の説明書には「24時間(23度湿度50%)で実用強度に達します」と書いてありますが、気温や湿度が高ければ1時間程の放置でも軽く踏む程度なら全然問題ありませんでした。
(「スーパーXゴールド」は作業時間が短縮できてすごく扱いやすいです♪)
↑接着直後の裏面。
「接着剤」が少々はみ出ましたが、まぁ許容範囲でしょう。
↑下側もややはみ出ていますが、内部全体が接着剤で満たされているのは確かです。
↑側面はちょうど良い感じ。
見た目だけでも「こりゃまず剥がれないだろうな」といった感じです。
せきねさんはいつも「廃車まで乗りつぶす」人なので「接着剤」の使用に全く抵抗がないのですが
元に戻せなくなる「接着剤」に抵抗がある方は強力な「両面テープ」で貼り付けるだけでもある程度は強度が保てるような気もしました(お好みの方法で貼り付けてみてください)。
以上でパーキングペダルへの「アルミペダルカバー」取り付けは完了です♪
カッターで少しカットして接着剤で貼り付けるだけのお手軽な作業でとても簡単なので、「アクセル」や「ブレーキ」ペダルの交換に合わせて「パーキングブレーキ」のアルミペダル化にもチャレンジしてみてください。
「取付前」と「取付後」で比較
ではでは「取付前」と「取付後」で比べてみると・・・
↑取付後。
AT(オートマ)車なのでブレーキペダルが大きいですが、ペダルが3つ並んでいると一瞬MT車風にも見えます。
どうでしょう?
比べてみるとやはりアルミ製ペダルの方が高級感があります。
そして、3つ全てのペダルがアルミ化されたことにより、一体感や統一感が出て交換後の方がより自然に見えるくらいです。
かかった費用は?
今回の「パーキングペダル」のアルミ化にかかった費用は・・・
↑日産で注文した「ペダル(1,750円)」と「接着剤(298円)」の合計2,048円でした。
(何の面白みもなかったパーキングブレーキペダルをお手頃なお値段で簡単にドレスアップする事ができました♪)
同じパーツが楽天やヤフオク、Amazonなどのネットショップでも販売されていますが
せきねさんが調べた限りどれも日産から直接買った方が全然安いので、お近くの日産ディーラーで注文するのが一番お得です。
せきねさんはディーラーへ行って「この部品番号のパーツください」って感じで簡単に注文する事ができました。
「取付後」の画像
以後、全て取付後の画像です。
↑夜は純正オプションのフットイルミネーションの光がペダルに反射してとてもキレイです♪
↑少し離れた場所から見ても、ドアを開けた時に3つのアルミペダルがキラリと光る感じでとても気に入っています♪
「使い心地」と「まとめ」
肝心のペダルの使い心地についてですが・・・
アルミペダルカバーを接着する事でペダル自体の大きさが一回り大きくなるので走行時に邪魔にならないか心配でしたが、背が低くてシートを前方に出し、着座位置も一番上まであげている奥さまでも特に違和感なく使う事ができています。
せきねさん自身もシートをかなり前方に出して座る人なのですが(短足の為・・・)、意識すると確かにペダルがデカくなっている感はありますが、特別「コレ邪魔だな・・・」って感じがする訳でも無く、使う度に足が引っかかってしまうようなことも無く、特にこれといった問題もなく普通に使用できています。
(接着剤については、接着から日数が経った後に強く踏み込んでみましたが特にグラついたりしませんし全然問題なさそうです)
という事で、「ABC(アクセル・ブレーキ・クラッチ)」いや「ABP(アクセル・ブレーキ・パーキング)」の全てが日産純正のアルミペダルになって、足元が何だかにぎやかになったせきねさんのキューブなのでした♪