こんばんは、せきねさんです。
今日は「パン焼き機(かっこよく言うと「ホームベーカリー」)のお話です。
「ホームベーカリー」と言えば、2010年に発売され何かと話題になった・・・
↑サンヨーの「GOPAN(SPM-RB1000)」です。
(5万円前後する商品ですが、大人気で売り切れ状態がずっと続いていました)
「GOPAN(ゴパン)」は小麦粉ではなく
お米の「米粒」を直接GOPANに入れて、お米からパンを作ることが出来てしまうとっても画期的な商品です。
昨年結婚して、奥さまが「パン焼き機が欲しい」と言っていたので
どうせ買うなら少し高くてもお米からパンが作れちゃう何かと話題のGOPANを買おうと思っていました。
でも、2011年にサンヨーが潰れたので(Panasonicの子会社化)
その内きっとPanasonicから新型のGOPANが出るだろうと予測して
初代GOPANを見送って、新型GOPANの発売を待っていたところ・・・
2011年12月に・・・
↑Panasonicより新型の「GOPAN(SD-RBM1000。定価:49,800円)」が発売されました。
お値段は普通のホームベーカーの約2倍以上で、相変わらずお高い高級品なのですが
お米からパンが出来ちゃうなら、ハイテクで楽しいしコレを買うことにしました。
そして、奥さまに
「ずっと待っていたGOPANの新型が出たから買うよ!」
と伝えたところ意外な回答が・・・
画期的な「GOPAN(ゴパン)」より「普通のホームベーカリー」の方が良い?

ずっと待っていたGOPANの新型が出たから買うよ!

ゴパンじゃなくて、普通のホームベーカリーでいいんじゃない?
普通のパン焼き機の上位モデルを買えば、蒸しパンとかケーキも作れるし、パン焼き機としてはゴパンより多機能だよ

いやいや、お米の米粒を入れればパンが焼けちゃう高級ハイテクマシンだよ!

お米からパンが焼けると言っても、お米以外に「グルテン」とか言うあまり一般では売っていない材料も入れる必要があるんだよ

えっ?そうなの!?米粒だけ入れればパンが焼けるのかと思った・・・

それに、ゴパンは米粒(生米)を砕く装置が付いている分
普通のホームベーカリーより1.5倍以上の大きさでスペースも必要だし(重さも約2倍)、米粒を砕く時の騒音もそれなりに大きいらしいよ

(お家せまいから…)なるべく小さい方がありがたいね・・・。それに寝ている間に焼く場合は静かな方がありがたいね・・・(お家せまいから音も響くし…)
ゴパンって、米粒からパンを焼けるって言う特徴はすごいけど、単純にパン焼き機として考えると値段は倍だし、他のパン焼き機より機能(メニュー)が特別多い訳でもないし、設置面積も大きくて重いし、音もデカイってことか・・・

でも、やっぱり普通の小麦粉のパンじゃなくて、ゴパンを使ってスーパーとかでは見かけない米粉のパンを食べられるのは魅力的だよ!

普通のパン焼き機でも、米粒は無理だけど、炊いたご飯を使えば米粉パンを作ることが出来るんだよ

う〜ん、わざわざ炊いたお米を使うのは何だかね・・・残りご飯があればいいけど、ある日急に「米粉パン食いてぇ〜」って思った時にすぐに作れないじゃん

・・・。
でも、最近は米粒をあらかじめ砕いて「米粉」と「グルテン」をセットにしたグリコの「こめの香 米粉パン用ミックス粉 (6斤分・グルテン入りで1,995円)」って言う、米粉パン用の材料セットが売っているから、ゴパンではなく普通のホームベーカリーでも気軽に米粉パンが作れるんだよ」
(1斤(きん)=6枚切りの食パン6枚分。もしくは8枚切りの食パン8枚分です。つまりスーパーで売っている食パンのかたまり1個分ってこと)

なるほどねぇ〜(ガッテンガッテン)
じゃあ、ゴパンはやめて、なるべく多機能な普通のホームベーカリーを買って、米粉パンが食べたくなったら米粉パン用の材料セットを買うことにするよ。ありがとう♪
と言うことで、パン好きの奥さまのアドバイスを受けて最終的にせきねさんが買ったのは、ゴパンではなく・・・
↑Panasonicの普通のホームベーカリー「SD-BMS104(Yahoo!ショッピングで21,600円)」です。
買った当時(2011年12月)は、一応Panasonicの最上位機種だったので、とっても多機能です(お正月にはこれをクルマに積んで、津久井の実家でお餅を作りました)。
↑上蓋を開けると、クルミやレーズン等をセットする場所があります。
パンを焼く工程の中で、ちょうど良いタイミングで自動的に・・・
↑こちらが、先程紹介したグリコの「米粉」と「グルテン」のセットです。
画像左のグルテン入りの「ミックス粉(900g)」が2袋と、
画像右の「ドライイースト(4.2g)」が6袋入っており
「6斤分」のパンを作る事が出来ます。
ヨドバシで送料込の1,980円のポイント10%なので、実質約1,800円と考えて
6斤分なので1斤あたり300円って計算になります。
う〜ん、イオンとかのスーパーで激安の食パンが1斤100円(って相当安いやつだけど・・・)で買えることを考えると
米粉パン(1斤300円)は結構高級な食パンです。
そもそも激安の食パンと比べてはいけないのかも知れませんが・・・
(ヤマザキの「ダブルソフト(市場価格:198円)」とかと比べれば、まぁ米粉の分高いと思えば妥当な所か・・・)
↑パンが焼けたところ(だいぶ昔に撮影したので、このパンが小麦粉か米粉か忘れました・・・)。
さて、パン焼き機自体の使い勝手などについては、ネットで沢山レビュー記事があるし
ホームベーカリー自体が結構流行っていて、雑誌でもよく特集されていたりするので
せきねさん家では省略します。
せきねさんが、ご紹介するのはパン焼き機本体ではなく
作ったパンを入れる為の「食パンケース」です。
ケースやスライサーやブレッドナイフが一体化したオールインワン食パンケース
ホームベーカリーを買うと、必ず・・・
「パンを入れる為のケース」と「パンを切る為のナイフ」が必要になります。
食パン用の「ケース」は、タッパーウェアのようなプラ容器が市販されていて・・・
↑こんなやつに入れている人も結構多いと思います(画像はユニックス AG タイトロック TLO-55)。
「ナイフ」は「ブレッドナイフ」とか「パンナイフ」とか「パンスライサー」と呼ばれていて・・・
↑売れ筋だと下村工業製の「パンスライサー(OVD-17)」(1,500円前後)や、もっとお高いやつ(5,000円以上するものも)までピンキリです。
安く済ませるなら、わざわざ専用のケースやナイフを買わなくても
「包丁」で切って、ビニール袋に入れておけばよい話ですが
実際に包丁でパンを切ってみると、結構難しくて、なかなか上手く切れないものです。
まっすぐ切れなかったり、1枚1枚の厚みが違ってしまったり・・・
と言うことで、色々検討してせきねさんが買ったのが、こちら・・・
↑パール金属の「パニエーレ パンケース C-1097」です!
ですが、ただのパンケースではなく・・・
↑ケースの横にナイフが付属しています♪
このお値段で「ケース」だけではなく「ナイフ」も付属しているなんてお得!
↑ナイフは持ち手の部分が折りたたみ式なので、長さの割にコンパクトに収納できます♪
さて、せきねさんも自分で・・・
↑パンを切ってみようと思います(撮影時はパン切り初心者です)。
ちなみに、パンは焼きたてだと「パンくず」が激しく飛び散るので
放置してしっとりしてから切った方が切りやすいし、パンくずも出にくいです。
このパンケースを使えば・・・
↑「薄切」とか「厚切」とか目安になるメモリがついているので便利です!
しかも・・・
↑こんな感じでパンケースのガイドにそって切れば良いだけなので初心者にも簡単にまっすぐ切る事が出来ます(スライサー機能付き)。
だから初心者のせきねさんでも・・・
↑こんなにきれいにカットできました!(パンくずもあまり出ていません。8枚切りの予定が謎の7枚切りになっていますが・・・)
このパンケースに付属のナイフは「おまけ」程度と思いきや、とっても良く切れて大満足です。
切ったパンは・・・
追記:他社から色違いのケースが登場
せきねさんが買ったパール金属製の「パニエーレ パンケース C-1097」はこの記事を書いた後にどうやら販売終了になったみたいなのですが、他社さんから見た目が全く同じオールインワン「パンケース」が販売されており、それが・・・
↑川崎合成樹脂の「パンハウス」です。
見た目も昨日も全く同じにしか見えませんが、パール金属製のパンケースと比べて・・・
↑カラーリングが豊富で3色から選択できるのは嬉しいところです。
新型?四角いオールインワンタイプの「パンケース」も登場
パン焼き機は何であれ、せきねさん的に「パンケース」や「スライサー」や「ブレッドナイフ」が一体化したオールインワン「パンケース」がおすすめなのですが、せきねさんが買ったパンケースよりも四角く角ばった(同じパール金属製なので新型?)製品が出ているようです。
それが・・・
↑こちらの「パール金属 ブレッドケース IN CUBE C-1087」です。
↑せきねさんが買ったモデル同様に「ブレッドナイフ」など全てが一体化したオールインワンタイプの「パンケース」です。
↑こちらは四角い「キューブ型」になったので、使わない時にパンケースの上にモノを置いたりも出来そうです。
(結構サイズが大きいので、我が家も使わない時にケースの上にモノを置くことがあり、こちらの方がケースの上が平らないのでモノを置きやすそうです。)
ホームベーカリー購入後は市販の「食パン」を買わなくなりました
さて、出来上がった「米粉パン」についてですが、せきねさんは「味おんち」なのでお味について気の効いたコメントはできません・・・
(米粉パンの方が確かにもっちりとはしていますが、正直なところせきねさんには米粉パンも小麦粉パンもあまり大差ないような気がします・・・←やっぱり味おんち。笑)
ですが、このホームベーカリーを買って1年経ちますが
スーパーで「食パン」を買うことは一切無くなり、「食パン」は全て自分のお家で焼くようになりました。
週に1回もしくは多い時は週に2回程、奥さまがパンを焼いてくれます。
(米粉パンも時々焼きますが、やっぱり小麦粉のパンを焼くことが多いです)
お家で焼ければスーパーに買いに行く手間や時間や交通費は浮きますが、電気代はそれなりにかかると思います。
ですが、味は美味しいし、上手く切れば見た目は売ってる食パンと一緒だし、食べたい時にいつでも焼けるし、焼きたてを食べることも出来るし
ケーキやお餅なども作れるし、週1回以上という使用頻度を考慮すれば、買って良かったなと思います。
ちなみにGOPANですが、価格改定した?ようで、発売当初は49,800円ぐらいだったのが
かなり安くなって現在は25,000円前後で買えるようになりました(2万円以下で売られているお店もあるそうです)。
GOPAN導入の大きな壁だった価格について
普通のホームベーカリーと同じ価格帯になったのでGOPANを買っても損は無いと思います。
米粉パンに必須の「グルテン」も、手軽に買えるようになり・・・
↑500g2個入りで1,260円で買えます(ヨドバシだと1,260円+10%ポイントで送料無料)。
(1斤あたりグルテン50gを使うので約20斤分です)
米粉パンの敷居も下がったので、これからホームベーカリーを買う人はますます悩みそうです。
まぁ、どれを買っても楽しめる気がします。
以上、「ホームベーカリー」と「パンケース」でした。