こんばんは、インドア派なので休日はお家の自分の机で趣味のブログを書く事が多いせきねさんです。ですが最近は在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)の影響で平日も自分の机で作業をする時間が増えてきました。
パソコンは持ち運びが可能なMacBook Proをずっと使っていたのですが、ノートPCだと視点が低くて首や肩が痛くなるので・・・
↑最近は「ノートPCスタンド(スパルタかます)」を利用して視点が高くなるように工夫をして使用していました(ノートPCスタンドの詳細は以下リンク先の記事を参照)。
休日に趣味のブログを書くだけならこれで十分だったのですが、最近は平日も家で1日中ずっとこの環境で作業をする日が増えてしまい、さすがに「もう少し大きいディスプレイが欲しいな」と思うようになりました(狭い机が余計狭くなるので大型のディスプレイは避けて来たのですが、そうも言っていられない状況に・・・)。
大きいディスプレイと言えば、我が家にはお子さまのゲーム用PC(Mac mini)に24インチのディスプレイが接続してあったので・・・
↑お子さまからディスプレイを(ついでにPCも一緒に)奪って、せきねさんのお仕事用PCとして使う事にしました。
いや、最近お子さまは「任天堂Switch」でばかりで遊んでいて(YouTubeもスイッチで見られるし) PC自体結構いいスペックなのにあまり使われておらずもったいないので・・・
と言う事で、新たにディスプレイを買う事なく手っ取り早くお家の中にあった大きな「ディスプレイ」を手に入れ、使用していたのですが、やはり長時間使用していると・・・
「ディスプレイの位置をもう少し高くしたい」
と感じるようになってきました。
いや、EIZO(エイゾー)のディスプレイに付いているスタンドは自由度が高くて、画面をかなり高い位置までチルトUPする事が出来るので普通のユーザーであれば特に困る事はないと思うのですが、せきねさんは「座高市」なので、普通の人よりも視点が高く、出来れば画面をさらに高い位置にUPしたいのです。
って「座高市」って知ってますかね?「座高市」とは・・・
「座高市」のせきねさんに合わせてモニタを高くする
そもそも「座高市」って何だ?って話ですが、念の為説明すると「座高市」とは・・・
↑志村けんのやたら短足でやたら座高が高い侍のコントです(笑。「座頭市」のパロディ)。名作です。
人様より座高の高い(&足が短い)せきねさんには標準のスタンドだけではディスプレイの高さが足りないので、ディスプレイの位置をさらに高くするために・・・
↑お家に転がっていたコープの缶ジュースの「段ボール箱」をディスプレイの下に置いて「モニタースタンド(机上台)」として使ってみる事にしました(箱の中には缶が入っているので重たいディスプレイにも耐えられます)。
その結果・・・
↑ディスプレイの高さが一気に「12cm」程高くなり、座高の高いせきねさんでも少し見上げるくらいの高さとなりました。
画像を見ると少々高過ぎ感がありますが、画像は一番高くした状態なのでこの状態から下げる事は可能です。
この状態で数週間使ってみたところ、やはりせきねさんには視点が高い方がとても快適だったので「モニタースタンド(机上台)が必要」と言う結論に達しました(どんだけ座高高いんだ・・・)。
缶ジュースが入った「段ボール箱」は安上がりで良かったのですが、さすがに「見た目」がイマイチなのでもう少しマシな「モニタースタンド(机上台/卓上台)」を探してみる事にします。
「モニタースタンド(机上台)」を探す
せきねさんが使っている机は特別大きくもない普通の机なので、デスク上に可能な限りスペースを残せるように、なるべくコンパクトな「モニタースタンド(机上台)」を探す事にします。
・机が狭くなるのは嫌なので幅は30cm程度まで
・机が狭くなるのは嫌なので奥行きは25cm程度まで
・モニターの高さを最低でも7cm以上UPできる高さの台
・価格は5,000円程度まで
・ディスプレイを置いてもつぶれず耐久性があるもの
・台の中に物が置けたり引き出しが付いているもの
・できればカッコいいやつ
上記のような条件で探してみたのですが、全然無い・・・
何が無いって、ネットで少し探してみれば分かりますが「モニタースタンド(机上台)」ってどれも横幅が40〜50cm以上の大きな製品がほとんどで、横幅30cm程度のコンパクトな製品なんてほとんど無いのです。
↑お値段の方は意外とリーズナブルな製品が多いのですが、なぜにアレもコレもみんなサイズがでかいのでしょう?広いオフィスにある大きなデスク用?
例えばAmazonで人気のあるいくつかの製品を例にあげてみると・・・
3段階の幅調節が可能な多機能モニタースタンド
↑とても人気なこちらのモニタースタンド(机上台)。
台にスマホやタブレットを設置出来るホルダーが付いていたり、小物を収納できる引き出しが付いていたりと多機能でとても便利で魅力的です。
そして、さらにすごい機能があり・・・
↑左右の「足」が折りたたみ式になっていて、足を折りたたむ事で台の横幅を3段階に調節する事が可能なのです(台の高さはどの足を折り畳んでも変わらず8cmのまま。スゲーアイデア商品だなコレ)。
機能的にはこの台が良かったのですが、横幅が「52cm、47cm、42cm」の3段階なので一番小さくしても42cmあり、せきねさんの理想の横幅30cmまで小さくはなりません。
シンプルだけどしっかりしていて手頃なベストセラー机上台
Amazonで人気の机上台を探していたところ、「キーボードトレイ」カテゴリーでベストセラー1位になっていたのが・・・
↑こちらの「リヒトラブ 机上台」です。
丈夫なスチール製で、カラーも選べて何よりシンプルさがウケているのかな?と思います。
↑横幅としては「59cm」と「39cm」の2種類が販売されています(高さの異なる製品や引き出し付きの製品も売っています)。
う〜ん「59cmと39cm」ですか、やはり売れ筋の製品はそれぐらいの横幅みたいです。せきねさんの求める30cmぐらいの製品って作っても売れないのかな?
多分ですが、どの製品も台の下にキーボードを格納することを想定して、それで横幅が大き目に設計されているのではないかと思われます(そもそも商品カテゴリー自体「キーボードトレイ」ですからね)。
やっと見つけたコンパクトな「モニタースタンド(机上台)」
せきねさんの求める条件に合う横幅30cm前後のなるべくコンパクトな台をひたすら探しところ何とか2品だけ見つける事が出来ました。
トラスコの机上ラック WTAS300
↑TRUSCO(トラスコ)中山の「机上ラックC300(品番:WTAS300)」です。
大きさは横幅:30cm、奥行:25cm、高さ10cmです。
う〜ん、まさかトラスコ製品にたどり着くとは。さすがトラスコ。
↑使用例(画像は30cmではなく60cmの製品)。
無駄の無いとてもシンプルな作りですが、左右にも窓(開口部)がありケーブルなどを通す事ができて便利そうです。画像では見えませんが、天板の裏には横方向に補強が入っているので、薄くても一定の強度はあるようです(幅30cmの製品だと最大7kgまで。8kg前後のモニターが多いので少々足りませんがメーカー公称値なので1〜2kg程度オーバーしても多分大丈夫だとは思います。多分)。
Amazonのレビューコメントを見ても「コンパクトな机上台は貴重」とか「なかなか無いサイズ」とか「そもそも40cm未満の物がめずらしい」とコメントされている方多くて、きっとせきねさんと同じようになるべくコンパクトな机上台を探し回った結果全然無くて、ようやくこの製品にたどり着いた方々なのでしょう。
カラーはホワイトのみで、シンプルなデザインは好印象ですが、見方によっては飾り気が無さ過ぎてただの「事務用品」にしか見えないって話も・・・(いや家庭向けではなく職場向けの事務用品なので製品としてはコレで正解だと思いますが)。
NewerTechの「NuStand mini Monitor Riser」
そしてもう1つが・・・
↑Newer Technology(OWC)のMac mini用スタンド「NuStand mini Monitor Riser」です。
NewerTechと言えばアメリカのMac用アップグレードパーツの老舗で、そこが出しているMac mini向けに作られた製品なのですが、丈夫で分厚いアクリル製なので・・・
スペックをWeb上で確認すると・・・
↑耐荷重の事を言っているのか「最大30インチの液晶ディスプレイ(LCD)、または最大22インチのブラウン管(CRT)に対応」みたいな事が書いてあり具体的な数値は一切書いていないアメリカンな仕様になっています(笑)。でも、22インチのブラウン管って相当重たくて、調べると三菱のダイヤモンドトロンM2シリーズの22インチが約29kgあるので、それくらいまでは耐えられるという事なのでしょう(厚みのあるアクリルって丈夫ですからね)。
↑製品サイズはスペック上は「横幅:11インチ(27.94cm)、奥行:9インチ(22.86cm)
、高さ:2.5インチ(6.35cm)」と書いてはありますが、これもアメリカンな仕様なのでザックリとした値だと考えた方が良さそうです。
一枚のアクリル板を曲げて作ったつなぎ目の無い美しいデザインですし、アクリルなので台の内部にPCを置いてもスチール製(金属製)のスタンドと比べてBluetoothやWi-Fiの信号ロスが少ない利点もあるようです。
横幅27.94cm、奥行22.86cmと言うサイズ感はせきねさんが求めていたコンパクトな机上台にぴったりです♪高さが求めていた7cmよりわずかに低い6.35cmな点がおしいですが、ほぼ理想に近い値ですし、お値段も5,000円でギリギリお釣りが来るくらいの価格なので、せきねさんはコレを買ってみる事にしました。
横幅と高さがひと回り大きい製品もある
ちなみにNewerTechからはもうひと回り大きい「XL」サイズの・・・
↑「NuStand mini XL Monitor Riser」という商品も用意されています。
こちらは「横幅:35.24cm、奥行:22.86cm、高さ:9.53cm」です。
↑恐らく、AppleのMagic Keyboard(テンキーなし)を格納出来るサイズとして「XL」が追加されたのだと思われます。
同じデザインでもっと横幅が欲しい人は
NewerTech製ではありませんが、全く同じアクリル一枚板のデザインで幅がより大きい製品がネットで売っています。
↑サイズは「横幅:54cm、奥行:22cm、高さ:7.2cm」です。
これなら大きなキーボードでも収納できそうです。
↑メーカーとしては耐荷重20kgまでとしていますが、1cm厚のアクリルを使用しているので、それ以上の重さでも多少たわみが出るものの40kgぐらいまでは割れずに耐えられるようです。やはりアクリルは強いです。
Newerの「NuStand mini Monitor Riser」が到着
せきねさんがYAHOO!ショッピングで購入した「NuStand mini Monitor Riser」が届いたので、箱を開けてみたら・・・
↑どうやらYAHOO!ショッピングで買った物がAmazonから送られて来たようです(物流って複雑ね)。
2個目の箱の中身は・・・
↑NewerTech製「NuStand mini Monitor Riser」です♪(楽天の箱が出て来なくて良かった)。
↑裏側。Web上の製品画像には付いていませんでしたが、裏側の四隅には・・・
↑かなり大きくて分厚いクッションゴムが貼り付けられていました。傷つき防止と滑り止めの役割があるものと思われます。
そして、大きさ的に多分・・・
↑3M製の「しっかりつくクッションゴム」(直径9.5mm、高さ3.8mm)が貼り付けられているのではないかと思われます。

↑真横から。クッションゴムの厚み分、底面部分にすき間が出来ます。
↑角の部分が出っ張っているからです。一枚板のアクリルを曲げて作る時にどうしても角がつぶれて出っ張ってしまうのですが、平にするには全体的に削らないといけないし、パッと見で特にそこまで気になる程出っ張っている訳ではないのでこんなものなのでしょう。
↑重さは「882g」でした。見た目以上に結構ズッシリしっかりと言った印象です。
輸入品なので細かい傷は大目に見てあげて下さい
↑一箇所だけ側面に床で引きずったような傷があり、軽く研磨したぐらいでは落とせない深さの傷でした。Made in U.S.Aなので致命傷にはならないこの程度の傷は大目に見てあげましょう。
製品の実際のサイズを計測してカタログスペックと比較
製品のサイズについて、何だか怪しいので本当にカタログスペック通りの値になっているのか、念の為確認してみる事にしました。
まずは横幅から
↑カタログスペック上の横幅は「11インチ(27.94cm)」ですが、実際は「27.1cm」でした。8mm程差があります・・・。
↑続いてカタログスペック上の奥行は「9インチ(22.86cm)」ですが、実際は「22.8cm」でした。こちらはピッタリです。
↑最後にカタログスペック上の高さは「2.5インチ(6.35cm)」ですが、実際は「7.4cm」でした。底面に貼り付けられたクッションゴムの厚み(重みでつぶれると約3mm)を引いたとしても、カタログ値より7mm程高いです。
(まぁ、高さ7cm以上の台が欲しかったので個人的には都合の良いラッキーな結果となりました。)
カタログスペックとは少々差がありますが(同じ製品を2個買ったら2個とも同じ誤差が出るのか、それとも個々に大きさがバラバラなのかは不明)、まぁMade in U.S.Aなので広い心で迎えてあげましょう。
↑とりあえずせきねさんが使っているEIZOの24インチのモニタ(2013年に中古で買ったEIZO初のLED液晶「EV2436W」)の足がちょうど良く収まるサイズでした♪
スタンドの中にMac miniを設置してみる
せきねさんとしてはちょうどいいサイズのモニタースタンドとして購入したのですが、製品としてはスタンドの中にMac miniが程良く収まる事を売りにした製品なので、実際にMac mini(2018)を設置してみようと思います。
↑台の中にMac miniを置くとこんな感じ。
確かにMac miniにちょうど良いサイズ感です。
そして、透明なので見栄えもなかなかいい感じです。
↑真横からみるとこんな感じ。Mac miniの上部には結構な空間ができるので放熱性が大きく失われる訳ではなさそうです。
↑何となくこの空間の高さを測ってみたらピッタリ「3cm」の空間が出来ていてびっくりしました。まさかこのピッタリ3cmを狙って実は超精密に作られたスタンドだったのかも?・・・(恐るべしMade in U.S.A! いや、センチじゃなくてインチで設計しているはずなので単なる偶然でしょう・・・笑)
↑さて、スタンドの構造上ケーブル類は前方か後方からしか出せません(細めのケーブルなら左右の底面のクッションゴムのすき間を通せますが)、画像のように壁に向かって机を設置している環境では頻繁にMac miniのポートへアクセスする場合にはMac miniの向きを逆にするとか、USBハブを接続するとかしないとちょっと使いづらいかも知れません。
↑Mac miniの下に適当な板(トレー)を置いておけば・・・
↑板(トレー)と一緒にMac miniを引き出す事ができるので多少アクセスしやすくなりそうです。
ただ、せっかく透明なアクリルなので・・・
↑EIZOのスタンドを一番高い位置までリフトUPすると、10.5インチのiPad(iPad Airの第3世代)がちょうど良く収まって便利です(macOSのSidecar機能でiPadをセカンドモニタとして活用)。
必ずしもMac miniの格納を意識する必要はない
今回購入したスタンドは内部にMac miniがピッタリ入る設計ではありますが、せきねさん的にMac miniは・・・
↑縦置きで使うのが一番便利な気がします。我が家でも今までずっと縦置きで使用して来ました。何よりこの方が省スペースですから。
↑スタンドの中にMac miniを入れるよりも外にあった方がポートへのアクセスも便利ですし・・・
↑必ずしもスタンドの中にMac miniを入れなくても周辺機器などを格納すれば十分便利に活用できると思います。
↑キッチンで使っていた無印良品の「ポリプロピレン整理ボックス3(190円。幅17cm、奥行25.5cm、高さ5cm)」がギリギリ収まったのですが・・・
↑こんな感じで何かトレーを引き出しのようにして使うと便利そうです。
ちなみに、Mac miniの縦置きについては余程意図して揺らさない限り倒れたりはしませんが、心配な場合は・・・
↑ネットでこんなスタンドが売っており、元々はノートPCやタブレット端末を立てて収納する為のスタンドなのですが、このスタンドをMac mini用のスタンドとして活用していらっしゃる方も結構います。
↑アルミ製でしっかりしていて、幅も自由に調節ができるのでMac miniの縦置き用にせきねさんも買ってみようかなと検討中です。
↑MacBook ProやiPadに合うカラーを選択する事ができますし、機能的でありながら見た目もなかなかカッコ良いいナイスな商品だと思います(内部には傷つき防止のゴムが貼られています)。
まとめ
と言う事で、見た目がイマイチな段ボールのスタンドから・・・
↑Mac mini用のオシャレなアクリル製スタンド「NuStand mini Monitor Riser」に変更した事で、机の上が何だかスッキリしましたし、一番の目的であったディスプレイの高さも程良くあげる事ができ、座高の高いせきねさんも快適な視点でディスプレイと向き合う事が出来そうです。
「NuStand mini Monitor Riser」は他にはないコンパクトサイズで、丈夫で、透明で威圧感も違和感もない色々とちょうどいい素敵な「モニタースタンド(机上台)」だと思いますので、せきねさんのように座高の高さに自信のある方やディスプレイ下を有効活用したい方、Mac miniをお使いの方、ディスプレイの高さにお悩みの方は参考にしてみて下さい。