録画用HDDを分解してMacに流用する

Mac
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こんにちは、せきねさんです。
せきねさんはメインPCとして・・・

↑15インチのMacBook Pro (Early 2011)を約2年程使い続けています。
もともとHDD(ハードディスクドライブ)は1つだけ搭載されているのですが、このMacを買った時に内蔵のDVDドライブを取っ払って
その空いたスペースにもう1つ750GB(7200回転)のHDDを増設した状態で使用しています(増設した際に書いた記事は以下のリンク先をご覧ください)。

ですが、増設したHDDの調子が悪くてフリーズしてしまうことが時々あります(ハズレを引いたらしい・・・)。
最初はだましだまし使用していたのですが、だんだんフリーズする頻度が多くなってきたので
こりゃヤバイと言うことで、新しいHDDに交換することにしました。
(最初はより速度を求めてRAID(2台のHDに分散して書き込む機能)を組んで使用していたのですが、HDDの調子が悪いので途中でRAIDはやめちゃいました)

HDDよりも圧倒的に高速なSSD(ソリッドステートドライブ)が欲しいところですが、今回も容量重視でHDDにしたいと思います(SSDはまだまだ高いしね)。
せきねさんは増設したHDDに主にデジカメで撮った画像や動画をとにかく沢山入れていて、ノートPCさえあれば外出先でもいつでもどこでもデータを見られるように(日記のネタとしてすぐに使えるよう)しています。
750GBの容量のHDDでしたが、足りなくなるのも時間の問題なので、さらに大容量のHDDに交換したいと思います。

前回はRAIDを組みたかったので速度にもこだわって、毎分7200回転の750GBのHDDにしたのですが
今回は速度よりも容量と低消費電力を優先させて毎分5400回転のHDDに交換しようと思います。
(ここ最近PCをよく外に持ち出すようになったのですが、7200回転のHDDをノートPCに2台も積むとそれなりに電池の消耗が激しいです・・・それでも3,4時間は持つけど)

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ノートPC用の2.5inchサイズでなるべく大容量なHDD

ノートPC用の2.5inchのHDDで現在最も大容量なHDDは・・・


↑「1.5TB(約1,500GB)」のHDDです。(東芝の「MQ01ABC150」で、だいたい10,000円前後)

容量重視と言うことで、この1.5TBのHDDを積みたいところですが
一般的な2.5inchのHDDの厚みが9.5mmなのに対して、このHDDは厚みが12.5mmあるので・・・


↑DVDドライブのある場所に社外のマウンター(秋葉館のMacBay)を使ってHDDを取り付ける場合は、9.5mm厚のHDDまでしか対応していません(厚過ぎて入らない)。
MacBook Proに標準で内蔵されているHDDと置き換えるのであれば12.5mm厚でも大丈夫なのですが、
今後HDDを別の用途に転用したりするかも知れないことなどを考慮して、今回は12.5mm厚のHDDはあきらめて無難に一般的な9.5mm厚のHDDを買うことにします。

9.5mm厚で現在最も大容量なHDDは「1TB(約1,000GB)」のモノです。
日立や東芝やサムスンなど各社から発売されていますが、一番売れ筋だと・・・


↑東芝製の1TB「MQ01ABD100」で6,178円ぐらいです(1/26のお値段)

と言うことで、この東芝製の1TBのHDD「MQ01ABD100」を買うことにしました。
(今まで日立を買う事が多かったので迷いましたが、今回は東芝製を買ってみる事にしました。)

さて、なるべく安くHDDを買うためにはPC用として販売されている・・・


↑ケースなどに入っておらず、化粧箱も無いむき出しのHDD(「バルク品」と呼ばれている)を買うのがお値段的にお得です。

最近はTVの録画用HDDがお得なケースも

しかしながら、最近はTVの録画用HDDが爆発的に普及して
ケースに入ったUSB接続のHDDが家電量販店などに大量に流通するようになり

特売やらポイント還元やらで、「バルク品」とそれほど変わらない値段でケース入りのHDDを買うことが出来るようになりました。
(場合によっては、ケース入りのHDDの方が安い場合も)

例えば、先程紹介した東芝の1TBのHDDは・・・


↑バルク品(HDD単体)で6,178円ですが

TVの録画用として東芝が販売している1TBのHDDは・・・


↑最新のモデルだと「CANVIO キャンビオ(HD-PB10TS)」は最安で7,918円で販売されています(PC・TVどちらでも使えます)。
(都内のヤマダとかだとポイント還元でもっと安い場合もあり。型落ち品だとさらに安い。)

まぁ、バルク品との差額1,740円で、ケースとUSBケーブルが付いてくると言ったところでしょうか。
(この値段の差なら、バルク品を買った方がお得な気がします。)

東芝のTV録画用HDD「CANVIO」を買って分解する

で、結局せきねさんはネットで、先程紹介した東芝のTV録画用HDD

↑「CANVIO(HD-PB10TS)」の未使用の新古品が楽天で6,780円で売っていたので買ってみました。

バルク品と比べると602円高いですが、602円でスリムケースが手に入ったと思えば良しとしましょう。


↑中身はこんな感じ。


↑とってもスリムです。


↑裏側。四隅にゴム足が付いていますが、ネジ穴などはありません。


↑アクセスランプは白色LEDでした。

で、これをMacBook Proで使う為に例によって「分解」をします。
(USBで外付けHDDとして使えばいいじゃんって話もありますが、持ち運ぶ時に面倒だし、そこは無駄にこだわって内蔵HDDとして使います!)

ネジを使っていないので分解は少し面倒

このCANVIOはネジを使っていないので、分解するのはかなり面倒なのですが・・・


↑台所にあった「すりおろし用スプーン」を用意。(奥さまが100均で買ったらしい)

HDDケースはピッタリ閉まっていて、ツメを入れるすき間すら無いのですが
少し力を入れてケースを曲げて、何とか親指のツメをすき間に入れて、すき間を少し広げたら・・・


↑スプーンをぶっこみます。
(本当にツメすら入らないほど密閉されているので、ネットだときれいに開けるのはあきらめてカッターでケースを切っている人がほとんどです。)

一箇所すき間が空けば、後はスプーンを移動させてケースを頑張って開けばOKです。


↑ぶっ壊すことなくきれいに開きました♪


↑別の角度から。ネジなどは一切使っておらず、ハメコミのみです(組み立ては簡単ですが、分解はかなり面倒です)。


↑HDDを取り外した状態。表面も裏面もどちらも同じハメコミなので、どちらの面から分解しても差はないと思います。
ちなみにHDD本体はケースにただ入れてあるだけで、ネジなどで固定はされていませんでした。


↑こちらは取り外したHDD(裏面)。四隅に固定用(ショック吸収用)のゴムが取り付けられていますが・・・


↑このゴムもただ溝にさしてあるだけで、ネジなどで固定はされておらず簡単に取り外すことができます。


↑固定用(ショック吸収用)のゴム。


↑シリアルATAからUSBへ変換する基板部分はアルミのテープでおおわれているので

アルミのテープを剥がしてみると・・・


↑「Serial ATA to USB3.0」の小さな変換基板が付いています。
この変換基板ですら一切ネジなどで固定されておらず、はがしたアルミのテープのみで留まっている感じでした。
(ケースにさえ入っていればネジで固定する必要も無いし、とってもシンプルでよく出来ていて感心しました)


↑変換基板の裏?面。


↑変換基板の表?面。シリアルATAからUSB3.0の変換基板ってこんなにコンパクトなのね。

で、変換基板を取り外せばようやく目的の・・・


↑HDDにたどり着きました♪ 予想通り、東芝の「MQ01ABD100」でした(先程バルク品として紹介したHDDと同じ物)。
で、この取り出したHDDをMacに取り付けます。

ちなみに、HDDが入っていたケースには・・・


↑家に転がっている別のHDDを入れたりできるし、その内Macを買い替えたりしてHDDを取り出すことがあればこのケースに戻して、お家のTVの録画用HDDとして使うこともできます。
(せきねさんは、HDDがお家にいくつか転がっているのでケースは使わずに変換基板だけを時々利用して、PC用の一時的なデータ保存に使いたい感じです。元々USB2.0のケースは持っているのですが、USB3.0の変換は持っていなかったので。)

録画用HDDをMacBook Proに取り付け


↑せきねさんの15インチのMacBook Proを分解して、
調子の悪いHDDを取り外して・・・


↑MacBayに新しいHDDを固定して


↑取り付ければHDDの交換完了です♪

せきねさんのMacBook Proはこれで「750GB(7200回転)」+「1TB(5400回転)」の合計「1.75TB」仕様になりました(メモリは16GB)♪
あとは750GB(7200回転)のHDDをSSDに替えたいところですが、予算の関係でしばらくはこのまま使いたいと思います。

最近はRetinaディスプレイを積んでDVDドライブを搭載していない、より薄いMacBook Pro Retinaが人気ですが
このようなカスタムはできないので、大容量を持ち歩きたい人にはHDDを積んだ従来のモデルも案外悪くないと思います。

以上、HDDの交換でした。

おまけ

最近、奥さまが図書館で「MacFan」を読んでいるらしく

「MacFan2月号にノートPCの内部の掃除方法が載っていたからやってみたい」

とのこと。
(Macに興味を持ってくれて嬉しいです♪)

と言うことで・・・


↑「MacFan2月号」を購入。
いや、別に買わなくても掃除は出来るのですが
2月号には自作Fusion Driveの記事が載っていたので、せきねさんもちょうど読みたいなと思っていたところでした。

で、お掃除する為に奥さま用の13インチMacBook Proを・・・


↑分解。
2012年に買ったMac(Late2011)なので、大して汚れてるはずもないのですが、奥さまが掃除したいと申しておるのでお掃除します。はい。
(ちなみに、奥さまのMacもHDDを500GBから750GBに変更しています。全然使ってないみたいだけど・・・)

で、分解してみたところ
意外にも底板の・・・


↑排気が流れる部分には、思ったよりホコリが付いていました。


この後キレイにお掃除しました。

スッキリきれいになったMacでこれからも楽しもうと思います♪

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